ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5830.2023年8月8日(火) 人間ドックの結果、エコーとホルター心電図を

 今月1日に慶応病院で恒例の人間ドックを受診したが、格別大きな問題となるような症状はなかった。ただ1点だけ、心臓に不整脈が見られるので、かかりつけの内科医か、慶応病院で詳しく検査した方が良いとアドバイスされ、去る3日にかかりつけの森内科へ1か月ぶりに受診に行き、どうすべきかを相談したところ心電図を撮った資料が慶応にあるので、慶応で診てもらった方が良いでしょうとご回答いただいた。直ぐに慶応病院で今日の診断を予約してもらった。

 今日出かけたのは慶応病院循環器内科だった。40歳ぐらいの木村雄弘医師が担当してくれた。人間ドックの資料をパソコンに映し出しながら、不整脈ではあるが、これが頭部へ届くと脳梗塞の恐れもあるので、もう少し心電図でチェックしたいというお話だった。お手元にあるのは心電図ではないですかと尋ねたところ、これは瞬間的に抑えた数値で長時間に亙る流動的で精密な心電図を撮るホルター心電図検査を行いたいということから、再来週2日間をかけて心電図を撮るためにエコー検査とホルター心電図検査を行うことになった。その間血液が固まるのが心配なので、血液サラサラの薬・リクシアナOD30㎎錠を毎日1錠ずつ服用するように言われた。そしてそのほぼ1か月後に最終的診断を仰ぐことになった。心電図の結果が吉と出るか、凶となるか分からないが、心配ではあっても早めに症状を発見出来たのは、幸運だったと思うようになればいい。

 それにしても今日驚いたことがあった。それは記入を求められた問診表の2つの質問である。「これまでの記入した性と今の性と違うか?」と「現在までの性が変わることはあるか?」という質問だった。これまでこんな質問を受けたことはなかったので唖然としたが、常識的に応えた。これも時代性であろうか、性同一性などが世界中の大きな話題となっているからだろう。

 さて午後3時ごろ日大田中真理子理事長、酒井健夫学長らが、日大アメフト部員が大麻と覚せい剤を隠し持って1部員が逮捕された事件について釈明記者会見を開いた。最も厳しく糾弾されるのは、当然理事長である林真理子氏である。お飾りのような存在で、このような事象が伝えられていなかったことが不幸に拍車をかけた。林理事長は、お飾りとの報道について、残念に思っていると述べたが、昨年10月にアメフト部の学生が大麻を使用している疑いがあると保護者から調査を求められ、大学が聞き取り調査を行った結果は確認されなかったという。ただ、今年6月にアメフト部で大麻を使用している可能性があると警視庁から連絡があり、調査をしたが、違法薬物は発見されなかったという。だが、7月6日所有者不明の「茶葉」のようなものが入った袋が見つかった。ただ、これを警視庁に報告したのは、12日後の7月18日だった。

 これだけ怪しいとの情報を入手しながら、日大内で徹底的に調査をしたとは思えないし、警察に前向きに相談したとも思えない。こういう不審な事件が次々に明るみに出る。その都度大学は毅然とした対応をしていない。お飾りはともかく、林理事長は大事な情報を正確に把握していないことが何となく分かる。こんな対応をしているようでは、再起を期して出直した筈の日大は世間の信用を回復出来ないだろう。

2023年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5829.2023年8月7日(月) 埼玉県知事選の投票率が低い原因は?

 連日日本各地は猛暑と暴風雨に襲われているが、今月初め以来台風6号の襲来に被害を被った沖縄地方では、それがUターンして再び近海が台風に荒らされている。今も向きを北に代え九州及び西日本方面を視野に入れているようだ。沖縄では昨日線状降水帯が発生し、それは今日夜にかけて奄美大島、九州地方にも現れた。暑いばかりの関東地方にも少し雨の恵みがないものかと願っていたが、今夜辺りから雨模様となり、今週後半には、恵みの雨が降りそうだ。

 ついては、九州方面への台風の接近を考慮して、長崎市は9日に予定していた原爆犠牲者を悼む平和祈念式典の会場を平和公園から60年ぶりに屋内に変更する予定とし、岸田首相も危機管理や台風による交通インフラの懸念で欠席することに決まった。この長崎の式典は、正式には「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」といい、略して長崎平和祈念式典と呼ばれている。一方で、広島の場合は、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式」と呼ばれ、略して平和記念式典といわれているが、広島は「記念」、長崎は「祈念」と別の文字を使用している所以がよく分からない。
 話題は一転するが、昨日行われた埼玉県知事選で現職の大野元裕知事が再選された。ところがその投票率たるや意外にも戦後全国で実施された都道府県知事選で最低の23.76%だった。東京に近く都内へ通勤するサラリーマンが多く、インテリ層が多く居住する埼玉県の投票率がこれほど低いとは意外だった。これには有権者だけの行動ばかりではなく、猛暑という天敵が立ちはだかったのではないかとも考えている。だが、2011年の同じ埼玉県知事選の投票率(24.89%)が、今回の投票率によって破られるまではやはり全国で最低だったことを考えると、そこには埼玉県民特有の選挙に対する見方や思いがあるのではないかと考えている。立候補者が必ずしも有名人でなかったこともあるだろうし、最初から勝負が分かっていたことも原因として考えられる。結局教育レベルが高く、若い世代が多く住む埼玉県の県民が、国民の義務である選挙権を行使しないというのは理解に苦しむが、国及び県の意向に沿えない住民が多いということであろう。この問題は単純に一過性で済ませられるものではなく、埼玉県民の意識や良識も疑わせる現象であり、埼玉県としても真剣に調査をして投票率低下の原因を究明し、それを高める対策を検討すべしであると思う。今回圧勝して再選された大野知事は、今回投票しなかった有権者のX%の人々が自分に投票しなかった場合には、自身が落選した可能性もあると冷静に捉え、全体の投票率向上のために何をなすべきか、今後県内の投票率を上げるための工夫を凝らす責任があると思う。

 因みに埼玉県知事選に次いで、過去低投票率だったのは、茨城県、千葉県、栃木県とワースト3は軒並み関東圏である。東京都は3位で1位は秋田県、2位は山形県で東北県勢が上位にいるのは、やや意外な感がする。東京都の投票率が高いのは、話題の著名人が立候補するケースが多いせいでもある。ともあれ如何なる選挙であれ、公明公正であるなら、多くの有権者が関心を持ち、投票所へ足を向けて投票率の上昇が望まれる。

2023年8月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5828.2023年8月6日(日) 広島原爆記念日、核廃絶は遅々として進まず。

 今朝の朝日新聞に「第九条の会ヒロシマ」が全面意見広告を掲出した。その意見広告では、こういうことを主張している。少々長いが、以下に引用してみたい。

 「1945年8月6日8時15分 米軍は広島に原子爆弾を投下。43秒後、上空600mで爆発。それは1000000℃超えの火球となり、熱線を放射して約10秒間輝き続けた。爆心地は約3000℃~4000℃。発生した衝撃波の気圧は爆心地から500m地点で11t/㎡。秒速の爆風は中心部の空気をさらい、のちに逆方向に吹き戻された。爆心地から2.5㎞地点の物体にまで自然着火した炎は午前10時頃から午後2~3時頃を頂点に、終日、天を焦がす勢いで燃え続けた」。原爆の衝撃が如何に激しいものだったか、想像するより仕方がない。

 78年前の今日午前8時15分に広島へ世界で初めて原子爆弾が投下され、市内には一瞬にして破壊と狂乱の地獄が襲った。一発の爆弾によって広島市民35万人のうち、14万人が瞬時に亡くなった。この1年間に命を落とした人は5,320人で、これまでに原爆関連死者は約34万人に上がる。戦後の日本経済の発展もあり、広島市民をはじめ、国民の努力により原爆投下の市街は表面上蘇ったように見えるが、心の傷跡は消えるものではない。

 今朝広島市内の平和記念公園で開かれた平和記念式典では、ピカドンの時間に合わせて弔魂の鐘が鳴らされ出席者が黙とうを捧げた。式典には海外から過去最多の111か国の代表が出席した。

 地元広島出身の岸田首相の挨拶は、そつなく2度と悲劇を繰り返さないために、平和のために努力すると誓っていたが、過去の首相挨拶は皆揃って同じ文言を繰り返している。しかし、永遠に誓った筈の核廃絶の動きは一向に前進していない。今から半世紀余も前に国会で決議した「非核3原則」で核の被害を被ることはないと安易に考える政治家が、アメリカの核の傘の下で守られているとの妄想に捉われ、アメリカに気を遣い積極的に核廃絶への行動を起こそうとしないからだ。

 一方、松井一實・広島市長は最初の平和宣言で「核抑止論は破綻していることを直視する必要がある」と強調した。そして「各国の為政者には核による威嚇を直ちに停止し、安全保障体制の構築へ一歩踏み出すよう」求めた。現在のウクライナの戦況を考えると、ロシアはウクライナが一歩でもロシア領内を攻撃すれば、核の使用も辞さないと威嚇的な発言をしている。他方、現在の岸田政権の外交戦略から考えれば、日本は日米同盟を重視するあまりアメリカに協調的な行動を取ることしか考えていないようで、残念ながら広島県民や多くの国民の望みは当面期待薄であると思う。

 こうした平和を願う国家的行事が厳粛に行われている一方で、今日甲子園球場では晴天下に夏の全国高校野球大会開会式が行われ大会が始まった。若々しい高校生がグランドを元気よく行進し、スタンドから大きな拍手が起きる光景は、実に平和そのものである。このように何の不安もなくスポーツを楽しめるというのが平和の有難いところである。ちょうど70年前の1953年の中学3年時に開会式を甲子園のネット裏から見ていたものだ。あのころは広島の惨状について詳しくは知らず、目の前の野球に夢中だった。あの時代が懐かしい。

2023年8月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5827.2023年8月5日(土) 日大理事長は面白そうだと興味半分の林真理子氏

 昨日のブログ後段に取り上げた日大アメフト部学生寮内から大麻・覚せい剤が見つかった事件は、その後3年生レギュラー部員が所有していたとして逮捕され、その部員の名前も公表された。

 実は、今年5月で休刊となった「週刊朝日」最終号の「休刊特別増大号」に28年間もの長期に亘り連載されていた、「マリコのゲストコレクション」対談の最終回で対談したのが、ゲストのエッセイスト阿川佐和子氏とホステス役で今話題の林真理子・日大理事長だった。その対談の冒頭で、阿川氏が林氏に「エッセイなどの連載の他に、日本文藝家協会理事長を務めて超多忙なのに、日大理事長なんてそんなに大変なことを引き受けたのですか」と尋ねた。それに対する林理事長の答えが不真面目というか、不誠実であると感じた。「だっておもしろそうじゃないですか。阿川さんもどうですか~」だった。況して長年に亘ってやくざ気質の田中英壽・前理事長が組織、職員ともに牛耳っていた大組織を、その実態を知らず組織で勤務経験のない林理事長がそんなに簡単に改革出来るわけがない。林理事長はこんな甘ったれた気持ちでマンモス大学日大の理事長に収まったのである。はたして林理事長が話したように理事長職はそんなに面白いのだろうか。この数日間のメディアで伝えられる様子から察するととてもそうは思えない。むしろ林理事長は神棚に祭り上げられ、大学の運営は実質的には学長以下の幹部が理事長に相談することもなく、行われていたというのが本当のところではないだろうか。日大は付属校も全国に数多く抱えるマンモス大学であり、その割にはあまりにも軽々に考えているのではないかと思う。因みに明日から始まる全国高校野球大会出場校49校のうち日大付属高校は実に4校にもなる。

 8日の記者会見では、もう少し詳細を把握したうえで林理事長は会見に臨むと思うが、日大内に度々起こる不祥事を根絶するには、トップが遊び感覚では並大抵のことではうまく運営出来る筈がない。今後捜査が進められ日大も真剣に反省のうえに、不祥事が再発しないようしっかりした防止策を講じる必要がある。

 さて、今日も朝から猛暑である。全国40都府県に熱中症警戒アラートが発せられた。福島県伊達市では最高気温が40℃に達し、全国で今年初の酷暑日となった。福島県内で40℃になったのは観測史上初めてのことである。東京都内でも35.9℃の猛暑日となった。これで東京都では猛暑日が今年16日目となり、過去最多タイとなった。

 その反面、沖縄県に相当な被害を与えて東シナ海へ抜けた台風6号が、向きを変え沖縄、鹿児島、奄美大島の一部を暴風域に巻き込みながら再び接近して明日には線状降水帯が発生する恐れがある。奄美大島は最大瞬間風速45mを記録している。この勢いは衰えず、東日本、東海地方に押し寄せ、来週火曜日辺りから東京地方も降雨が襲来すると予報されている。

2023年8月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5826.2023年8月4日(金) 地球は夏と冬だけの1年に2つの季節に

 沖縄が台風6号の影響を受け、暴風雨に襲われてんてこ舞いだったようだ。風雨が激しくまるまる2日間すべての航空便が運航を中止して、夏休みに家族連れで訪れた観光客も家へ帰ることが出来なくなってしまった。停電による不自由さに加えて空海路の物資輸送が出来ないこともあり沖縄諸島には食料品が不足して、県民は大分窮屈な生活を強いられていた。明後日から始まる夏の高校野球大会に出場する沖縄尚学高校野球部員も、漸く昨日になって臨時便で甲子園へ向かったという状態だった。中には、東京へ帰るのに偶々予約が取れた高知便で高知へ渡り、陸路大阪へ出て新幹線で東京へ帰るという家族連れもいた。心配なのは、一旦西方へ過ぎ去った台風6号が東シナ海洋上から季節風に乗って向きを東方に変え、再び沖縄に上陸する可能性があるということである。これまで台風が連続的に襲来してもそれは別の台風だったが、今回のように同じ台風が向きを変えて再び上陸するようなケースは恐らく初めてではないだろうか。

 一方で豪雨、他方で猛暑のパターンとなり、東京は昨日も今日も暑い1日となったが、昨晩のテレビ朝日「報道ステーション」に出演した立花義裕・三重大学教授が、今後夏は益々暑く長くなり、そのしわ寄せで春と秋の期間が短くなって、いずれ1年が夏と冬の2つの季節になると話されたのには驚いた。大越健介メインキャスターをはじめ、他のレギュラーメンバーも呆気にとられた表情をしていたのが、何とも印象的だった。世界各国が地球温暖化防止に一丸となって結束が出来ない現状では、温暖化、灼熱化現象はこのまま止まることもなく、人類が炎暑の中で丸焦げになるのも時間の問題かも知れない。

 さて、芸能人やタレントらの覚せい剤使用がしばしば話題になるが、今度は選りによって大学の運動部で大麻・覚せい剤が見つかった。それは日大アメリカン・フットボール部の学生寮内だった。大学から連絡を受けた警視庁が、家宅捜索をした結果見つけたものである。日大アメフト部と言えば強豪校として知られ、これまでに日本選手権「ライスボウル」をはじめ、大学日本一の「甲子園ボウル」で度々頂点を極めている。だが、スキャンダルも度々発生し、5年前には関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させ、指導体制などが問われた。大学自体としても2年前に日大病院建て替え工事に関して当時の田中理事長が背任事件で糾弾され、理事長は所得税法違反で有罪確定となり、文科相の日大への私学助成金も不交付となった。その反省に立ち返り組織改革に取り組み、権力を独り占めにしていた田中前理事長から、一切しがらみのない作家林真理子氏が替わって理事長に就任した。

 しかし、一昨日林理事長のインタビュー会見では、理事長はほとんどこの問題に関して知らないように思え、長年続いた田中前理事長当時の独裁体制による悪習が残っている印象を受けた。敢えて言うなら林理事長はお飾りで、実質的には経営に深くコミットしておらず浮いているような感じを受けた。日大は、2年前に懲りた筈の世間からの批判、非難を正面から受け止めず、再び過去の悪しき組織、体制のまま運営されているとように思える。テレビで有識者のコメントも林理事長に対して厳しいものだった。

 これでは、また同じようなスキャンダルが学内で起きるのではないかと懸念している。取り敢えず、来る8日に理事長と酒井健夫学長が記者会見を開くというが、どんな応答が行われるか、視聴者を納得させる説明をして欲しいものである。

2023年8月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com