ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5835.2023年8月13日(日) 昨日日航機事故から38年、今日からお盆入り

 昨日日本航空機が群馬県の御巣鷹山に墜落して520名が死亡する大事故が発生してから38年が経った。単独機の航空事故としては過去最多の犠牲者を生んだ。事件後、日本航空は事故現場周辺における遺族らに対する対応や、事故機の残骸処理のために時間を割けるゆとりのある社員や、OB社員に声をかけて人集めに大わらわだったという。当時日航機機長を退職されたばかりの知り合いも日航から助っ人を要請され、現場でご遺族への対応に当たられていたが、随分遺族らから恨みつらみや厳しい言葉を浴びせられ、とても耐えがたい経験だったと話されていた。ビルマ戦線で第5飛行師団・飛行第50戦隊のパイロットとしてビルマ、中国、東南アジア方面で戦い生き抜いて苦労されたその旧軍人が、生前つくづく語っていたことが、毎年この時期になると思い出される。こんなことも仰っておられた。いかに騙されたり、言葉で傷つけられてもじっと我慢していれば、最後には許してもらうことは出来るが、人を殺してしまったら取り返しようもなく逃れようがないという話だった。この方は務めていた日本航空から人手が足りない事故現場で元の勤務先のために手助けすることを求められ、現役時代に世話になったからと厳しく辛い業務であることを承知のうえでお手伝いされた。そういう地道で隠れた一助などによって今日の日航の繁栄は保たれている。幸いにしてその後日本国内では大きな航空事故は起きていない。

 今日から16日までの4日間恒例のお盆である。お盆休みと称して多くの人々が国内外へ旅を楽しんでいるようだ。完全にコロナが明けたわけではないが、コロナ明けと称して交通機関の混雑が、一気にヒートアップしている。ところが、一昨日には小笠原諸島周辺を襲っていた台風7号はそのまま北上し関東、東海地方に襲来すると予報されていたが、台風の速度が遅くなり、それに従い進む方向が徐々に西方へ傾き、今日の予報では15、16日ごろに近畿地方を襲う公算が強くなった。そのため各交通機関はスケジュールを組み替えて対応しているようだ。現時点では、東海道新幹線と山陽新幹線が15日の全線運転中止や区間運転中止を検討している。今年のお盆はその他にも花火大会や各種のフェスティバルの開催に難しい判断を求められて。東京でも午後になって一時的に激しい降雨があり、2階から外を見ても霞んで見えるくらいだった。幸いしばらく散水していなかった庭の樹木もたっぷり水分をいただいたようで、ホッとしている。

 その観光が回復しつつある中で日本にとっての朗報は、去る10日中国が日本への団体旅行を約3年半ぶりに解禁すると発表し、日本の旅行会社も受け入れ準備に入ったことである。コロナ前の2019年に中国人の訪日客は約960万人で、訪日外国人全体のほぼ3割を占めていた。それがほとんどゼロの状態だったので、中国人団体旅行が復活するなら少しずつ元のインバウンド客は戻ってくるだろうと期待される。

2023年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5834.2023年8月12日(土) 食欲不振が原因か? 急激な体重減少

 4週間に1度近くの山内糖尿病クリニックに通院しているが、今日も相談に乗っていただいた。幸い基準値であるHbA1cは5.9で、数日前慶応病院で計測した5.7ともども安定した数値である。ほぼ回復といってもいい最近の状態である。実は、糖尿病以外に最近体重が急に減り出したのが気になっている。その原因として考えられるのは、当然この猛暑の故に熱中症のせいもあり、やや食欲不振になり食事の回数は1日3度こそ守っているが、食べる量が大分落ちていることだと思っている。特に夕食は以前に比べて大分減食状態となっている。ご飯をお茶碗に半分やっとの状態でこれを何とかしなくては回復の見込みはないと思っている。山内クリニックは主に糖尿病を専門にしているが、内科全般を診てくれるので、今日は妻ともども相談に伺った。医師は拙作の体重変化表を一目見て、少し体重減少の速度が速いのは、食欲が進まないのが一因であるが、胃に問題はないかと胃を気にされていた。肝臓、大腸、十二指腸の内視鏡検査は人間ドックの際済ませたので、今思えばオプションで胃も内視鏡検査を受けるべきだったと思っている。医師からは食事療法から日中の生活の仕方についてもアドバイスをいただいた。

 体重の減少は、具体的には以下の通りである。20年前会社を退職した当時は、体重は70㎏近くあった。そのころはやや太り過ぎだと言われたりもした。近年になり自分自身の健康に留意するようになってから、毎日血圧、脈拍、体温、体重を測るようになり、その結果を記帳、グラフ化し、各医院で受診する際には、いつもそれらの数値をグラフ化した一覧表を作成して医師に提示し、医師の先生方からも重宝がられている。

 過去の数値を拾ってみても、2019年12月には70.3㎏もあった体重が、この3年余りの間に減り始めが、それでも20年2月までは毎日67㎏以上を保持していた。それが2年後の22年1月には64~65.1㎏となり、今年1月には60~61㎏台となり、8月に入って59㎏台となり、昨日の59.0㎏から今朝は58.4㎏にまで落ちてしまった。医師も4週間ぶりに会った私の顔を見るなり、随分お痩せになりましたねと仰ったくらいである。

 今後各専門の医師ともご相談するが、当面どうやって食欲を落とさないで体重減少を食い止めるかが課題である。年齢を重ねるごとに高齢者として抱える問題が多くなる。医師のアドバイスには従いながら、普段の生活をどう健康的なものにし続けることが出来るかを問われているように感じている。朝食は以前と同じ分量をいただいているので、夕食のボリュームを以前と同じようにどうやって摂ることが出来るかである。しかし、余命が長くはないこの年齢になって、人生における基本的で大切な課題に直面しようとは世の中は甘いものではないのだということを痛感している。

 さて、ニュースでハワイの山火事を知りびっくりしている。マウイ島で8日に発生した山火事は、ハリケーンに伴う強風に煽られ市街地まで被害が及んでいる。死者は今日現在80人にまでなった。通常山火事と言えば、都市部から離れた山中で起き、そのまま消火活動か、自然消火で都市部にまで影響することは稀である。今回は1度訪れたことがあるマウイ島の首都ラハイナのかなりの地域が火災化したので、観光客も宿泊ホテルがなくなり、避難所で過ごす有様だったという。これも地球温暖化、否グテーレス国連事務局長の言葉を借りれば、地球沸騰化の時代が来たと言えよう。ウクライナでいつまでも戦争などしていないで、気候温暖化に対する世界の声を結集して早く手を打たないと地球沸騰どころか、地球破壊となってしまう。

2023年8月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5833.2023年8月11日(金) 日大の甘い体質、アメフト部処分5日で解除

 沖縄、九州地方周辺をほぼ10日間に亘り襲来していた台風6号が漸く九州方面から朝鮮半島へ向けて去って行った。すると今度は小笠原諸島周辺から台風7号が北上し、来るお盆には関東、東海・近畿地方にやってくる勢いである。それでもお盆休みを旅行で楽しもうとする人々が日本各地を移動したり、海外へ向けて飛び立っている。今日も高速道路はどこも車で渋滞している。

 この暑い盛りに甲子園では6日から全国高校野球大会が開かれているが、今日は神奈川県代表校・慶応高校と福井県代表校・北陸高校の2回戦が行われた。最近WBCの試合を以外ほとんど野球をテレビ観戦することはなくなったが、慶応高校は母校ではないものの慶大の付属校でもあり、甲子園で慶応義塾塾歌が場内に流れるシーンを観てみたくなり、試合開始からゲームセットになるまで見続けた。思えば、高校3年時は母校湘南高校も県大会優勝候補に挙げられ、7年ぶりに全国制覇も期待していた。だが、準決勝で慶応に敗れてしまった。慶応はそのまま県大会を勝ち抜き甲子園に出場した。そんな生酸っぱい思い出があるが、今や母校と同じような高校と言っても好い。

 試合は1回から5回まで毎回得点を重ねた慶応が9-4で勝ち、3回戦へ駒を進めた。試合を観ているとこの炎天下に選手と観客の熱中症を避けるため、昨年まではなかった5回終了後にクーリングタイムという10分間の休憩を取ったことが、この夏の猛暑を表している。高校野球は爽やかな印象をイメージさせ、暑い最中ではあるが、現場のファンの気持ちは分からないまでも一服の清涼剤になる。今月22日の決勝戦まで高校球児はグランドで全力を尽くして悔いのないプレイをして欲しいものである。

 さて、そんな爽やかな高校野球のイメージとは異なり、先日来世間を騒がせている日大アメフト部の大麻・覚醒剤事件が、すっきりとした解決への道を歩んでいない。

 実は、アメフト部員が5日に逮捕され、日大は直ちにアメフト部の無期限活動停止処分を決めた。ところが、昨日日大はその活動停止処分を解除すると発表したというから驚くではないか。処分が出してから僅か5日後の解除である。同時に9月2日に開幕する関東学生アメフト連盟のリーグ戦へ参加の申し入れを行った。だが、関係者の処分を含めて事件の全容の解明がなされておらず、再発防止策も示されていないとして連盟は、日大の要請を却下した。

 このような日大の甘い体質は、発表したプレスリリース上によく現れている。日大は、本件は部員1名の薬物所持という個人犯罪であり、個人の問題を部全体に負わせることは教育機関の判断としては最善の措置ではないと言っている。そうだろうか。そんな個人犯罪を起こさせたのが、日大アメフト部の連帯責任であり、それを監督出来なかったのは大学当局の責任であると思う。

 林真理子理事長をはじめ、日大の首脳陣は考え違いをしていないだろうか。今回の処分解除の背景には、保護者から激しい突き上げがあったことが影響しているようだ。昨年の前理事長による背任事件以後、林新体制により出直した筈の大学が、人は変われど中身は変わらずである。まったく旧態依然であることに失望感を覚える。これではマンモス大学・日大の再生は、まだまだ遠いと言わざるを得ない。

2023年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5832.2023年8月10日(木) 終戦直後から続いたGHQの報道管制

 6日「広島原爆の日」の本ブログに子どものころは原爆投下後の被災地の惨状についてはほとんど知らなかったと書いた。当時は広島、長崎に原爆が投下され、大きな被害を出してそれが終戦へ直結したとの単純な理解だった。小学校5,6年生時の恩師は、ちょうど戦闘中だった朝鮮戦争については随分話してくれたが、原爆の被害などについてはほとんど語ってはくれなかった。気持ちを込めて生徒に何でも話してくれた恩師が、当時広島や長崎の被災者の焼けただれた惨めな姿については話してくれなかった。それが昨夜のNHK「歴史探偵」で分かった。終戦から6年間は連合軍総司令部(GHQ )の報道統制により、被災地の実情についてはメディアの報道に規制があったからだと知った。それ故恩師も実情を知らず、我々小学生には話してくれなかったのだと推察出来た。ありのままの現実を伝えてアメリカに対する非難が高まるのを警戒したGHQの姑息な対日占領政策が、報道の自由、言論の自由を拘束していたのである。「歴史探偵」の中で、アメリカ国内向けのフィルムが紹介されたが、原爆が投下されても屋内へ逃げ込むか、頭から衣類を被り防護するようにと宣伝していて、放射能の危険性なんかまったく伝えない身勝手なフィルムだと知り、アメリカ人の利己的で他国人への思いやりとか、配慮がまったく見られないことに、今更ながら驚き憤慨している。今漸くワシントンにあるスミソニアン博物館内に広島と長崎の原爆被災地の残酷な写真を展示することが決まったが、アメリカは常にロシアや中国の原子力核開発にブレーキをかけることを要求しているが、自らを律して核廃絶の行動の先頭に立って核廃棄をやって欲しいと願う。それが、原爆を世界で唯一使用し、悲惨な惨禍をもたらした当事者としてなすべき責任であると思う。

 昨日のブログに取り上げた麻生太郎・自民党副総裁の中台間の戦争を煽るかのような台北市内での演説に対して、早速中国外務省が「日本の政治家が勝手なことを言い、台湾海峡情勢の緊張を騒ぎ立て、対立をあおった」と批判した。そのうえで日本の政治家が台湾問題についてつべこべ言う資格などないと手厳しいパンチを食らった。出過ぎた行為であるし当然だと思う。しかし、自民党内には麻生発言を言うべきことを言ったと評価する声もあるようで、現状では自民党内の右傾化現象は留まらず、その攻撃的な論陣は極めて危険である。

 さて、先日元テレビ会社政治部長だった知人から、1枚の美術展の招待券を送っていただいたので鑑賞に出かけた。それは「第25回文化人・芸能人の多才な美術展2023」と題する作品展で、銀座の‘TOKYU PLAZA’で開催された。安倍元首相や岸田首相も出品している。その2人の作品を正面から見つめ監視する場所に知人の水彩画が飾ってあった。著名な政治家、芸能人、スポーツ選手ら95名の出品が展示されている。中々興味深い作品が多く、中でも入口に飾られていた、Kazu Hiroが制作した人間の頭と手を優勝カップのような台に載せた作品には度肝を抜かれた。やや大きいが本物の頭と手と全く同じである。パンフレットの表紙にも飾られているが、作者はこれまでアカデミー賞を2度も受賞している芸術家である。多岐に亙る芸術品をもっと多くの人々に見てもらった方が良いと思うほどであり、新聞社の協力を得たらどうかと思っている。来年も鑑賞出来ることを楽しみにしている。

2023年8月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5831.2023年8月9日(水) 長崎原爆記念日と低次元の麻生発言・日大首脳陣

 6日の広島原爆の日に続き、今日は世界で2番目の原爆投下78年目を迎えた長崎の原爆記念日である。6日(広島原爆投下)+9日(長崎原爆投下)=15日(終戦)を辿って終戦、否敗戦を迎えた。生憎台風6号が長崎周辺を回遊しているために平和公園内で予定されていた平和祈念式典は、60年ぶりに屋内の「出島メッセ長崎」で行われ、岸田首相をはじめ、各国の要人も出席しないことになった。首相からはビデオ・メッセージが送られてきた。発信力も小さくなり規模も縮小され被爆者にとっては悲しく寂しい1日であろう。

 この原爆投下に合わせて核使用反対の動きがある中で、昨日台湾を訪問した麻生太郎・自民党副総裁が現地で講演し、とんでもない発言をした。台湾有事を念頭に蔡英文総統ら台湾政府の幹部を前に「お金をかけて防衛力を持っているだけではだめで、いざとなったら台湾防衛のために使う」と述べ、「日本、台湾、米国をはじめとした有志国は強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」と強調したというから、この御仁は元々自己制御が利かない政治家であるが、憲法違反を物ともせず、日中平和友好条約すら一顧だにしない勢いである。この発言に対して批判的な声があちこちで上がっている。「戦うのは我々現役世代。勝手なリップサービスは迷惑極まりない。政治家は戦争を防ぐべく存在している」、「本当に迷惑なジジイやね。自分が竹槍持って戦う分には勝手にしろだが、他人を巻き込まないでほしい」など至極当然なコメントである。更に調子に乗る副総裁は、来年1月の台湾総統選に関し、「台湾はきちんとした人を選ばないと、台湾の存在が危なくなる」と当該国の外交について余計な口出しまでした。案の定今夕の朝日「素粒子」に「82歳の麻生氏が『戦う覚悟だ』と。いつの世も戦場に行かぬ人が軽々しく言い募る」と皮肉を込めて取り上げられている。戦争を知らない人は、戦争の怖さというものを臨場感では分らないものだ。だからちょっとでも右へ傾くと好戦的な発言が後から後から飛び出してくる。こういう憲法で最も重要な武器を放棄して戦争をしないと約束した第9条の精神を理解しようともせずに、戦争好きな政治家が国会で活動するのは国民にとって危険であり、不幸であり、不条理であると言える。どうしてこんな知性のない政治家が一時的であったにせよ、首相まで務めることが出来たのだろうか。年齢的にももう引退しても良い時期ではないか。さっさと表舞台から去りなさい!

 さて、昨日日大アメフト部員の大麻及び覚せい剤所持により逮捕された事件に関する記者会見で、出席した日大林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康広副学長らの言動があまりにも稚拙で不評だった。林理事長の2人に対する遠慮がちの発言や、自らが応えるべき質問を副学長に振ったのが目立って、あるジャーナリストは「小説家出身であるにもかかわらず、あまりにも言葉足らずの部分が目立ったのは残念だった」と述べていた。日ごろより肝心なことは耳に入れられていないことが分かる。理事長はお飾りとの声に憤慨していたが、そう見られるのは会見を見てみれば分かる。

 今日になって知ったことだが、澤田副学長は日大法学部を卒業して、かつては検事を務めていたことが分かった。それにしては、大麻らしき物体を見つけても直ぐには警察に届けることをしなかったことなど、検事らしき行動が見られなかったことについて、多くの人々が首を傾げている。この様子では、田中英壽前理事長時代の学園経営から一歩も進歩していない印象を受ける。今度はどんな組織改正と人事の刷新を行うのだろうか。日大の前途は多難である。

2023年8月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com