ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5198.2021年8月5日(木) 使い難いカードと軽薄な名古屋市長

 今日も猛暑が厳しい。全国で最高気温は大阪の38.9℃だったが、東京都内でも千代田区で34.7℃、八王子市で36.3℃だった。

 新型コロナウィルスの感染は今日も拡大する一方で、東京都内では、2日続けて過去最多の5,042人にまでなった。全国では15,623人でこれまでの最多となった。世界的にも感染者数は増え続けて、ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると今日初めて2億人を超えた。世界人口が約78億7千万人だから約40人に1人が感染したことになる。

 さて、3日前に不本意にもVISA・CARDが利用出来なかった。どうにも納得出来なかったので、一昨日三井住友カード会社へ実情を細かく書いて説明を求める手紙を送った。すると行き違いだろうが、偶々今日同社から不正利用監視システムを担当する部署から書状が届き、電話を欲しいと書かれていたので、早速電話をしてみた。

 同社担当者の説明では、私の銀行口座から引き落とし依頼に不審な点があって停止している案件がいくつかあるので、不審な点を確認したいということだった。その怪しげな引き落としが何と10件ほどもあって、いずれも私には思い当たる節がない。すべて支払いを停めてくれるよう依頼したところだ。そのうえで、担当者が言うには、この私のカード№が誰かに知られているので、№を変更させてもらいたいということだった。カード会社からの依頼で№を変えたばかりでもあり、再び変更することに抵抗があると話したが、安全のためにそうして欲しいというので、聞き入れることにした。

 しかし、便利な筈のカードがこのように度々危うい目に遇い、その都度カード№を変える手続きを取るようでは、今後もキャッシュレスなんて危なっかしくて利用出来ない。個人が詐欺まがいに他人口座から引き落としを試みる例が多いようだが、近頃は組織が密かにハッカーとなって侵入し多くの銀行口座を荒らしまわっているとの情報がある。日ごろから現金管理には、注意をしていないといけないと悟らされた次第である。

 さて、今日も猛暑真っ盛りという気候だったが、オリンピックも益々盛り上がっている。ところが、次元の低いニュースが伝えられた。それは、先日女子ソフトボールで金メダルを獲得した、名古屋市出身の日本代表チームの後藤希友投手が、河村たかし名古屋市長へ優勝報告挨拶に参上した時のことである。市長がいきなり金メダルをかじったという話が話題になっている。後藤投手の勤務先であるトヨタ自動車からも選手への敬意や称賛が感じられず、コロナ防止上からも好ましくないと苦言が呈せられた。

 河村市長は、数年前にあいちトリエンナーレ開催で騒ぎの中心にいたり、昨年は愛知県知事リコール運動を支援したが、事務局が署名偽造事件を引き起こして事件の黒幕ではないかとの疑念を抱かれたり、何かと世間を騒がせて話題になった腰が軽く、目立ちたがりの市長である。スケート金メダリストの小平奈緒選手をはじめ、多くの人びとから軽薄で、コロナ禍の心配があると非難の声が名古屋市役所に寄せられている。他人の持ち物であるメダルを身勝手に自分の口の中へ入れるようなポーズを取れる感覚が理解出来ない。こんな人間が6大都市の行政のトップである市長を務め、顰蹙を買うような行動をしているようでは、いくら自分たちが選んだ市長だとしても名古屋市民も肩身が狭いのではないだろうか。自らトップとなる以上、もう少し常識と品格を兼ね備えて欲しいものである。

2021年8月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5197.2021年8月4日(水) コロナ感染拡大に政府が方針転換

 暑さとオリンピックが加速するに連れて、新型コロナウィルスも感染が一層拡大している。医療体制崩壊が懸念されているが、新規感染者の数は増える一方で、全国では連日新規感染者が1万人を超え、今日は過去最多の14,207人だった。東京でも過去最多の4,166人でこの1週間平均は3,478人となり、これは先週の平均に比べて178%である。関東では8日連続で千人を超えた神奈川を除く8都県が過去最多となり、8県にまん延防止重点施策が実施されることになった。

 昨日政府はコロナ患者が急増する地域で、入院を制限する方針を各自治体に対して要請した。コロナの拡大に手が負えなくなった政府が、医療体制に具体的な方針を呈示するのではなく、感染急増地域での入院を重症患者や重症化リスクの高い患者に限定することを呈示したのだ。これによって従来入院と判断された中等症と軽症の患者は、リスクが低い場合は原則自宅療養とするよう求めている。一般家庭で中等患者を看護し続けることは大変である。自宅療養している患者の容体が急変したら即座に対応できるのか。また重症と中等症の線引きをどこがどう行うのか、政府は各自治体に任せたいようだが、早や馬脚を表したようだ。政府、厚労省は医療崩壊が近づきつつある実態に直面して賢明なる次の手を打てず、ついに音を上げて自治体に事態収拾を委ねたと言っても好い。国家が全国民のことを考えない責任逃れである。流石に野党からは方針の撤回を求められたが、菅首相は、やんわりと拒絶した。

 ところで、1日付朝日朝刊によると中国でもデルタ株による感染が拡大して南京市周辺を封鎖して全住民920万人のPCR検査を行っているという。首を傾げたくなるのは、その記事の隣に、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学公表の「世界の新型コロナ感染者」が数字で掲載されていて、それによると南京で急速に感染者が増えた日に公表数字ではその兆候がまったく窺えず、相変わらず中国の新規感染者は1日に精々150人程度で、死者はこの1か月間ただの1人としていないということである。

 世界で毎日約75万人が感染し、約8千人が亡くなっている現実に、世界一の人口を誇り、コロナ発祥地である中国で死者が1人もいないという統計数字を、どこまで信じたら良いのだろうか。朝日には自紙記事と公表数字との整合性と事実関係を説明にしてもらわなければいけない。

 中国には、世界の衛生保健上正確な数字を世界保健機関(WHO)へ報告する責任と義務がある。その肝心な数字を政治的な思惑と駆け引きに利用して、正確性とは程遠い数字を発信するようなことがこれまでにも度々あった。間違った統計を国際機関に伝えるようでは、国家としての責任を果たしたことにはならない。中国は正確な数字を公表していると言うだろうが、中国で1か月間に1人もコロナ死者がいないなんてことを信じる者はいない。中国は数字上一向にコロナ感染者が増えない疑念のある現実を直視して、世界に対して自らの説明責任を果たすべきである。

2021年8月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5196.2021年8月3日(火) オリンピックの話題いろいろ

 今日も暑い。その最中に行われているオリンピックの陸上競技で次々と世界記録が誕生している。

 しかし、その一方で問題も多いようだ。特に、ベラルーシの女子陸上100m出場選手が帰国を拒んで亡命を望み、ポーランドが亡命を受け入れる用意があると公表した。ベラルーシは、強権的でとかく問題の多いルカシェンコ大統領が27年間も実権を握り、政治ばかりでなくスポーツやメディア行政も支配して、ベラルーシ・オリンピック委員会会長も務めている。オリンピック・チームへの高圧的な発言も選手たちに負担となっているようだ。東京大会でもいまひとつ成績が勝れないことに対して、チーム役員、選手らにメダル獲得へのプレッシャーをかけている。これに対して役員・選手の間では、賛否両論に分かれ、亡命を望んだ選手はこれまで反体制的なコメントをSNSで発信してきた。そのことに政府が同選手の帰国命令を出した。これについて選手は帰国すれば逮捕される恐れがあるとして第3国への亡命を求めたという経緯がある。

 一方、こんな珍しい話題もあった。一昨日陸上男子走り幅跳びで同記録により首位に並んだ2人の選手が最終決戦に挑まず、ともに金メダルを獲得する結果となった。本来なら1位決定戦を行う筈だが、2人が同意のうえで競技が終了となった。ルールには「当該競技者がもうこれ以上跳躍しないと決めた場合を含み、1位決定戦が実施されない場合、2人同意の上で競技が終了し第1位となる」とある。このことは寡聞にして知らなかったが、夕刊の見出しにも「『金は1人』の常識 2人で乗り越えた」とある。表彰台でも2人が中央の優勝者の壇上に立ち、国歌は、2人の母国であるカタールとイタリアの順に演奏された。ゴールド・メダリストが2人もいるなんて、何となく奇妙で受け入れがたいが、これもオリンピックのモットーである多様性と調和であろうか。

 かつて、小学校の教科書で似たような例を学んだことがあった。ベルリン・オリンピック棒高跳び決勝で、西田修平、大江季雄両選手が同記録で2位と3位になり、これを2人は同じ日本人同士だからこれ以上争うのは止めようと2人で銀メダルと銅メダルを分かち合った話が美談として伝えられたくらいである。

 その他に、当初最も不快な話題になっていたのが、SNSによる選手に対する誹謗中傷だった。体操男子個人で優勝した日本の橋本大輝選手への中国国内からの悪質な誹謗に対して、中国から謝罪コメントが寄せられたほどである。これに対して優勝を逸して2位に終わった中国の肖若騰選手が、過度な攻撃は止めて欲しいと呼びかけ、日本の水鳥監督が感謝の意を述べて場外からの攻撃を日中代表が共同で払いのけたことが爽やかな印象を与えた。

 世界のスポーツの頂点であるオリンピックには、多種多様な話題があり、観客がいなかろうと大いに盛り上がる。明日以降もまだまだ楽しめそうだ。

2021年8月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5195.2021年8月2日(月) 人間ドック受診でいろいろあった。

 人間ドック受診のため信濃町の慶應病院まで出かけが、付随的にオリンピック・メイン会場のロマン溢れる空気に触れることが出来た、と同時にドック受診後思いも寄らないトラブルにも見舞われてしまった。

 1年に1度の恒例となった人間ドックの受診日である。昨日までに慶應病院から事前のPCR検査の結果で陽性の連絡がなかったので、新型コロナウィルス患者ではないことは確認済だった。いつも通りMRI検査や十二指腸の内視鏡検査、その他いろいろな検査を受けたが、今日の内視鏡検査は少々厳しかった。以前の内視鏡検査で今日ほどきついと思ったことはなかった。手指と同じ太さのチューブを口から1.5mばかり差し込んで写真に撮るのだから、肉体的にきついことは覚悟していたが、過去には内視鏡検査で厳しい記憶がほとんどない。情けないことに幼児のように涙、鼻水、よだれを出したのは実に久しぶりのことである。内視鏡の医師から内視鏡検査の写真も見せてもらい、ほとんど心配するような問題はないとの話だった。総合的にもあまり大きな問題はないということでホッとしている。ただ、便潜血反応で血痕が交じっていると指摘され、早めに専門的に診てもらった方が良いとのお勧めがあったので、すぐに紹介、予約をしてもらい12日に消化内科で診てもらうことになった。

 病院11階の帝国ホテル・レストランでランチを楽しみながら、周辺の景色を眺めていた。ちょうど同じ高さに今オリンピック陸上競技を開催中の国立競技場の屋根が見える。改めて周囲の森が建物に溶け込んで落ち着いた素晴らしい環境の競技会場だと思った。だが、周囲の人出は、やはり無観客、及び周囲が交通整理されているネットのせいで、静かな環境に包まれている。コロナさえなければ、ここに多くの人びとが溢れてオリンピックが熱狂の中で開催されている筈だが、とてもそうは思えない素晴らしい雰囲気である。喜んで好いのか、意外と言ったら好いのか、全体の環境は滅多に見られないほど静かで、神宮の緑に調和したスタジアムに厳粛さを感じた。

 ところが、受診がすべて終わって最後に代金の支払いに際し、カード支払いでひと悶着あった。処理することは出来たが、病院や私自身の責任ではなく、不愉快な目に遭ってしまったのである。

 代金支払いの場で、先日再発行したばかりの三井住友ビザ・カードが使えなかったのである。こんなことは初めてである。そのつもりでいただけに、請求額分の現金は持ち合わせておらず、結局銀行振り込みということになってしまった。

 昨年12月ビザが私の銀行口座から、名も知らない外国名企業の請求額を引き落としされる寸前に気が付き不審に思い、三井住友カード会社へ連絡したところ心当たりのない怪しい請求だったと分りビザはその引き落としを停止した。その後ビザ・カード会社から安全のために私のカード№を変更した方が良いとのアドバイスで№を変更したわけである。それが今日のように使用出来ないとすれば、カード・ホルダーはどう対応すれば良いのか。カード会社の言うなりに従ってカードが使用出来なくなり、結局恥をかかされ、結局はカードが使用出来なくなってしまったのだ。

 今やデジタル化時代に入り、現金支払いよりカード利用のキャッシュレスが一般化しているようだ。そこには当然カード会社にとってもメリットがある。ところが、カードによる顧客へのサービスが追いつかず、彼らに迷惑と負担をかけている。この実態をカード会社は何と心得ているのだろうか。カード会社に言わなければ個人のトラブルはそのまま見過ごされてしまうだろう。これは三井住友カード会社に、はっきり事実を知らせる必要がある。それにしてもこんな初歩的なミスが大カード会社で日常茶飯事に起きるとは、怖くてカードなんか使えない。実は、ビザ・カードでトラブったのはこれが初めてではない。どうしてこういう初歩的な事故がしばしば起きるのだろうか。企業の体質としては意図的とも思えて、偽装報告をして非難を浴びている三菱電機と何ら変わらないではないか。モラル喪失であり、実に情けない。日本の旧財閥のモラルもこの程度のレベルに落ちてしまったということだ。強く反省を促したい。

2021年8月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5194.2021年8月1日(日) ミヤンマー・クーデターから早や半年

 今年も猛暑の8月に入った。今日も朝起きた時から外は暑そうな空模様だった。とてもウォーキングに出かける気にならない。

 2月にミヤンマーで軍事クーデターが発生してから今日でちょうど半年になった。最も好きな国のひとつであるミヤンマーの自由と民主化が抑圧され、軍政下に置かれたミヤンマーの人びとの気持ちを想うと寂しく悲しい気持ちになる。

 昨日まで3日間続けて朝日新聞には1頁の4分の1のスペースにミヤンマーのクーデター後の現状を連載していたが、レポートではミヤンマーの前向きな明るい気配が感じられない。そこには、クーデターとミヤンマー国軍を非難する欧米諸国に対してロシアと中国が、欧米とは逆に軍事政権の後ろ盾となっているからである。今朝も新たに同じ程度のスペースにミヤンマーの現状について両サイドの視点から書かれている。「対ミヤンマー 割れる世界/欧米諸国は制裁―ロ・中反対」と題した記事だが、公平に見て見出しだけ読めば、ミヤンマーに対する支持が恰も二分されているような印象を受ける。欧米諸国は揃って選挙によって選ばれた民主政府から軍事力によって権力を奪い取ったミヤンマー国軍を厳しく非難しているが、ロシアと中国だけが軍事クーデターで政権転覆を図った軍事政府をその背後で支援しているのである。これは中ロともに、この機会にミヤンマーへの進出を図り、陣営に組み入れたいとの利己的な思惑がはっきりしているからである。覇権国家である中国、及び同じようなロシアは、ともに自国の権益をミヤンマー国内で拡大したくて表面的にミヤンマーの後ろ盾となって欧米などの制裁に反対しているに過ぎない。個人的に自国内で強力な権力を掌中にした習近平国家主席とプーチン大統領は、自国国民が国内問題や動きに騒ぎ立てないよう外国の、とりわけ欧米の動静に目を向けるよう仕向けるために、敢えて火中の栗を拾うようにミヤンマー軍政を擁護するような言動を行っている。

 民主的な政権をクーデターで転覆させた軍部の行動は、断じて民主国家、民主社会で許されるものではない。欧米諸国がこのミヤンマー軍を非難し、制裁を課すというのは至極当然とも思える。それをロシアと中国は国連安保理でも「内政不干渉」を理由に制裁決議に反対したが、特に中国の「内政干渉」に対する反対は、自国に都合の悪い点が暴かれることを恐れているというのが主たる原因である。新疆ウィグル族、チベット族への弾圧や、香港における「1国2制度」の撤廃や、香港国家安全維持法の強行など、誰が考えても民主化を抑圧する行為であり、それに対して外から異を唱えると錦の御旗のように「内政不干渉」と直ちに反論するのは、ご都合主義以外の何物でもない。それにしても民主的にミヤンマー国軍の行動に反対をアピールする欧米諸国の抗議が、今では中ロの術中にはまって活路が開けず、我が物顔に民主化を損なう中ロのやり方が、「そこのけ!そこのけ!お馬が通る」とばかりに許されるのは、ミヤンマー国民にとってばかりでなく、世界の人びとにとっても不幸を押し付けることと変わらない。それほどロシアと中国がよその国を舞台に行っていることは罪が重いと思う。

2021年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com