4674.2020年2月28日(金) 次作品を出版社に依頼

 相変わらず、新型コロナウィルス感染拡大のニュースが世界的に拡散している。昨日の安倍首相の全国の小中高臨時休校の要請が、日ごろ図々しい首相の対応からあまり好意的に受け取られていない。千葉市長のSNS発信は厳しい内容だったし、愛知県知事のコメントもすんなり納得したものとは受け取れないものだった。そして、教育行政のトップである萩生田文科相が記者会見を行ったが、この全校臨時休校の仕掛人で安倍内閣でもとかくの噂のある人物だけに評論家諸氏には素直に受け取られていない。一番困惑しているのは、各学校関係者にとって時節柄卒業式を無事行えるかどうかという点にあるようだ。

 鈴木北海道知事は、自治体の中で最も感染者が多いことを踏まえて、今日記者会見で「道民の皆様へ」と題して新型コロナウィリス緊急事態宣言を発表し、「状況はより深刻さを増している」としたうえで、感染の拡大を防ぐためこの週末は外出を控えるよう強く要請している。

 更に昔と違って現在は共稼ぎ夫婦が多いだけに、休校となった子どものケアをどうするのか、もう少し事前に決めて公表して欲しいとの声が聞かれる。昨今評判を落している安倍首相にとっては、ウィルスによる株価への影響も気になるところであろう。今日の日経平均株価は一時1,000円を超え、昨日に比べて805円も下がった。今週5日間の下げ幅は、2,243円で2008年10月リーマン・ショック直後の2,661円に次ぐものだった。

 これらの影響を受けてディズニーランドとディズニーシーも明日から来月15日まで休園すると決めた。東日本大震災の時以来の休園だという。

 さて、今執筆中のドキュメント作品「八十冒険爺の言いたい放題」(仮題)を鎌倉に本社を置く「はるかぜ書房」に発行をお願いすることに決めて昨日社長宛に連絡を取った。それほど大きな出版社ではないが、社長の熱意と経営能力、販売力、本に対する細かい視点などに期待した。原稿はほぼ書き上げたようなものだが、まだ何度も手を入れて来月中旬過ぎに引き渡すと伝えた。同社では、著者を交えたセミナーなども横浜市鶴見の分社セミナールームで開催するほど積極的である。拙稿も販売力を高めるようなものにしたいと文章の手入れをしているところである。

2020年2月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4673.2020年2月27日(木) 東京高検検事長は職を辞すべき

 今日安倍首相は、新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため来月2日から春休みまで、全国の小中高と特別支援学校を臨時休校するよう要請すると表明した。自治体の反応は様々のようだ。突然のことでもあり共働き家庭では戸惑いが見られるようで、他にも難しい問題をはらんでいる。また、検査を受けたいが保健所で受け付けられなかったというような問題も出てきた。まだまだ新たな問題が生まれてきそうな感じである。

 新型コロナウィルス感染拡大と並んで、今大きな話題となっているのは、東京高検検事長の定年延長問題である。黒川弘務・検事長が63歳の検察庁法に基づく定年を迎える正に直前になって、国家公務員法による定年制を適用され、定年延長が認められるようになった。今夏定年を迎える検事総長の後釜に滑り込むことが可能となった。

 そもそも政府は検察官の定年延長は認められないとしてきた。その政府見解をミエミエの手法で急遽変更したのはまったく理解に苦しむ。政府閣議で決済したとの説明であるが、その記録文書がなく、弁護士の資格を有する森雅子法相は口頭で決めたと、まるで些細な決済であるとの言い方である。今日読者の投書欄を読んだところこの問題に2つの疑問を指摘した法学部出身の一般男性がいる。

 ひとつは、政府は法を解釈変更して検事長の定年延長を閣議決定したが、これは国の法秩序を根底から崩すことになる。これに対して法曹関係者や法律学者から抗議の声があまり上がっていないのはおかしいというものである。もうひとつは、法律は「特別法は一般法に優先する」という法律学の原則からいえば、国家公務員法は一般法であり、特別法である検察庁法が優先するとのセオリーからすれば、検事長の定年延長が認められていない特別法である検察庁法が適用されるべきだ。つまり定年延長はおかしいとの主張である。

 私は法学部出身ではないが、この原則は骨の髄まで叩き込まれていたので、同じような疑問を感じていた。更に言うなら、黒川検事長自身はどう思っているのだろうか。法曹界のみならず、政界、国民の間にこれだけ違法ともいえる問題を提起することになった、ご自身の胸に恥じる気持ちはないのだろうか。また、法律家としてきちんと自分の責任や、信念を説明する気持ちがないのだろうか。自ら取るべき責任としては職を辞することが最善の方法だと思う。定年引き伸ばしのうえ、安倍政権によって司法の最高権威である検事総長の座に就いたとしても、行動を非難され、人間性に疑問を持たれてこれからの人生を順調に歩んで行けるとは到底思えない。

 法解釈の変更などを行った森雅子法相への不信任案が、今日衆議院本会議で否決された。

 それにしても安倍政権というのは、アウトロー的行為を冒して秩序を壊すことばかりやっているが、もういい加減にして欲しいものである。

2020年2月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4672.2020年2月26日(水) 世界で猛威を振るう新型コロナウィルス

 今日は2.26事件が起きてから早や84年になる。近年の傾向としてこのクーデター事件がメディアで取り上げられることが少なくなった。案の定今日はNHK・BSの再放送「2.26事件の全貌」以外どこのテレビ局でも関連ニュースをまったく報じていないし、新聞にも記事がない。僅かに朝日夕刊「素粒子」欄に当時の世相を反映する川柳として「ざん壕で読む妹を売る手紙」が紹介されている。新型コロナウィルスとその関連ニュースで、2.26事件は完全に吹っ飛んでしまった。

 しかし、この事件以降日本は日中戦争に突入してあの大東亜戦争に進んで行ったことを考えると、メディアはもう少し昨今の右傾化傾向を睨みながらもっと2.26事件を取り上げるべきだと思う。それが、戦前の軍国時代を反省する良い機会にもなると思う。

 ところで世を騒がせている新型コロナウィルスは、今日も多くの話題を提供した。WHOによると韓国とイタリア、中東のイランで急激に感染者が増え、それぞれ感染者は1,146人、322人、139人となり、いずれも対策に追われている。イランではスピーチした保険省次官自らが感染してしまった。ご本家の中国では、感染者は78,000人を超え、死者は2,715人となった。アルジェリアとブラジルでも感染者が出て、ついに5大陸すべてに感染者が見られることになった。

 ついては昨日日本政府は、防止に対する基本方針を明らかにした。安倍首相は今日スポーツや大規模な文化イベントも今日から2週間は延期、中止、縮小などを行うよう自粛を促した。先週開幕したばかりのサッカー・Jリーグとバスケット・ボールのBリーグは公式戦の延期を決めた。ラグビーのトップ・リーグも延期を決定した。プロ野球界はオープン戦を無観客試合にすると発表した。他のスポーツ界もそれなりの判断を下したが、まだ結論が出せないでいるのは、来月8日開幕の大相撲春場所である。

 北海道では学校関係者を含む感染者が国内最大の35人になり、加えて死者が出たこともあり、明日から1週間に亘り約1,600公立小中学校を休校とすることを公表した。気になるのは、もう始まっている大学入試である。

 経済的にも影響が出始めている。中国人旅行者を取り扱っていた旅館が経営破綻した。世界的に株式市場も下落が続いている。日経平均も大幅下落である。昨日は781円も下がり、今日は179円も下落した。景気が悪くなれば日本経済に大きな影響を与えることになる。

 さて、昨日エジプトのムバラク元大統領が91歳で亡くなった。「アラブの春」により2011年に30年間務めた大統領の座を追われ、デモ隊を大量殺害したかどで死刑を求刑され、その後終身刑に減刑された。最後は無罪となった。

 思い返すと、1981年10月6日サダト大統領が公衆の面前で殺害されたのを受けて副大統領だったムバラク氏が後を継いだ。その時偶々文部省教員海外視察団とともにアメリカのインディアナポリスを訪れていて、ホテルのテレビで事件を知り驚いたことが今でも強く印象に残っている。ムバラク大統領は晩節を汚したが、時代をリードした随分個性的な実力者だった。また世界的な大物政治家が逝ってしまった。

2020年2月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4671.2020年2月25日(火) マハティール首相辞任と国王の立場

 マレーシアのマハティール首相が辞任することになった。御年94歳である。一昨年突然首相に復帰した時、なぜ今になって再び首相に戻るのか、理由が分からなかった。1981年から22年間も首相を務め功成り名遂げて職を退いた人物が、一昨年92歳の長老にも拘らず、首相に復帰したのは何故なのだろうか。その際2年後には後継者としてアンワール元副首相に首相の座を譲ると語ったが、まだその時期は来ていない。どうも与党内に確執があり主導権争いが激化していたとの風評がある。

 マハティール首相の辞任には興味を抱いたが、それ以上に私が関心を持ったのは、首相が国王に辞表を提出したとのニュースだった。各州に国王的存在のサルタンがいるとは承知していたが、マレーシアに国王が在位しているとは寡聞にして知らなかった。取り敢えず、ネットでマレーシア国王について調べてみると、現在の第16代アブドゥラ国王は、辞任した第15代ムハンマド国王から昨年1月に王位を引き継いだばかりだった。しかも辞任したムハンマド国王は、25歳も若いミス・モスクワだったロシア人女性と結婚して業務をないがしろにして国民から非難されていたらしい。その後男児を設けた後に、妻とは離婚したとも伝えられる。どうも好い加減な国王だったようである。

 思っていた通りマレーシア国王は象徴的存在で実権がなく、万世一系でもなく1957年独立以来、5年ごとに国王が変わっている。5年の任期を終えるとマレーシア13州のうち、スルタン制度が現存する9州のスルタンの互選によって新国王が慣習的に選ばれるという。国王という名前を別の名前に変えた方が良いように思う。近代社会になっても古い伝統を引き継いで現実離れの政治を行っている国があるものである。

 さて、先日糖尿病専門医から自由が丘の土坂眼科で受診するようアドバイスをいただき、今日眼科に行って検査を受けた。検査はともかく、土坂医師にとっては文章を書くことが趣味のようで執筆に随分意欲的で、医院内に自身で執筆、発行する「院外茶話」なる1枚の新聞のような印刷物が置かれている。今日受診中に医師から最近号は、昨年上梓した共著「新世代の観光立国」の拙稿にヒントを得たと仰ったので、少々驚いた。早速拝読すると確かに拙稿の「土佐日記」「奥の細道」「大名行列」「伊勢参り」などところどころ拙稿に触れた箇所が見られる。拙稿を参考に文章を書かれ、公に訪れた患者に読んでもらえるというのは、それが例え医師の文章であっても嬉しいような気がするし、心和む感じがするものである。

2020年2月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4670.2020年2月24日(月) マイナス金利のマイナス面

 4年前にアベノミクス「3本の矢」のひとつとして導入された大胆な金融政策、つまり日銀のマイナス金利政策がサービス低下という深刻な問題をもたらすようになって来た。市中銀行が日限へ預金しても金利どころか、逆に金利を支払わなければならなくなって、銀行は預金を企業への貸付金に回すようになった。政府は日銀への国債利払いが減少してニタリとしているし、企業はこれによって助かった。結果的にマイナス金利政策は政府と企業を勝ち組にし、金融機関と家計を負け組にしていると皮肉られている。

 長引く低金利政策によって金融機関の収益は徐々に悪化し、顧客にも負担を求める動きが広がりつつある。サービスも低下した。現実に一昨年辺りから銀行窓口で不便を感じることが多くなった。例えば、現金引き出しの場合、金種に制限があり自由にならなくなったことであり、新札も枚数制限があったり、不便を感じている。それでも銀行サイドとしては、経費削減に一層務めるようで、現状で検討されているのは、口座維持費として口座維持管理料を収受するようだが、すでに始めている銀行もある。民間銀行が金利低下で収入が減少する一方で、企業への融資が緩和されて企業の負担は軽減され、政府にとっては何といっても毎年多額の利払いの減少につながっている。

 世界で最初にマイナス金利を始めたスゥエーデンでは、ローン金利低下で住宅需要が高まって不動産価格が10年間で2倍に高騰したという。結局昨年解除を決定した。ドイツの銀行では、一部で預金者との間で法廷闘争まで起きている。現状では簡単には元のような便利なサービスを回復して欲しいと願えども、銀行の苦しい経営状況もありそうそう期待は出来そうもない。

 政府はアベノミクスの成果と言いたいのだろうが、外国の例を見ると手放しではいられない。このままの状態で良いのだろうか。或いは、これからどうするのか。考えてみるべき時ではないだろうか。

 ところで、懐が軽くなった筈の政府だが、この恩恵を借金の返済に充てる気持ちはなく、財政事情は改善されない。軽くなった分はどう使われるのだろうか。

 その最大の目的は、防衛費である。2020年度の概算要求に防衛省は、過去最大の軍事費として5.3兆円を要求したのである。今年度比で648億円、1.2%増額である。これは第2次安倍政権発足以来、8年連続で前年度を上回り、6年連続で過去最大を更新している。

 なぜこれほど高額になるのだろうか。偏に安倍首相がアメリカのトランプ大統領のご機嫌を取っているからで、高額なアメリカ製軍事物資を購入しているのである。例えば、最新鋭ステルス戦闘機F35Bは、1機141億円でこれを42機購入予定である。更に116億円のF35Aを105機も購入しトランプ大統領に対する大判振る舞いである。これではいくらお金があっても足りるわけがない。

 さて、今日は暖かい。沖縄・与那国島では25℃だったという。我が家の庭の白梅も今や盛りと満開で、今日はつがいの鶯が飛んできた。残念ながら♪ホーホケキョ♪とは啼いてくれなかった。先日糖尿病と診断されてから最小でも1日5千歩を実行する覚悟を決め、今日も駒澤公園までウォーキングしたが、公園の隅に1本だけ植えてある河津桜が見事に満開で写真を撮りに訪れる人もいるくらいである。もうすぐ本格的な春がやってくるようだ。

2020年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4869.2020年2月23日(日) 令和初めての天皇誕生日

 今日は令和時代に入って初めての天皇誕生日であるにも拘わらず、ニュースとして報道されることがあまりない。今新型コロナウィルスが流行っているということから、世間一般に大げさに取り上げることを遠慮する空気があると同時に、宮内庁が一般参賀を中止したこともあり、お祝い気分が吹っ飛んでしまったからである。

 個人的には、天皇が誕生された60年前の今日、大学の山仲間と群馬県新鹿沢温泉を雪中行軍していたことをつい最近のことのように想い出す。当然ではあるが、まさか将来その日が天皇誕生日になるとは考えもしなかった。これからもこの日のことはずっと忘れないだろう。

 さて、今日午後唐突に茨城県の元教師・内海妙子先生からお電話をいただいた。一昨日私が糖尿病と診断されことについて本ブログに、これから食べたい物が食べられず食事面が気になると書いた文面を読んで心配され、わざわざご自身の経験から温かい激励とアドバイスをいただいたのだった。内海先生は昨年後期高齢者になられたと仰っていたが、もう30年も糖尿病と闘っているとも言っておられた。先生のアドバイスで心強かったのは、糖尿病は何でもダメではなく、何でもOKだが、食べ過ぎないように気を付けることが大切だという点だった。何でも食べられると聞いて肩の荷が下りたような気がした。今日も午前中妻とともに糖尿病を考えた食材を買いに自由が丘へ出かけたところだっただけに有難いお話だった。「案ずるより生むが易し」とまではいかないが、ホッとするアドバイスだった。

 振り返ってみれば、1980年12月に文部省教員海外派遣茨城県団として、21名の先生方と16日間ヨーロッパを訪れ、フランスのマルセイユとローマで現地の学校を訪問した。その時たった2人の女性教師のおひとりが内海先生だった。いろいろ懐かしく想い出されてくる。偶々マルセイユ滞在中に、惜しいことにあのビートルズのジョン・レノンが暗殺され号外が発行され世界中が大騒ぎしていたことも強く印象に残っている。もう40年も昔のことで、私も不惑を過ぎたばかりで元気一杯の壮年だった。今もお付き合いしている先生はいる。それでももう多くの先生が鬼籍に入られて寂しい気がしている。

 先生からいただいたアドバイスを活かして、糖尿病に合った食生活を送り、前向きな日常生活を送りたいと意を強くした次第である。

2020年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4668.2020年2月22日(土) メディアから指弾される安倍首相の無法ぶり

 昨日の朝日新聞夕刊「素粒子」欄に安倍内閣に対する極めて厳しいコメントが載っている。

 次のような内容である。「ああ、国家の底が抜ける。首相の『嘘』を正当化する屁理屈。不条理を指摘したホテルに『もう使わない』と。政から民への恥ずべき恫喝。中立たるべき検察首脳人事に介入、法解釈や国会答弁を強引に変える無理を重ねて。この国の法治を踏みにじり。都合の悪い公文書の改竄・廃棄のうえに、日付のない官製『怪文書』まで国会に。歴史の検証に堪えられぬ所業」

 昨今のあまりにも法を踏みにじるような傲慢な安倍首相の無法ぶりに、朝日新聞のみならず、保守系を除くほとんどのメディアから厳しい批判の声が上がっている。不思議なのは、これだけスキャンダラスでアウトロー的言動をすれば、国民の非難と野党の追及が一体となって政権の土台が揺らぐ筈である。それが、近年では閣僚はもちろん自民党内部から問題点を指摘して、首相に責任を問うような動きがまったく出てこないことである。かつては役職に就いている政治家に不祥事でも発生すれば、説明に窮して責任を取る形で辞任するのがひとつのパターンだった。それが安倍首相には、法に触れるスキャンダルに塗れていながら責任を取って辞めようとの気持ちがまったくないようだし、周囲も黙っている。良く言えば腹が座っているということなのだろうが、普通は悪事を重ねながら開き直る、盗人猛々しいということにでもなろうか。

 そして今日の朝刊にはトップページからうんざりするような厳しい論調の記事が見られた。「桜を見る会」について、首相の答弁が政府関係者の証言といくつも食い違いが見られるということである。この状態を本当に放っておいて良いものだろうか。日本の政治も劣化したものである。

 さて、今執筆中のドキュメント作品「八十冒険爺の言いたい放題」(仮題)をざっと書き上げ、校正中であるが、これをどこの出版社で上梓をお願いしようかと考えている折に、パソコン関係、特にホームページなどでお世話になっているITコンサルタントからある出版社を紹介してもらうことになり、今日一緒に同社へ出かけて社長から考え方を伺った。社長は大変意欲的で前向きであり、いろいろアイディアを持っておられる。そのうえ条件面でも希望をかなり受け入れてもらえそうなのでお願いしようかとやや気持ちが傾いている。ただ、以前から新著上梓の折には相談させて欲しいと言っていた大手出版社の編集部長の気持ちを無視出来ないので、近々編集部長の考えや条件をお尋ねしたいと考えている。そのうえで、どちらかの出版社にお願いし、今年夏前には新著を世に出したいと思っている。

2020年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4667.2020年2月21日(金) ついに糖尿病患者リストに

 3日前に森内科で血糖値を測ってもらった時に、先生も看護師もびっくりするような高い数値が出た。いつもは100を超えた程度で要注意ではあったが、その日はそれが何と490を記録した。再検査しても500を超えてしまった。そして翌日森先生から糖尿の検査基準値であるHbA1cが11.7まで上がって厳しいとわざわざお電話をいただいたので、すぐ先生の元へ伺い話を伺った。いままで検査の都度表示されるHbA1cは糖尿病の境界線である6.2を上回り、7点を超えていた。この時点ですでに糖尿病に罹っているが、まだあまり深刻には考えていなかった。

 森先生に近在の糖尿病専門医院を紹介していただき、今日診ていただいた。診断の結果は、ずばり恐れていた「糖尿病」だった。詳しい数値は、今日採取した小水と血液の結果判明するが、診察の後栄養管理士から食事療法について細かく話をしてもらった。

 糖尿病の友人も何人かいるが、血糖値を下げるためにいろいろ苦戦しているようだ。私の場合はまだ入り口のようだが、これから長い闘いが始まる。一番困るのは、食事である。ダメな食べ物を挙げていくとキリがなく、食べる物がなくなってしまう。何を食べれば良いのか、悩むばかりである。好きなお煎餅も食べられず、チーズも食べられない。妻どもども頭を抱えている。

 今まで大きく健康を損ねたことはなかったので、身体に支障が出るとは考えてもいなかった。やや油断していた傾いがある。

 しかし、何とか糖尿病に負けないために、精神力、努力と我慢を傾注しなければならない。これから執拗な闘いが始まる。

 今日はショッキングな1日となってしまった。

2020年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4666.2020年2月20日(木) 総理大臣の恣意的不法行為

 昨日森友学園の補助金不正事件裁判に関して、学園理事長だった籠池泰典夫妻に大阪地裁で判決が下された。本件については、安倍首相夫妻の行動はグレイゾーンにあり、その真偽は別にしても籠池氏が多額の補助金を騙したこと、校舎新築のために国有地払い下げに関する詐欺などの疑惑で、安倍夫妻や国が関わった点も問題視されている。そんな疑惑にも拘わらず、国は誰ひとり起訴、有罪判決を受けた人はいない。問題なのは、この事件の背後に安倍首相夫妻の姿が見え隠れする点である。当初首相夫人は新設校の名誉校長にもなった。どういう意図か後になって学校へ送った首相名の寄付金まで否定している。

 「桜を見る会」に関しては、諸々疑惑が出ているが、後援会が全日空ホテルで開いた前夜祭の費用支払いについて、ホテル側の至極当然と考えられる説明と安倍首相の説明との食い違いについてホテル側に圧力をかけるなど、辻褄合わせの不審な行為が続いている。まるでヤクザ稼業と変わらない。

 そして昨日検察庁検事長定年に絡んだ案件で、松尾恵美子・人事院給与局長が一旦は検察庁法執行を認めて国家公務員法を容認しないと発言したにも拘わらず、黒川弘務東京高検検事長の定年については、国家公務員法の定年制度採用により、意図的に検事長の定年を延長して首相の意向に沿う形にした。

 この他にそもそも昨年来問題となっている「桜を見る会」にうずくまる数々の不審な問題に首相が絡むいくつかの問題点がある。こう後から後へ首相が絡んだ悪質な事件が発生するなら普通なら首相の職を辞すべきであるし、現状はとても文化国家とは言えない。

 安倍首相は長期政権に胡坐をかき、不法行為を堂々と冒し、追及されると開き直る悪質さである。野党の追及も迫力不足で追い詰めるところまでいかないが、それより何より安倍政権を支える取り巻きの閣僚たちも、知ってか知らずかただ黙認する姿勢は、何とかしなければいけないと思う。

 自民党内では前向きの議論もなく、首相の言うことを唯々諾々と聞き流しているだけでは、いずれ日本の政治も挫折することになるだろう。いつのころからであろうか、国のトップが妻ともども悪事を重ねて、それを誰も糾弾できないというのでは論外である。

 それにしても岸首相の孫として甘やかされ、勉強もせず、未だに日ごろ本も読まないような人物が史上最長期政権を打ち立て悪事を繰り返すようでは、首相の能力とは、また正義とは一体何なのかと深刻に考えざるを得ない。

 さて、今日の新型コロナウィルス情報として、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」号から下船して医療機関に搬送されていた80代の日本人男女2人が死亡した。国内で死亡が確認された日本人は3人となった。九州でも初めて感染者が出た。中国では前日より114人も死者が増え、死者合計は2,118人となった。と同時に、イランで初の感染者が現れた。

 前途多難である。

2020年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4665.2020年2月19日(水) アメリカのボーイスカウト連盟が破産申請

 ボーイスカウトと言えば、地味ながら青少年にとって教育的で健康なイメージがある。その元祖はアメリカであるが、そのアメリカで「ボーイスカウトアメリカ連盟」が、昨日連邦破産法の適用を裁判所に提出したとのショッキングなニュースが伝えられた。同連盟には5~21歳の青少年220万人と80万人のボランティアが所属している。世界では何億人の青少年が活動しているものと想像出来る。

 その破産申請の理由は、連盟内で数億の性的虐待が行われ、裁判所管理の下で性的虐待被害者に公平な支援や、補償を行うためだとあまり理屈が通らない理由が伝わっている。何とも情けない話である。これまで連盟の各管区で起きた事件に管区の裁判所に破産申請をしていたが、それが各地に拡大されたので、全ボーイスカウト組織の破産手続きを全体的に行うということのようだ。それにしてもボーイスカウトのイメージを損なうような寂しく悲しい話である。連盟は所有するキャンプ場などの資産(約1,100億円)の売却を行って補償費用を捻出するようだが、大人の身勝手な行為により理不尽にも青少年の心身を明るく健康的に鍛錬する場を失わせ、心に大きな傷を負わせることになった。

 我が家の息子たちも子どものころ、ボーイスカウトより1段階下のカブスカウトに所属して、休日に元気よく出かけては帰って来て楽しそうに話しをしていた。このような不祥事は、その存在の核となる子どもたちのことを考えない大人たちが、脱線して悪の道へ誘惑され、事件を起こし、組織の破滅につながっている。実に嘆かわしく残念なことである。

 日本のボーイスカウト団体は、2022年に創立100周年記念を迎える。彼らにとって先輩格のアメリカ連盟の自滅的行為がどんな影響を受けるのかは分からないが、落ちたイメージを盛り返すような溌剌たる活動で、アメリカの人たちに模範を示してもらいたいものである。しかし、どうも素直には納得できない話だ。

 さて、中国における新型コロナウィルスによる死者は、ついに2千人を超え、震源地武漢市の病院長が亡くなった。コロナ道どこまで続くぬかるみぞ!

2020年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com