ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5850.2023年8月28日(月) 1日4千歩で死亡リスク減少

 余程のことでもない限り、毎日ウォーキングは欠かさないよう努めている。以前は1日1万歩を目標にしていたが、このところ5千歩前後が普通になってしまった。特に最近は暑いので、出かけはするが、歩数はどうしても減少気味である。

 今月上旬にヨーロッパ心臓学会が発行している医学誌に、興味深い報告書が掲載された。1日約4千歩であらゆる原因による死亡リスクが減少し、心筋梗塞などの心血管疾患による死亡リスクについては、約2千3百歩で効果が出るという情報にホッとしている。これは、ポーランドのウッジ医科大学研究チームが、22万7千人を対象に7年間のデータを分析した結果、「1日1万歩が健康維持に必要な魔法の数字と言われて久しいが、5千歩未満でも効果が期待できる」と伝えたものである。

 このニュースを知って大分気が楽になった。あまり無理せずに4千歩を超えることを当面の目標にしようと思っている。

 さて、数日前に人間ドックの正式な報告書が慶応病院から郵送されてきたので、今日それをもって前立腺の基準数値PSAがやや高めの心配があり、昨年に続き泌尿器科クリニックを訪れた。医師は全般的に数値がやや高いが、年齢も影響するので、特に心配というほどのことではない。だが、気になるなら局部のMRI検査を受けたら良いとアドバイスをいただいたので、一昨年と同様早速自由が丘にあるメディカル・スキャニングで予約してもらい、明朝受診することになった。

 どちらかと言うと予防医学的には鋭意積極的に対応しているので、一昨年も検査の結果はそれほど心配することはないとのお話だった。今年もそのつもりで明日MRI検査を受けてみるつもりだ。

 さて、このところ消費者物価の値上がりが激しく、多くの食料品や日用品で値上げが見られるようだが、特に円安が進行してから原油を輸入に頼っている石油、ガソリン価格の高騰が止まらないようだ。レギュラー・ガソリンの全国平均価格は、ついに180円を突破して1ℓ当たり181.3円まで値上がりして200円台が目前となり、一般家庭の消費者はもちろんであるが、ガソリンを使用する運送業者、バス、タクシー業者などにとっては営業上かなり厳しいようだ。政府は9月末に期限切れとなる価格抑制のための補助金を延長する方針のようだが、それでも大量のガソリンや灯油を使用する企業からは悲鳴が上がっている。

 5年前に車を処分して現在は車に乗ることはなくなったが、今車の所有者は相当な出費を余儀なくされていることだろう。あの頃は1ℓ当たり135円ぐらいだった。それが、180円台だというから、車の維持費も増え、ある程度経済的に余裕がないと車を所有することも出来ない時代になったということが言えるかも知れない。

 世知辛い世の中になったものだ。

2023年8月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5849.2023年8月27日(日) 福島原発汚染処理水放水への反響

 去る24日政府の方針の下に、東京電力は福島原発汚染処理水を海洋に放水を始めたが、中国政府の強硬で身勝手な抗議に対してきちんと説明し説得する必要がある。中国の言い分と抗議の気持ちは理解出来ないこともないが、自国の安全基準を上回る汚染処理水を13か所も無断放水したことを隠しながら、中国は日本の国際的な科学的安全基準をクリアした放水を、一方的に誹謗する不条理で身勝手なやり方だからである。

 まず、中国は科学的根拠を一切考慮しない国であることを承知しておく必要がある。国際原子力機関(IAEA)が、福島の汚染処理水は安全基準以下であると科学的に認めたが、中国政府はこれを歯牙にもかけず、日本が行った汚染処理水という言い方ではなく、あたかも日本は汚染されたまま放水したと強弁し、世界中の人々に何世代にも亘って健康上の負担を負わせていると一方的に非難し、3日前から日本の水産物の輸入を全面的に禁止する行動にまで及んだ。報道統制下にある中国国内では、国民は政府の言葉を額面通り受け取ったせいか、昨日辺りから非礼にも中国から日本へ嫌がらせの電話や、メールが数多く送信されている有様である。北京の日本大使館では、トラブルを恐れ日本人ピアニストによるイベントまで急遽キャンセルしたほどである。また、韓国内でも尹錫悦大統領は、汚染処理水の放流を容認しているが、反対する市民も多く日本大使館にデモ隊が押しかけ逮捕者まで出している。

 国連安保理事会でも、中国と北朝鮮が日本に対して上記のように間違った批判を行い、日本の国連大使は、IAEAが認める安全基準以下の汚染水を放流したもので、誤った情報を流さないよう厳重に抗議を申し入れたくらいである。北朝鮮こそが、国連憲章違反の核実験を度々繰り返したり、無断でミサイル発射実験を行ったり、散々日本を含む周辺国に迷惑をかけていながら、中国と歩調を合わせて汚染処理水の放水を非難する身勝手ぶりである。

 アメリカでは、日本の対応を容認しているが、中国同様にThe New York Timesなどの主要紙が、「汚染処理水」と書くべきところを「汚染水」と表現している点などは、正しく理解されるような対応策が必要ではないかと思う。その点では、日本の外交筋は、事態がデリケートな問題だけに正しく理解してもらえるようきちんと説明を尽くすことが求められると思う。

 中国は、現時点では話し合いの余地がないとみたのか、明日から3日間訪中する予定だった山口那津男公明党代表に、タイミング的に適切ではないと山口氏に訪中を延期するよう連絡があり、山口氏もショックを受けながらも受け入れた。それほど汚染処理水の放水は中国政府の神経を高ぶらせている。この様子だと日中関係の改善は大分遠のいたと言えよう。

 中国政府の言い分では、日本は今後30年以上に亘って世界に原子力汚染水を放流し続けるとの過大な言い方をしている。あまりにも無責任な言い方ではないか。このままでは中国の理不尽な言い分だけが独り歩きすることが懸念される。これでは日本の説得がまったく効果を発揮されず、外交力ゼロだと言わざるを得ない。

2023年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5848.2023年8月26日(土) 米大統領選は、またも高齢者同士の争いか。

 慶応高校が107年ぶりの歴史的快挙を成し遂げた高校野球も、その熱気のほとぼりが冷めつつあるところだが、この暑い最中に世界各地で各種スポーツの実力世界一を競う世界選手権が行われている。先日は女子サッカーで「なでしこジャパン」がベスト8に入る活躍を見せたばかりだが、昨日から沖縄でバスケット・ボール世界選手権が始まった。19日からはブダペストで陸上競技大会が開催されていて、これまでにかつてないほど日本人選手の活躍が見られる。そこへ昨日女子やり投げ決勝が行われ、日本記録保持者の北口榛花選手が、最後の一投で上位3人を上回る記録を出して逆転優勝した。昨年の大会では銅メダルを獲得したが、日本女子選手が金メダルを獲得したのはマラソンを除いて初めてである。日本人選手が活躍するのは嬉しいことで、とりわけ女子選手はこれまであまり活躍する機会がなかっただけに、これがひとつのきっかけとなって今後益々活躍をしてくれれば、その影響は他分野にも広がっていくことだろう。

 さて、ロシアと中国の不穏な動きもやや気になるところだが、民主主義国家アメリカ社会の動静もすっきりしない。トランプ前大統領の言動がどうも怪しいのだ。

 4つの事件で起訴されているトランプ前大統領が逮捕された。直ちに保釈金20万㌦(約2,900万円)を支払い釈放されたが、卑しくもアメリカ大統領経験者がこうも簡単に逮捕されるとは呆れるばかりである。23日には、共和党次期大統領候補者8人が初めてテレビ討論会を行ったが、トランプ氏はこれに出席しなかった。対立候補者らを弱くて哀れと小馬鹿にしたような言葉を弄している。トランプ氏は過去に起訴される度に、自らへの政治的魔女狩りだと非難している。不倫事件や、機密書類無断持ち出しなどのスキャンダルを抱えながら、なぜこれほど支持者がいるのか理解出来ない。しかし、我々がメディアを通して知る限りでは、トランプ氏から支持者が離れないのは、「家族の1人が飲酒運転で起訴されたようなもの。悪いことをしたのは知っていても、家族の一員であることには変わりがない」と捉えているようなので、これは最早「トランプ麻薬」に入り浸っているようなものだ。これでは世界をリード出来るようなまともな社会が作れるはずがない。

 現在共和党内の立候補予定者は9人もいるが、トランプ氏は62%の支持を得ている。次いでデサンティス・フロリダ州知事の16%である。他は推して知るべしである。今ではトランプ氏の次期大統領共和党候補者推薦はほぼ確実ではないだろうか。そうなるとこれを阻止するのは民主党候補者である。民主党内にはバイデン大統領に対抗する候補者が見当たらない。何といってもバイデン大統領が気がかりなのは年齢である。現在80歳のバイデン氏の言動ぶりを見ていても声に生気がなく、傍から支えてあげたいような不自由そうな動作であり、実際4月のNBCニュースが実施した世論調査によると、70%以上の有権者が再選出馬すべきではないとみている。トランプ氏にしても現在76歳で似たり寄ったりであるが、若い国、若者の国と言われたアメリカの最高権力者の座がこうも高齢者同士によって争われるとは、よもや思いもしなかったことである。

 J.Fケネディとニクソンが争った1960年の大統領選挙では、ケネディは43歳、ニクソンは47歳だった。今思い出しても清新で溌剌としていた。アメリカはいつの間にか老大国になってしまったのだろうか。

2023年8月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5847.2023年8月25日(金) 大学ゼミの先輩と辛く悲しい別れ

 去る18日に大学ゼミの先輩が亡くなられた。近年糖尿病の治療に大分ご苦労されておられたが、直接の死因は誤嚥性肺炎だった。先輩は、大学卒業後そのまま大学院へ進まれ、飯田鼎教授のゼミの下でサブゼミを持たれ、我々を指導してくれた。その後JETROに入られ海外駐在も経験された。JETROを退職されてからは、ゼミの先輩として恩師飯田教授や、同期生の小松教授とともに、OB及び学生とともに勉学と同時にプライベートな交流を深め、ゼミは我々にとってアカデミックな場であり、同時に憩いの場でもあった。

 その先輩とはコロナ渦と体調が悪かったせいもあり、この3年ほどお会いしていなかった。今日京王線幡ヶ谷駅近くの代々幡斎場で葬儀が行われ、ゼミでともにお世話になった後輩と出席した。先日奥様から葬儀と同時に初七日も行い、斎場で荼毘に付すとのご連絡をいただいた。こういう場で最後の対面をするのは辛いものだが、優しい死に顔を拝見し、ただご冥福をお祈りすることで長年の御交誼に感謝しお別れを告げた。

 脱線するが、先輩は一昨日甲子園で107年ぶりに全国制覇した慶応高校の出身である。私が受験に失敗して入学が2年遅れたために私は後輩となったが、高校は別だが、同学年だった。高校3年生だった1956(昭和31)年夏の高校野球神奈川県予選で我が母校・湘南高校が準決勝で慶応高校に2-0で敗れ、慶応は決勝戦も勝ち甲子園へ出場した。残念ながら甲子園では初戦で仙台二高に敗れた。ところが、縁は異なもの味なものと言われるように、この夏の大会で全国制覇したのが、何と京都・平安中学時代に短期間だったが在学していた当時の同級生らが活躍した平安高校(現竜谷大平安高)だった。優勝旗を持って場内を行進する同級生らを観て、感慨無量だった。校歌もテレビの前で声を張り上げて歌ったことを思い出す。
 亡くなった先輩らとは卒業後も一緒に集まって食事をしたり、旅行をしたり楽しかった情景が思い出される。年々こうして親しい人が、ひとり去り、ふたり去って世の無情を感じる、と同時に寂しい思いに駆られることが増えてきた。こればかりは年齢を考えれば、ある面で止むを得ないのかも知れない。これからも折に触れて先輩を想い出すことがあるだろう。

 さて、昨日本ブログで取り上げたロシアの民間軍事会社の創設者プリゴジン代表が搭乗していた自家用ジェット機が墜落して、搭乗していた乗員10人がすべて死亡したと伝えられたが、プリゴジン氏の死が確認されていないこともあって、憶測や噂が広がるばかりだった。そこへウクライナ侵攻以来ちょうど1年半になった昨日、プーチン大統領が、公の場で初めて事故に言及し、墜落は悲劇であり犠牲者に哀悼の意を捧げると表明した。プーチン大統領は墜落原因の調査を開始すると述べたが、同時にプリゴジン氏を有能な人物だったが、重大な過ちを犯したとも述べた。プリゴジン氏は憶測されるように自らに弓を引いた人物だけに、心中は穏やかならぬものがあったであろう。直ぐにも、逮捕、そして処刑と見られたが、一度はアフリカで仕事をさせて世界にプリゴジン氏を信頼しているフリをしながら、意図的とも思えないような術を使い、憎きプリゴジンを処分したのだろう。

 プーチン大統領の人非人ぶりは脅威であり、ロシアとは空恐ろしい国である。

 

2023年8月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5846.2023年8月24日(木) ワグネル創設者墜死と福島原発汚染水の放出

 世界で最も疑念があり危険な国・北朝鮮が、一昨日今月末までの間に「人工衛星」を打ち上げると海上保安庁へ北朝鮮側から通報があった。今朝になって北朝鮮は、国家宇宙開発局を通じて軍事偵察衛星を搭載した新型衛星ロケットの再打ち上げを行い、失敗したと発表した。いつもながらの人騒がせのミサイル発射騒動である。この北朝鮮は、日本をはじめ周辺国に不安と恐怖を与えながらも我が道を往って、失敗に懲りず10月にまた打ち上げを行うと公表した。

 また、世界でも最も怪しい人殺し帝国のロシアでも胡散臭い情報が頻発している。6月にプーチン政権を批判する言動を行ってきたロシア民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン代表が搭乗した自家用ジェット機が昨日ロシア国内で墜落し、プリゴジン氏が死亡したとのニュースが伝えられた。実際に同機にプリゴジン氏が搭乗していたかどうかはまだ確認されていないが、さもありなむと思う。権力者プーチン大統領に盾突いてクーデターを企んだのみならず、自身が取って変わろうとしたような反逆者を独裁者プーチンが黙って見逃す筈がない。事件後、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介により部隊を撤退させ、しばらくプリゴジン氏はベラルーシに留まっていた。その後もアフリカに出没して、アフリカでロシアの権益拡大に動いていたようなニュースが伝えられた。だが、一旦裏切ったような男をプライド高いプーチン大統領が黙って見逃すことはあり得ず、いずれプリゴジン氏は抹殺されるものと思っていた。

 この墜落事故ニュースにアメリカの戦争研究所は、プーチン大統領がロシア軍に撃墜を命じたのはほぼ確実だとのコメントを公表した。私もプリゴジン氏はプーチンによって地獄へ突き落されたと考えている。

 さて、国内では一昨日岸田首相が福島第1原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む汚染処理水を今日にも放水する方針と公表した通り、今日午後1時ごろから東京電力は政府の方針に基づき、基準を下回る濃度に薄めたうえで、海への放出を始めた。国際原子力機関(IAEA)は、「国際社会の目の役割を果たし、放出活動がIEAEの安全基準に合致することを保証するため現地にいる」として福島にスタッフが留まりながらも汚染水処理について一応の理解を示している。

 問題は、世界最大の嫌がらせ国家・中国の対応である。日本の汚染水放出方針に対して当初から反対し、放水したら対抗措置を取ると再三に亘り日本政府に対して警告していたが、日本が放出を始めたことを受け、直ちに中国税関当局は原産地が日本の水産物の輸入を今日から全面的に停止すると発表した。

 中国政府の抗議や、主張は一見筋が通っているように思えるが、実は中国にも汚染水放出の過去がいくつもある。福島のトリチウムの年間総放出量は、22兆ベクレルであるが、「中国原子力エネルギー年間」によると中国国内の原子力発電所のうち少なくとも13か所で、東電の放出量を上回る量のトリチウムが放出されていたことが分かっている。中でも浙江省の泰山原発では、一昨年だけで218兆ベクレルもの放水が行われた。

 相変わらず中国政府は、自らの過ちは覆い隠して、他国のミスは厳しく糾弾するという姿勢は変わらないようだ。日本政府は中国に対して福島放水についての説明ばかり考えているようだが、中国の身勝手な汚水処理についても追求するべきではないだろうか。この厄介な行く末は一体どうなるのだろうか。

2023年8月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com