4397.2019年5月27日(月) 今日も話題はトランプ大統領の言動

 気温は昨日に比べれば低かったが、今日も全国的には高めで、埼玉県熊谷市では36.2℃を記録し今日の最高気温だった。その中で昨日最高気温ベスト10を独占した北海道では、東京の32.4℃を、帯広35.8℃、札幌34.2℃、旭川33.1℃が上回った。普段なら北海道より暑いはずの沖縄、九州、四国は各都市とも30℃を下回った。わが世田谷区は午後3時現在31℃が最高だった。都内の気温は連続4日間真夏日だった。観測史上5月では初めてである。

 さて、午前中皇居を訪れた国賓のトランプ大統領夫妻は、天皇・皇后両陛下と歓談された。両陛下とも通訳抜きで話された。大統領の普段の言動から周辺では両陛下や皇族に対して失礼な振る舞いがあるのではないかと心配されていたようだが、大統領は事前に予行演習をしていたようで杞憂に終わった。確かにいつも背広のボタンをかけていなかったが、今日はきちんとしていた時もあったり、相変わらずボタンをかけていない時もあった。

 それにしても今日各テレビ局ではトランプ大統領の話題で持ち切りだったが、番組出演者は公式行事でトランプ大統領が閲兵している時におしゃべりが絶えず、もう少し黙って画面を観ていることが出来ないのかと思ったほどである。これでは大統領の方がよほどいい子だったと感じた次第である。

 夕方には両陛下主催の宮中晩さん会が皇居内豊明殿で開かれ、大統領夫妻が両陛下に招かれた。その立ち居振る舞いがテレビで生中継されていたが、気のせいかどうも両陛下に比べると大統領夫妻はやはり上品さで大分劣るようだ。

 海外の報道はやや冷ややかなようだが、特にワシントン・ポスト紙はトランプ大統領にゴマをする各国首脳が多いが、安倍首相はそのハードルを上げたと皮肉たっぷりのコメントを書いたようだ。

2019年5月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4396.2019年5月26日(日) トランプ大統領の熱気で5月史上最高気温?

 今日は昨日来日したトランプ大統領の一挙手一投足がテレビで報じられた。まず、午前中にホテルから千葉県の「茂原カントリー倶楽部」までヘリで飛び、その前にヘリでやって来ていた安倍首相が出迎え、ともにゴルフをプレイした。

 午後は夫人同伴で両国国技館にて大相撲千秋楽を観戦したが、これまでに観戦した歴代要人は皆2階の貴賓席で観戦したものである。今日は初めて向正面中央部周辺に特別に椅子を設置してSPやSSに警備されながら、最後の5番を観戦した。警備も大変だったのではないかと想像される。来日前から相撲には興味があると言っていたが、一番一番の勝負にあまり興奮していないことから考えるとそれほど面白くはなかったのではないかと思う。その後土俵上の表彰式で八角理事長による優勝力士・朝乃山への天皇賜杯授与、安倍首相の総理大臣杯授与の後、トランプ大統領によるアメリカ大統領賜杯授与が行われ、大統領自ら朝乃山へ直接授与された。高さ137㎝、重さは約30㎏もあるので介添役の親方がフォローしていた。国技館内の雰囲気は熱気があり拍手で大統領を歓迎していたので、帰るころには大統領もすっかり上機嫌になり好印象を持たれたのではないかと思う。

 夕方には首相招待により六本木の炉端焼き店で夕食を済ませて今日のスケジュールは幕を下ろした。明日は午前中から皇居へ向かい、天皇・皇后両陛下に最初の国賓としてお会いになり、午後は首脳会談、そして天皇主催の宮中晩さん会で全予定を終了する。大統領には、くれぐれも粗相のないようお願いしたい。

 さて、このところ5月としては極端に気温が高く、史上初という日が多いが、今日の高温は5月とは考えられないものだった。関東地方の各県庁所在地は悉く史上初という高温だった。各地の気温をみても都市別に1位から上位32位まですべて北海道の市町村であるのは少々異常で驚いた。1位が佐呂間町の39.5℃、2位が池田町、帯広市、足寄町の38.8℃の高温には、唖然とするばかりである。59位に都内練馬区が34.7℃でランク入りしている程度である。不思議なことに、今日の全国高温ベスト10は、すべて北海道の都市だったが、昨日北海道は1都市も高温都市に入っておらず、常連の九州、四国、西日本の都市ばかりだった。それだけに今日の北海道はいずこも異常気象だったのではないだろうか。

 これでは外へ出る人も少なくなるだろう。幸か不幸か、明日はやや下り坂との予報が出ているので多少ホッとしているが、これから異常気象には悩まされそうである。

2019年5月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4395.2019年5月25日(土) トランプ大統領2度目の来日

 午後5時ごろアメリカのトランプ大統領夫妻が大統領特別機で羽田空港へ到着した。2年前来日された時は、立川米軍基地に着いてヘリコプターで都心へ移動する国賓らしからぬ奇妙な入国の仕方だった。メディアでは令和最初の国賓として紹介しているが、「国賓」という呼び方は最初の訪日の際だけに使用される待遇で、2度目以降は「準国賓」とか、「国賓待遇」と呼ぶと以前聞かされていた。

 かつてシンガポールのユー・クアン・リー首相が2度目の来日をされた折、ロマンスカーで箱根湯本までお供したが、諸々の手配をするに当たり、外務省で事前に打ち合わせした。その時外務省係官からリー首相は2度目の来日だから「準国賓」と呼ぶと説明を受けた。それがいつの間にかトランプ大統領の2度目の来日では「国賓」となっている。今や外務省の見解が覆ったのだろうか、どうも釈然としない。

 トランプ大統領来日に当たって数日前から都内を中心に大勢の人が集まる場所での警戒が厳重で、コインロッカーなどは全て鎖錠されて使用出来ない状態である。28日まで4日間という超多忙のアメリカの大統領にしては長逗留である。明日は、午前中安倍首相とゴルフをプレイして、午後は両国国技館で大相撲夏場所千秋楽を観戦する予定で、優勝力士にはアメリカ大統領カップを直接手渡す段取りになっていた。ところが、今日14日目にして平幕力士・朝乃山の令和最初の初優勝が決まってしまった。手に汗握る優勝争いの後の表彰式で、大統領自らカップを手渡そうとしていたのに、期待を裏切られてがっかりだろう。朝乃山の優勝は、富山県出身力士としては、横綱太刀山以来実に103年ぶりだそうである。

 大統領は明後日令和最初の国賓として皇居で天皇・皇后とお会いになる。あまりお行儀の良くない大統領が粗相をしないかと少々心配になる。

 気になるのは、最近アメリカが矢継ぎ早に中国へ貿易戦争を仕掛けたそのしわ寄せである。アメリカがファーウェイ製品に輸出規制を設けたせいで、日本でもアマゾン商品販売などに影響が表れている。更なるとばっちりが日本側に跳ね返ってこないか気になる。特に懸念されるのは、農家が農産物輸入品の関税を引き下げられることを心配していることである。少しでも輸入関税が引き下げられたら北海道の酪農農家は破産してしまうだろう。先般アメリカの言いなりにF35戦闘機を147機も爆買いすると発表したが、それとのバランスはどうなるのか、そのあたりの駆け引きをどう調整出来るのか注目して見てみたい。

2019年5月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4394.2019年5月24日(金) 各国の選挙及び政治事情

 先のインドネシア大統領選で敗れた軍人プロヴォ氏が、一昨日再選されたジョコ大統領を選挙に不正があったとして認めないと声明し、国民にデモを煽り、首都ジャカルタ市内は暴動となり死傷者も出て一日中混乱した。5年前の大統領選でも敗れたプロヴォ氏は、敗戦後憲法裁判所に不正があったとして申し立てたが、結果は覆られなかった。今回も不正があったと選挙結果を認めようとしないが、得票率ではジョコ大統領の55.5%に対して。ポロヴォ氏の得票は45.5%で勝敗は明らかである。これを不満として国民をけしかけても無駄であろう。

 インドでも昨日漸く総選挙の結果が発表された。有権者数が実に9憶人と言われ世界最大の選挙と呼ばれている。しかし、いくら国土が広く、有権者が多いにしても総選挙が実施されたのは、4月11日からである。あまりにも時間がかかり過ぎている。

 結果は、モディ首相が率いる与党インド人民党(BJP)が単独で過半数を確保して圧勝した。近年経済成長著しいインドは、5年前に州知事として経済発展させたモディ氏の人気と実績を以て、BJPが単独過半数を獲得し、モディ氏が首相の座に就いた。今回の選挙ではインドの名家ラフル・ガンジー総裁を戴く国民会議派が地方の人気を背に支持固めを図ったが、及ばなかった。ガンジー総裁はモディ首相を早速祝福したことでも、インドネシアに比べてインドは大人の対応だった。

 昨日の本ブログにも取り上げたが、相も変わらずイギリスがEU離脱について国家の態度が決められない。メイ内閣も内部分裂して首相も困惑していると思っていたところ、今日メイ首相は6月7日に保守党党首を辞任し、その後保守党党首が決まり次第首相の職も辞すると涙ながらに語った。

 ひとつ国内ですごいと思うニュースがあった。近所に住んでいる将棋の羽生善治九段が、昨日公式戦通算1433勝を挙げ、永世名人大山康晴氏と肩を並べたことである。大山名人は当時69歳だったが、羽生九段はまだ48歳である。すでにいくつもの記録を作った羽生九段だが、まだまだ記録は塗り替える可能性があると期待される。

 今日は日本中どこも暑かった。最高気温は高知県四万十市の34℃、東京は31℃でいずれも真夏日である。熱中症で倒れる人が多く、この暑さの中で明日全国的に多い小学校の運動会が気遣われている。次男の小学3年の長男もそうだ。何事もなければいいがと願う。

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4393.2019年5月23日(木) 日本は「世界で最高の国」第2位

 「世界で最高の国」を選ぶ「ベスト・カントリー2019」という国際ランキングがあり、選び方が随分抽象的だが日本が第2位に選出された。このランキングは、トランプ大統領が卒業したアイビー・リーグの名門ペンシルバニア大学、U.S.ニュース&ワールド、そして世界最大の広告代理店BAVコンサルティングが2016年から毎年行っている。日本は初年度は7位だったが、その後毎年順位を上げてスイスに次ぐポジションを占めた。

 評価の対象は、「グローバルにどう認識されているか」「冒険性」「国民の権利」「文化的影響力」「起業家精神」「伝統」「将来性」「ビジネスへのオープン性」「パワー」「生活の質」などで、こういう基準だと日本はスコアが悪いと思われるのだが、意外にも高得点だった。

 因みに第1位はスイス、3位はカナダ、4位ドイツ、5位イギリス、6位スェーデン、7位オーストラリア、8位アメリカ、9位ノルウェーだそうだが、日本が2位に就いているのは、安全性が高いことが大分評価されたようだ。アジアでは断トツで嬉しいことではあるが、手放しで喜べないところもある。

 さて、EU離脱問題で揺れているイギリスでは、EU離脱か、残留か、相変わらず方針がはっきりしない。すでに国民投票の結果では、離脱が決定してその時期を待つばかりとなっていた。それが現実問題となると、関税問題や北アイルランドとアイルランドの親子関係が他人になる、など新たな問題が浮上して国内皆評論家となり、国としての毅然とした考えが分からない。議会では与党保守党と労働党が主導権争いで相手に難しい課題を突き付けている。そこへブレグジット(離脱)党という新党が大きな力を示してきた。離脱時期も再三延期され、今年10月まで決定は延期されている。

 近年のイギリスの国内統治力の衰えは、哀れに思えるくらいである。かつての世界に冠たる大英帝国の栄光は完全に消滅した。それは、この問題ばかりでなく、「船頭多くして船山に登る」の類である。24日にメイ首相は辞任を公表すると見られている。これではロヒンギャ問題の当事者であり、仕掛け人であるイギリスは、家庭内の騒ぎに取り紛れてとても外の問題までは手が回らないだろう。

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4392.2019年5月22日(水) 愛車とまもなくお別れ

 このところ高齢のドライバーによる交通事故が頻発している。特に衝撃的だったのは、1か月前に87歳の元通産省高級官僚が池袋駅周辺で母子を死に至らしめた悲惨な事故である。老人は交通信号を無視して猛スピードで交差点に入り清掃車にぶつかり、そのとばっちりで自転車に乗っていた母子を死亡させた。外にも負傷者がいる。本人もケガをして入院していたが、このほど退院して事情聴取に応じていた。一見してとてもハンドルを握れるような人には見えない。杖をつきながらやっと歩いているように見えた。本人は、ブレーキを踏んだが停まらなかったと述べているようだが、警察はブレーキではなくアクセルを踏んだとの見方をしている。年を取れば勘違いもあるだろうし、身体が思い通りに動かなくなることもある。事前にご近所では、もう運転を止めると言っていたようで、本人もそろそろ限界を感じていたようだ。こんな状態で運転したのが不幸だった。

 警察庁でも認知症患者や高齢者で車の必要がなくなったら、極力免許証を返還するよう勧めている。

 私自身傘寿になったら車の運転を止めようと考えて昨年その80歳になったことと、今年免許期限が切れること、更に自家用車の車検が7月に切れるということもあり、6月いっぱいで車の運転を止めることにしている。妻は73歳でまだ運転したいと言っていたが、その間に一旦運転中止を決めながら運転して事故でも起こしたら取り返しのつかないほど後悔することと、乗る機会が減ったら費用が掛かりすぎる点を説得して運転しないことを不承不承納得させた。

 車の処分もいろいろ考えたが、金銭のやり取りなしに譲渡することがベターと考え、会社の山岳部の仲間に譲ることにした。

 車は便利であるし、車への愛着がないわけではないが、昨今高齢者の運転事故が多発していることを考え、無理しないことと、必要な時はタクシーを利用すれば事足れりと考えた。今まで自家用車として乗ったのは現在所有のフォルクスワーゲンが6台目であるが、一抹の寂しさを感じないわけではない。

 海外でもニューヨークで同地の公認会計士だった学生時代の友人とコルベット・スティングレイを共有していた。サイパンでは毎年1カ月20年近くも厚生省課長専属のドライバーを務めたこともある。ベルギーや、ハワイでもレンタカーを利用したことがある。

 これまで車でどれほどの距離を走行したかは分からないが、免許を取得して60年近くの間にかなり走ったと思う。来月妻と箱根へ最後のドライブを楽しんで愛車に感謝の気持ちでお別れしたいと考えている。あれこれ考えるとちょっと寂しい気もしている。

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4391.2019年5月21日(火) 修学旅行に代わって教育旅行

 ここ数日来日本列島は激しい雨に襲われている。3日前の屋久島の豪雨に続いて、昨日から今日にかけて九州から本州南岸沿いに風を伴った雨が通り過ぎ、午後3時ごろまで雨は降り止まなかった。関東地方では今年最大の降雨量だった。

 3時から半蔵門の海事センタービルでNPO法人 JAPAN NOW観光情報協会総会が開かれ、その後須田寛・JR東海相談役が「観光と修学旅行」と題されて講演された。今取り掛かっている共著にも修学旅行について私自身触れているので、興味深く聞いていた。「修学旅行」という呼び方は、最終学年に旅行していた慣習からそう呼ばれているが、現在中高では2年生時に旅行することが多いので、「教育旅行」と呼ぶとは寡聞にして知らなかった。須田氏は国鉄時代の修学旅行実績に基づいて分かりやすく修学旅行と産業観光について話された。

 須田氏は産業観光についても意欲的に話された。修学旅行を「教育産業観光旅行」として、旅行中全員同行動の他にグループ単位で行動する際に産業教育として産業の現場で生徒たちに体験させたら実を上げることが出来ると主張されていた。精力的に1時間たっぷり講義され、随分教えていただいた。

 講演会が終わってから遅ればせながら「銀座ライオン」で開かれていた大学ゼミの懇親会に駆け付けた。12人ばかりが集まっていつも通り他愛ない話で時を過ごした。この後は7月に浅草公会堂に家族連れで集まることになる。今日参加していたチェリスト赤松晋さんが所属するアマチュア・オーケストラの定期公演会が開催されるのだ。ゼミの固い絆は相変わらずである。

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4390.2019年5月20日(月) 消費増税に説得力はあるか?

 政府内や経済界には安倍首相が提唱したアベノミクスによって好景気とのムードがある。今年10月に消費税が2%アップされるのも国内総生産(GDP)が堅調に推移していたからこそ説得力がある。ところが昨今景気が下降気味で消費税値上げに関して、その根拠に一部に疑問が出されていた。日銀短観でGDPが下がれば考えなければならないと陰では心配していた。荻生田光一・自民党幹事長代行が消費増税を延期することも考えられると勇み足発言したほどである。仮にそうなると消費増税を実施し難くなると懸念されていた。

 今日内閣府は今年1~3月期のGDPを発表した。前期(昨年10~12月)に比べて、0.5%増えた。このままのペースで推移すると年率換算では、2.1%増となる。財務省はホッとしたことだろう。これで消費増税の裏付けが取れた。ただ、今回のプラス成長の要因は、大幅な輸入の減少によるものであり、手放しでは喜べない。それは、輸入の減少は、設備投資や消費など国内消費が落ち込んだことによるからである。

 政治家というのは、ずる賢いところがある。実質経済は決して明るいものではないが、この一時的なGDPプラスを消費増税の理由にこじつけたりするからである。

 米中貿易摩擦が大きくなり、今後GDPを押し下げる原因になりかねない。一方で、10月には消費税は間違いなく上がりそうだ。そうなると庶民の暮らしは益々厳しくなるだろう。

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4389.2019年5月19日(日) 自然は怖い!屋久島で豪雨、箱根で噴火の兆候

 昨日から屋久島に50年に1度と言われるほどの大雨が降り、山中に避難していた300人余りの登山者が今日無事保護された。1993年に世界自然遺産に登録された直後に現地を訪れ登録の対象となった「縄文杉」に触れたことを懐かしく想い出した。自然は怖いと思っていた矢先に今日は箱根で噴火の兆候があるとのニュースを知った。箱根は4年前に噴火して、しばらく観光客が減少した。特に大涌谷周辺は立ち入り禁止となり、箱根ロープウェイも運転休止となった。箱根地区は小田急の施設が大分あるので、それらの施設に被害が及ばないことを祈るばかりである。

 さて、米中貿易摩擦が白熱化して、米中両国からの相互反撃が激しくなってきた。そのとばっちりが日本にも降りかかりそうで、少々心配している。元々アメリカの対中貿易赤字額が恒常的にマイナスだったことに加えて、世界最大の通信機器メーカーのファーウェイ(HUAWEI)がアメリカの国家機関に対してサイバー攻撃を仕掛けたとしてサイバー・セキュリティ上の懸念があるとされていた。アメリカは、ファーウェイへの部品提供を禁止する行動に出た。

 日本でもファーウェイとの取引を行っている企業がかなりある。彼らはこの米中貿易戦争により製造していた機器部品を中国工場からアジアの工場に切り替えようとしている。安倍首相は来週来日するトランプ大統領にすがって、日米交渉の場では懸念されながらも当面は厳しい対応を迫られないだろうと平静を装っている。

 こんな時に先般アメリカから地対空ミサイル「イージス・アショア」などを購入させられたうえに、何と今度は高性能の空対空ミサイル160発と関連部品を合計約350億円も買うことになったようだ。1発約2.2億円もする高価な買い物である。防衛予算として計上していたのかどうか定かではないが、こんな高価な防衛備品を買わされて安倍首相は、トランプ大統領のご機嫌を取っているのだろうか。これらのミサイルは先月三沢基地周辺で墜落事故を起こした最新鋭ステルス戦闘機F35に搭載されると見られている。この取引についてアメリカ国防総省が日本への売却が議会で承認されたと公表したが、日本では朝日新聞にちょっと載っただけである。こんな爆買いを問題視しないようでは、国家財政も細るばかりである。

 たまたま最近白血病の治療薬「キムリア」が健康保険に適用されるとのホット・ニュースがあったが、1患者に対して3,349万円の高額である。こんなに大判振る舞いをして健康保険組合の財布は大丈夫だろうか。

2019年5月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4388.2019年5月18日(土) 慶應「卒業51年以上塾員招待会」に出席

 毎年恒例の母校慶應義塾の「卒業51年以上塾員招待会」が、パシフィコ横浜展示ホールで開催され、最年少73歳以上の高齢卒業生が「みなとみらい」駅からぞろぞろ列をなして会場へ向かった。実は、昨日から右ひざが痛み出し、患部に湿布を貼っていたが、最悪の場合は出かけるのを止めようと考えていた。時間の経過とともに痛みが治まってきたので、予定通り出かけた。今日で6回目である。

 毎年母校がこれほど大きな規模で卒業生にこれだけ盛大なパーティを開いて歓迎してくれることは有難い。これこそ外ならぬ慶應ならではの心遣いではないかと思う。今日の参加者は5,900名だそうだ。長谷山塾長の話によると今年の公認会計士の合格者数は全国大学の中で、44年連続トップだったという。法学部1年生が司法試験に合格したり、慶應高校3年生が公認会計士試験に合格したなど驚くようなことも話された。

 100歳を超えた OBが2人も出席されたが、その内102歳の大先輩は、ステージでインタビューされた際母校の思い出を聞かれ、あまり多すぎて話し出すと1日かかるので、遠慮したいなどとユーモア溢れる元気な挨拶をされた。

 会場では、鵠沼の実家の近所に住んでいた高校時代の親しい友人・轟貞雄くんと帰る途次横浜駅まで一緒だった。よく存じ上げていたお母さんが数年前100歳を超えて他界されたが、そんな事情もあり広大な自宅を処分して、いずれ都内洗足に住んでいる娘さん家族と同居するような話をしていた。他の高校の同級生、ゼミの友人、山の先輩にも会ったが、皆こういう機会を大学が与えてくれることに感謝していた。本当に有難いことだと思っている。

 ステージでは、応援指導部男女部員やチア・リーダーらによる塾歌、応援歌など慶應ソングが終始賑やかに演奏されていて明るく楽しい雰囲気が溢れていた。来年もぜひ出席したいと思っている。

2019年5月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com