今日の各朝刊紙のトップ記事は、ほとんどが南北朝鮮首脳会談の合意についてである。さしも強面の金正恩・北朝鮮労働党委員長と文在寅・韓国大統領との会談が、来月末に軍事境界線上の板門店で行われるとの見通しについて書かれている。1泊2日の行程でピョンヤンを訪れ、金委員長と会談した韓国大統領府の鄭義溶・国家保安室長が昨晩合意内容を公表した。
急速に融和ムードが広がり、あのいつも仏頂面の金正恩委員長が温かく韓国代表団を迎え、終始笑顔を絶やさなかったことが不思議な気がする。
ただ、これを額面通り受け取って良いものかどうか、各方面から疑問を投げかけられている。例えば、合意内容に「北朝鮮は非核化問題協議と関係正常化のため、アメリカと対話する用意がある」とあるが、トランプ大統領は話し合いの前提として核開発及び核実験中止を言っている。その一方で金委員長は核保有の正当性を主張し、核・ミサイル開発を続ける姿勢を変えていない。この辺りのずれをどう修正し、真の合意を取り付けることが出来るだろうか。
さて、国内では、このところ森友学園問題が改めて注目を集めるようになった。それも近畿財務局が森友学園と国有地売却について交わした公文書を、財務省が一度は保管してないと言ったが、その後保管されていることが判明し、更にそれが書き換えられていたことが暴露され、国会参議院予算委員会でその書き換え疑惑が紛糾しているからである。
今問題になっているのは、書き換えられたと見られている公文書が、捜査のため現在大阪地検にあり、野党議員から提出を求められているが、麻生財務相が捜査上提供出来ないような発言に不満の声が聞こえている。問題は段々大きくなり深みにはまっているようだ。最終的にはやはり佐川宣寿・国税庁長官と安倍昭恵首相夫人の国会証人喚問を行わないと前へ進まないと思う。
3日前にノートPCの容量不足でいつも世話になっているITコンサルタントにソフトの取り換えを依頼していたが、取り換え作業が済んだと連絡があり田園調布駅でPCを引き取った。これまで使用していたソフトWindows10 を、Windows10更新版+Office16に代えてもらった。このブログは新しく代えたもので書いている。