ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

ブログ一覧

5272.2021年10月18日(月) 秋篠宮真子さま3年ぶりに婚約者と再会

 来る26日に秋篠宮家の長女真子さまとご結婚される婚約者の小室圭さんが、ニューヨークから帰って来て3年2か月ぶりに真子さまとお会いし、秋篠宮ご夫妻にご挨拶するために、赤坂御用地内の秋篠宮邸を訪れたことが今日の大きなニュースとなった。3週間前にニューヨークから帰国した時の髪型があまり芳しい評判ではなかったようだが、今日はポニーテールを止めてきれいなヘアスタイルで男前が上がったようだった。

 26日午前中に婚姻届けを出されて午后にも記者会見をされるが、種々のトラブルで皇籍にいる方にしては珍しく結婚式を挙げない。秋篠宮ご夫妻にとっても愛嬢の結婚式を挙げてあげられないのは、不憫であり、忍び難いことであろう。ご結婚後、新婚ご夫妻はニューヨークで生活されるようだが、これからの新生活もそう平坦なものではないかも知れない。

 今朝小室さんは横浜・大倉山の自宅マンションを出られたが、手にお土産らしい大きな白い紙袋を持っていた。テレビのコメンテーターは思い思いの感想を述べていたが、中には小室さんの母親が働いていた洋菓子店(学芸大学駅前の「マッターホーン」のケーキか、ニューヨークのお土産ではないかと勝手な想像を巡らしていた。

 それにしても折角の結婚という祝い事であるにも拘わらず、メディアが公にすべきでないマイナス・イメージのようなことまで騒ぎ立てて根掘りはぼり穿り返され、私人のプライバシーにとっては過剰な報道に思える。お2人は早い内にメディアの取材から逃れて静かに暮らしたいと願っているに違いない。どうもメディアのアプローチと報道がせっかくのお祝い事を台無しにしているような気がしてならない。

 さて、話は180°回転して、今のプロ野球巨人軍の戦いぶりがあまりにも不甲斐ない。最近テレビでもプロ野球をあまり観戦しなくなったが、それでも子どものころから熱狂的な巨人軍ファンだったので、戦績は常に気になっている。その巨人軍が何と一昨日まで10連敗を喫したのである。プロ野球界の盟主である巨人軍が10連敗のような無残で不名誉な記録は、過去に4度だけである。昨年のオフ・シーズンにトレードで有力選手を何人か獲得して、さらに飛躍すると思っていたが、すべて彼らが期待外れに終わった。現在セ・リーグで3位の位置にいてクライマックス・シリーズに出場のチャンスはあるが、もしこのままの成績で終わるなら、現在3位の巨人は、クライマックス・シリーズで2位チームに3勝して、セ・リーグの優勝チームに1勝のハンデをつけられても4勝すれば、日本シリーズに出場し、パ・リーグ優勝チームと日本一決定戦に挑むことが出来る。これに勝てば、現在勝率が5割を割っているが、日本選手チャンピォン・チームとなれる。仮に今の巨人軍の成績でルール上日本一になれば、2010年の千葉ロッテ・マリーンズの優勝以来、3位チームが日本一となるが、このルールはちょっとおかしくないだろうか。年間を通して実力を発揮出来ないチームが、ある短期間だけ調子が良ければ、そのチームを日本一と決定するようなルールは、変だと思わないだろうか。両リーグの優勝チーム同士が争うなら良いが、今年はどういうことになるだろうか。

2021年10月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5271.2021年10月17日(日) 次期首相は核禁止条約にいかなる対応を

 どうして日本の政治家には、世襲議員が多いのだろうか。福沢諭吉は「門閥制度は親の仇」と言ったが、世襲議員は、江戸時代のその門閥制度と同じ伝統から生まれたようなものである。アメリカではブッシュ父子大統領のようなケースは珍しいが、日本では親子2代、或いは3代政治家という例はどこにもある。今度の総選挙でも恐らく自民党が第1党になり、岸田文雄・首相が第2次岸田内閣を組閣することだろう。その岸田首相ですら広島県出身の世襲議員である。

 4年前の衆院選で当選した議員の内、驚くことにその3割を超える議員が世襲だった。過去20年間に総理大臣は延べ9人いたが、その内6人が世襲である。安定志向の強い日本人には、世襲議員がしっくりくるのか、今では世襲以外で代議士になれるのは、キャリヤ官僚を除くとほとんど見られなくなった。かつてたたき上げで首相にまでなった田中角栄のような人物が現れるのは至難ともいえる。苦労知らずで安定志向が強いせいか、一度決めたら中々それを変えようとしないのが、世襲政治家である。その典型は日米協調という名の下に、アメリカと交わした協定を頑固なまでに変えようとしないことである。世界の誰が見てもおかしいと思えるような決め事の改定すらしようとしない。

 核兵器の開発、保有、使用を全面禁止する核兵器禁止条約が、51カ国の批准を得て今年1月正式に発効した。これにより同条約を批准した国々は、当然核兵器を所有出来ないが、問題は現在核兵器を所有している国が批准していないため、核兵器を所有し続けることである。核保有国に対して核兵器廃棄を求めているが、現在彼らは廃棄を宣言するようには見えない。日本は、世界で唯一の被爆国として批准国から批准することを期待されながらもアメリカの「核の傘」の下にいるからとの理由でアメリカ政府に同調して批准しようとしない。

 そこへ昨日1400超の都市で構成するアメリカ市長会議が、アメリカ政府に対して1月に発効した核兵器禁止条約を歓迎し、核廃絶に向けた即時行動を求める決議を全会一致で採択した。共同提案したデモイン市(アリゾナ州)のカウニー市長は「核の傘」の下の日本政府に対して、核兵器の絶対悪を伝えるため被爆者たちの声を聞くべきだと日本政府の姿勢に疑問を投げている。核兵器禁止の動きが徐々に進んでいるが、これまで日本政府は、核保有国と非保有国の仲介役の立場を目指すとしていたが、その実績が今日までまったく伝えられて来ない。デモイン市を含む世界の8千以上の加盟都市とともに、核廃絶を目指す国際NPO「平和首長会議」(会長:松井一実・広島市長)や、国内の343自治体が加盟する「日本非核宣言自治体協議会」(会長:田上富久・長崎市長)が、核禁止条約の批准国を目指し、また条約への参加を政府に求めているが、果たして次期首相はこれをどう受け止め行動に移すのか。広島出身の岸田首相が首相に就任した際には、批准にかなり期待が寄せられたが、言葉だけで行動に移すことはしなかった。つまり一度決めたスタンスを変更しようという行動を起こそうとしないのが日本流儀なのであろう。

 果たして岸田氏が次の首相に選ばれた時、この全米市長会議の見解をどう受け止め行動するだろうか。大きな期待は持てないようだが、とにかく核廃絶へ向けて意思表示をして欲しい。

2021年10月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5270.2021年10月16日(土) 大盤振舞の政党の選挙公約

 衆議院総選挙の火ぶたが切られ、各政党から選挙公約が発表され。あまり実現性のない公約が大手を振っているが、果たして各政党はこれをどこまで本気になってやる気で打ち出したのかよく分からない。

 外交、特に中国や北朝鮮問題と憲法改正問題については自民党以外に取り立てて発言していない。目先の新型コロナウィルス禍で経済停滞、収入減少などから、地道な公約より現ナマを国民に給付する安易な公約が目につく。

 例えば、公明党の18歳までの男女を対象に一律10万円支援、立憲民主党は低所得者に年間12万円の給付金支給を打ち出し、国民民主党は全国民へ一律10万円の再給付や消費税率5%の引き下げ、社民党の生活困窮者への10万円の給付や消費税3年間ゼロ、日本維新の会は、幼児教育から大学まで完全無償化と消費税5%を2年程度実施、などこれと言って国庫が豊かになる提案よりバラマキばかりである。実現性は期待薄であるが、日本維新の会が、国会改革「身を切る改革」として議員報酬と議員定数の3割減を打ち出したことぐらいが、賛成出来る程度である。

 これから半月間に亘って選挙戦が繰り広げられるが、案外支持率の低い岸田政権が、岸田首相自ら勝敗のメドは与党で過半数(233議席)と述べていたが、現段階で自民党だけで過半数を上回っていることを考えると、随分控え目な目標である。それだけ目標に達しないことを心配して安全ネットを広げているのだろう。

 さて、タリバンの政権奪取以来気になっているアフガニスタン情勢であるが、混乱した中で実権を握ったタリバンと過激派組織イスラム国の対立が懸念されていたが、去る8日に北部クンドゥズのモスク内で爆発があり46人が死亡し、140人以上が重軽傷を負った。そして15日に南部カンダーハルのシーア派モスクで爆発があり、36人が死亡し、およそ70人がけがをしたと伝えられた。いずれもイスラム国が自爆攻撃であると犯行声明を出した。治安が乱れた今のアフガン情勢に各国が懸念している。グレーレス国連事務総長は、経済が崩壊しつつあると危機感を示している。

 女子生徒が通学する学校が未だ閉鎖されている状況について、タリバン政府のムッタキ外相代行は、「70%の教育機関は再開している。イスラム社会では男女が一緒の教室にいるのは問題で、男女別通学が重要で、閉鎖が続く教育機関はこの基準を満たさなければならない」と述べているが、世界の教育の在り方とはまったく相容れない独自のイスラム教的教育観にはただ溜息をつくばかりである。

 それでは、戦時中の日本はどうだっただろうか。太平洋戦争終戦の昭和20年に国民学校へ入学した時、1年生は3クラスでそれぞれ男女共学だったが、上級学年は男子クラス女子クラスに分けられ、あぶれた生徒は男女共学組とされていた。考え方からすれば、戦前の日本も今のタリバンとあまり変わらないのではないだろうか。

2021年10月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5269.2021年10月15日(金) 高市政調会長より矢野次官の方が真面(まとも)

 コロナ、コロナと新型コロナウィルス感染防止対策に追われて、つい私たちもコロナ退治ばかりに熱を入れているが、その一方でこれから冬に向てインフルエンザも流行って来る。医療体制も逼迫している中で、このインフルエンザにも気をつけなければいけない。先日かかりつけの医院に予約していたインフルエンザ予防ワクチンを今日打ってもらった。これでまた一安心である。

 さて、3日前に話題になった「文藝春秋」11月号掲載の矢野康治・財務事務次官の寄稿文について取り上げてみた。その記事を読んでみたくなり、昨日書店で「文藝春秋」を買い求めた。一言で言って矢野次官の言い分は、国家予算管理立場、国家予算の在り方から考えて至極当然のことであると思う。日本の財政は近年恒常的に赤字続きで、それを更にバラマキにより赤字を増やすことには納得がいかない点を責任ある当事者の立場から、当然の意見として具陳したものである。これに対して、防衛費を2倍にするなどと軽薄な発言をするようなバラマキやの高市早苗・自民党政調会長が、自らの筋違いに気づかず、目くじら立てて寄稿文を馬鹿げた話と一笑に付す対応の方が、長い目で見てよほど国を劣化させることになる。国会議員は選挙区住民の期待を背負っているだけに、国会議員としての立場を忘れ地元民のために、つい財布の中身を考えずに紐を緩めがちであるが、これではいくら財源があっても足りない。高市氏のような放漫財政家を自民党の中枢に置くことは、財政再建にとってマイナスではないだろうか。

 ただ、私がもっと気になったのは、テレビ朝日「大下容子ワイドスクランブル」で語っていたコメンテーター、末延吉正・元テレビ朝日政治部長の発言だった。末延氏、財務省と政府内閣府との間でまとめる内容を外のメディアに訴えたことは、如何かと述べたことである。それはそうかも知れないが、矢野次官はこのままでは泥縄式に経費が無駄に使われると心配し、いろいろ手を打ったと思う。だが、現状では、これ以上他に打つ手がなかったのではないだろうか。次官は不本意ながらもこのまま放っておくわけには行かず、最後の手段として、メディアを通してアピールしたのだと思う。末延氏もかつては、メディアの一員であったにも拘わらず、その気持ちが理解出来ていないようだ。私は矢野次官が取った手段は、万やむを得なかったと思う。

 物事の本質、それがぶれないよう監視するのは、決め事、特に国の財政面の決定では最も大切なことだと思う。本丸が傾かないよう、傾きかけたら他人の手を借りてでも元へ戻す努力を惜しんではならないと思う。その点政治家は欲に駆られて簡単に本丸を傾けることに手を貸す。高市氏のような政治家が権力を握ったら、日本は沈没するだけである。ここは、あなたの言うことこそ馬鹿げた話だと高市氏に言ってやりたい。それを支持するような発言をする末延氏のようなジャーナリストも国家沈没に手を貸すようなものだ。

2021年10月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5268.2021年10月14日(木) 衆議院解散、今月末に総選挙

 今日午后衆議院が解散された。解散と言えば、吉田茂首相時代の「バカヤロー解散」と小泉純一郎首相の「郵政解散」が印象に残っている。岸田首相が総理大臣に就任したのが、今月4日だから就任してまだ10日しか経っていない。総理大臣就任から解散までの期間は最も短い。これまでの最短在任は中曽根康弘首相の20日間だった。これで衆議院選挙は来る19日に公示、31日に投開票となる。現在自民党が過半数を維持しているが、今度の選挙でも自民党が過半数を獲得出来るか、という点がひとつの目安である。不人気だった菅前首相が辞任したのでその点で選挙では少しは明るい見通しが立てられるようになったように思う。現在衆議院465議席の内訳は、自民党276、立憲民主党110、公明党29、共産党12、日本維新の会10、国民民主党8で、残りは1議席の党と無所属12議席、そして欠員が4議席である。案外声が大きい割に議席数が少ないのが、自民党とともに高齢者の医療費の値上げに賛成した国民民主党であり、かつて、想定以上の当選者を出して土井たか子党首が思わず「山は動いた」と有名な言葉を発した社民党が僅か1議席となったことに昔日の感を覚える。選挙が始まれば、当分の間近くまで街宣車が入り込んでさぞや煩いことになるだろう。

 総選挙公示は19日であるが、すでにわが自宅周辺を大分前から街宣カーが動いて新人候補者を売り込んでいるのが、「日本維新の会」である。これは公職選挙違反にならないのだろうか。

 さて、今日は亡母の誕生日である。生まれたのは、明治最後の44年だった。中国で辛亥革命が成った年である。妹からも健康に生んでくれたことを感謝しているとメールをもらったが、我々5人兄弟妹は皆80歳前後になったが、幸い誰ひとり大きな病で苦しんでいる者はいない。だが、おふくろは我々5人の年齢よりも若く突然のように73歳にして心筋梗塞で逝ってしまった。そのため父は93歳まで湘南・鵠沼の地で、独り暮らしのまま安らかに旅立った。その、我々兄弟妹は取り敢えず健康を保ち、まずまずの生活を送ている。お互いに精神的に支えあい、いつまでも健康的な生活を送って行きたいと願っている。

 3週間後の「文化の日」には私も83歳となる。少子高齢化時代にあって昨年の日本人男子の平均寿命は、世界で2位の81.64歳だそうだから確かに周囲から友人、親戚の姿がひとり2人と消え段々寂しくなっている。少しでも前向きに生きるためにコロナ禍の中で、せめてこのブログを毎日書きながら、書くこと自体を楽しんでいる。いつになるか分からないが、次のドキュメント作品に手を染め始めている。昨日も電話で今何を書いているのかと尋ねてきた友人がいる。実は、今14年前に「知研フォーラム」に寄稿した岡本太郎、藤山一郎、野口富士男と義父の、慶應幼稚舎時代から極楽へ赴くまでの竹馬の友の友情ドキュメント少し色を付け、膨らませて1冊にまとめようと考えている。少しずつ書き上げて、2年後には何とか上梓したいと思っている。

2021年10月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com