ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5308.2021年11月23日(火) ラグビー早慶戦、一歩及ばず慶應惜敗

 今日勤労感謝の日は、秩父宮ラグビー場で毎年恒例のラグビー早慶戦が行われる。この日に試合が行われるのは、それ以前に統計的に調査した結果、秋でこの日が一番晴れる確率が高いことが分り、今日11月23日に伝統の試合日が決定された。実際昨日まで雨が降り、今日も東北、北陸地方は天候が勝れないのに、東京は予想通り見上げるような青空だった。

 母校慶應は、今日までにすでに明治と筑波大に敗れて、3勝2敗となりこれ以上は負けられない。対する早稲田は、先週帝京大に敗れて5勝1敗でまだ優勝のチャンスが残されている。試合はディフェンスの穴を突かれた慶應が、前半で5トライを献上して35―5と大差をつけられてしまった。後半はあまり期待しないで観ていたところ攻撃面で見違えるような突破力を見せ、特に相手ゴール5mライン上でラインアウトから見事なドライビング・モール攻撃で3つのトライを上げるなど終始優位に試合を進めて、後半だけなら28―5のリードだった。しかし、前半の失点があまりにも大きく、結局40―33で敗けてしまった。惜しいゲームだった。せめて前半を20点差以内なら勝てたゲームだった。好天下に風もなく、秩父宮ラグビー場は満員に近い状態だった。好試合に観客はきっと満足したであろう。NHKの実況中継は、おなじみの高校ラグビー部後輩・豊原謙二郎だった。

 さて、一昨日本ブログで取り上げた通り、その後もポーランドとの国境地帯のベラルーシ領内で、EUへ脱出しようとする大勢の避難民が国境周辺に留まり、寒さの中を苦悩している姿が伝えられているが、一向に解決へ向けて動き出す状況にはない。事態は深刻さを加速しているが、EUとベラルーシは互いに相手を非難するばかりで、一向に前向きな行動を起こそうとしない。これから一層寒さが厳しくなり野外の避難民の健康と人権が守られるのか大変気になるところである。

 一方、去る8月以来暫定政権が支配するアフガニスタンでは、昨日勧善懲悪省がイスラム教の教えを順守するとの考えの下に、テレビで女性が出演する場合はヒジャブを頭に被ることと、テレビ・ドラマの女性出演を認めないことを発した。つまり女性の出演しないドラマを制作しろとナンセンスなことを政府が言っている。暫定政権発足時には、民主化と言論の自由を認めると言っていながら、権力で国民の自由を束縛する強硬策通達である。アメリカ軍が撤退してから懸念されていた民主化が、これからどう抑圧されるのか他人事でなく心配される。

 日本では、新型コロナウィルス旋風が、やや収まりつつある、ヨーロッパや韓国のコロナ再拡大現象に、再び警戒感が出て3回目のワクチン接種を行うべく今検討されている。一応厚生労働省は、2回目の接種を終えた人を対象に、2回目の接種を終えて8か月を経過した、18歳以上の国民に来月1日から来年9月30日まで行う。私も出来るだけ早く接種をしたいと考えている。

2021年11月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5307.2021年11月22日(月) 軽石と酒税軽減廃止で厳しくなる沖縄経済

 8月中旬に硫黄島の南方、福徳岡の場の海底噴火により吹き飛ばされた砕石が、沖縄近海から沖縄本島の海岸に軽石となり黒潮に乗って流され、沿岸漁業に大きな被害を与えている。港に押し寄せた軽石で漁船が海へ出られず、官民一体となって懸命な除去作業が続けられている。当初懸念されていたのは、この軽石群が黒潮に乗って北上し日本列島沿岸に流れ着くことである。そしてそれらしい軽石が、数日前に伊豆諸島で発見され、三宅島や神津島では港に防護網を張って軽石が入り込むのを防いでいる。漁も取り止め漁業には深刻な影を落としている。幸いこの一連の騒ぎで犠牲者は出ていないが、今後このままの状態だとすると、更に抜き打ち的な噴火によって犠牲者が生れないとも限らない。上空から眺めると沿岸を白っぽい物体が流れているのが見える。沿岸に近づけないような対策を考えることが必要である。

 これまでこのような自然災害は経験したことがなかったが、地元でもどうやって災難を避けたら良いのか知恵が浮かばなかったようだ。今後さらに日本列島沿いに北上を続けるなら、その損害は計り知れないものとなる。更に、同じような海底噴火が起きたら、また同じ憂き目を見る。いつ爆発するか分からないが、その可能性は考えられるので、本格的な予防対策を講じる必要がある。これほど大規模な災害に対しては、とても1漁協や個人の力では限界があるので、自治体として、また国としていかなる防護策を講じたら良いのか、早急に議論を進め結論を出すべきである。

 ところで、軽石襲来の被害を受けた沖縄では、沖縄振興特別措置法(沖振法)により沖縄県産酒類への軽減措置があることを寡聞にして知らなかった。確かに沖縄経済は、本土に比べて厳しい。1972年に本土復帰となり、本土と同じ課税では中小の製造会社の多い沖縄の酒造業界では、とても本土に太刀打ちできないと特例措置として、酒税を大きく減税した。どれだけ減税されたかと言えば、泡盛(180ml)で、本土なら酒税54円のところを、35%減税して35円である。ビールは本土なら70円の税を20%引きで56円にしている。それでもこのコロナ禍で沖縄酒造業界はほとんど赤字経営が続いている。

 だが、来年は日本へ復帰して半世紀となり、特例措置にいつまでも頼っているわけにはいかない。そこで業界では沖振法の事実上の延長を求めつつ、いずれ同法の廃止を視野に入れている。それは、県の酒造組合が、即時減税廃止ではなく、段階的な減税によって2032年5月までに減税措置を廃止することを内閣府に提案していることである。県内唯一のビール会社、オリオンビールは27年5月まで現行の軽減率の継続を希望している。いずれにせよ、沖縄の自立的発展を目指しながらも沖縄経済の発展につれ減税措置は廃止されるだろう。

 その他にも沖縄振興開発金融公庫が、行政改革推進法により日本政策金融公庫に統合される予定である。コロナ前まで観光業で潤っていた沖縄経済も、漸く独り立ちへ踏み出すのだろうか。

2021年11月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5306.2021年11月21日(日) 母校の記念誌表紙に親戚の絵

 母校神奈川県立湘南高校は今年創立100周年を迎えたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、残念ながら各種の祝賀行事が中止になった。それでも今月2日に神奈川県民ホールで黒岩祐治知事出席の下に記念式典を行った。併せて記念誌を当日参加者に配布したと神奈川新聞や大手新聞神奈川版で伝えられた。その記念誌を昨日母校から送ってもらったが、400頁を超えるもので中々内容も充実してよく出来た記念誌だと思う。母校の歴史や、現在の母校の姿、学校行事、著名な卒業生の動向などが、著名人の執筆も交えてかなり詳細に伝えられ心強く思っている。これから楽しみに読もうと思っている。

 意外で驚いたのは、記念誌の表紙画、生前茅ケ崎市内に住んでいた母の従姉弟、千塚滋夫によってかれたものだったことだ。母の父も川合玉堂の一番弟子の日本画家でそれなりの素養があったのだろう。私にとっては母校の15年先輩でもあるが、編集後記を読むと校内にある会館の建設にも関わっていたということを知った。彼は東京工大で学んだ建築家ったので、母校の建築に手を貸しても不思議でないが、私にとっては身近な親戚が母校のレガシーに多少なりとも関わっていたことは、嬉しくもあり誇りでもある。

 さて、このところベラルーシからEU側へ脱出しようとポーランドとの国境周辺に移民希望者が大挙集結している。ひたすらベラルーシから脱出したいとの願いで、この厳寒下に震えながら多くの人びとが集まっているのである。食料も乏しく雨露を凌げる場所もなく、戸外で固まって焚火をしながら待っている惨めな状態である。彼らのほとんどは、シリア及びイラクからの移民で、何とかしてEUへ逃れ、いずれは目的地のドイツ、フランス、オランダへ向かおうとしている。

 ベラルーシ政府はこれらの越境移民を自国内から何とかしてポーランドへ脱出させようと何らの支援をすることもなく国境に集結させているが、ポーランド軍がこれを阻んでいる。国境周辺に数千人、ベラルーシ国内に1万5千人もの越境希望者が集まっていると見られている。彼らは母国の弾圧から逃れてベラルーシまでやって来た。ベラルーシは彼らを国外へ越境させようとするが、ポーランドがそうはさせじと越境者を国境から追い返そうとしている。夜空の下で毛布にくるまってただ震えている姿は、あまりにも残酷である。人権問題に関わることである。映像を観るだけでも、寒気がする。ベラルーシは、ヨーロッパ最後の独裁者と言われているルカシェンコ大統領が、EUへ無理に越境させようとしてEUと諍いを起こしている。そのベラルーシの背中をロシアのプーチンが推していると取り沙汰されているが、もちろんロシアは否定している。こうして気の毒な越境希望者は、寒空に焚火で寒さから身を守り、食料も尽きて雨水を呑んでいるという悲惨な状況である。

 シリアのアサド政権の弾圧から逃れた人々や、イラクに住んでいたクルド人が大半であるが、政治的な事情から国を追い出されたり、逃げ出して路頭に迷う気の毒な人々がまだまだ世界にはいくらでもいる。政治の責任は重いと言わなければなるまい。

2021年11月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5305.2021年11月20日(土) 理不尽で貰い得の国会議員の「文通費」

 先日来、たった1日だけの在任に1か月分支給する理不尽な国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)について、来月召集の臨時国会で日割り支給を可能とする改正歳費法の成立を目指す、と自民党と立憲民主党の間で何とか意見の一致をみた。

 1か月分の支給については、偶々当選したばかりの「日本維新の会」新人議員が驚いて公にした。各党でも本音では不味いと思ったのか、慌てて法律改正に動き、上記結論に及んだものであるが、本旨に欠けた改正には失望している。

 問題は、もっと根深いところにある。まず、国会議員には給与に当たる歳費、月額129万4千円とボーナス年2回の約630万円が支払われている。その他に特権としてひとり当たり毎月65万円の立法事務費が、所属する会派宛に支払われている。その新幹線パス、毎月地元と東京を往復出来る航空券引換券まで支給されている。これらとは別に闇献金のような「文通費」が、全議員に毎月100万円も支払われているのだ。しかもこの文通費は、「公の書類の発送や通信費などのため」と規定されているにも拘わらず、実際には領収書もなく何に使われたのかはまるで不明瞭である。そして、これまで日割りの規定がなく毎月ごとに支払い、領収書提出は不必要で、非課税で、使途の報告義務もないという抜け穴だらけのお小遣いのようなものである。これでは文通費で何をやっても良いということになるではないか。遊興費に使用しても問題なく、大麻も麻薬も購入出来る。国民はこんな特権を国家の代表たる国会議員に与えたわけではなく、彼らが自分勝手に悪用して散財しているだけである。

 これを都合よく利用していた議員たちは、やり玉に挙げられた「日割り」だけを収めようとして早々に法律改正を図ろうとしている。これでは問題の本質は未解決のまま取り残される。インターネットの普及など時代の変化によって文通費を支給する意味が大分薄れてきたのに加えて、領収書の不提出でまったく使途が不明である。これでは国民からとても納得を得られない。第2の給与と揶揄される所以である。

 今更ながら国会議員はやりたい放題で狡いなあと思う、と同時に彼らは国会内で悪知恵ばかり身に着けているのではないかと疑心暗鬼にならざるを得ない。好い加減にしてもらいたい。

 さて、日大板橋病院改築工事で背任事件が問題になっているが、文部科学省が設置した有識者会議が、私立大学の経営体制をめぐって大幅な制度改正を求める報告書を来月文科省に提出する。それによると学校法人の最高議決機関を学長らが中心の理事会から、学外の構成員だけの組織に変えようという思い切った改正のようだ。流石に全員を外部の人間にするのは如何かとも思うが、案の定この改正案に対して私立大学側が猛反発を示したようだ。

 確かに今回の日大背任事件を見ると、相撲部出身の田中英寿理事長に権限が一極集中して、日大理事会はまったくガバナンスが機能していない。しかも3年前のアメリカン・フットボール部の悪質タックル問題も、あやふやなうちに日大は闇に葬ってしまったとの印象がある。加えて同年東京医科大の不正入学問題のような不祥事もあった。

 今後どういう形で伏魔殿のような大学理事会に外の声、良識が反映されるか、興味を持って見守りたい。

2021年11月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5304.2021年11月19日(金) 大谷翔平選手、大リーグでMVPを受賞

 今朝早々に大リーグ・ロスアンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が、今年度アメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に満票で選ばれたとの嬉しいニュースが入って来た。今シーズン投打の二刀流選手として大活躍し、いくつかのタイトルを獲得したが、打者として本塁打王、首位打者、打点王など大きなタイトルは取っていない。また、投手としても9勝負、防御率3.18、奪三振156の成績こそ残したが、タイトルを獲得していない。しかし、それに近い活躍でチームへの貢献度は抜群の成績だった。MVPを獲得した日本人選手は、2001年シアトル・マリナーズのイチロー選手以来20年ぶりのことである。

 大谷選手が日本ハム・ファイターズ入りした折に、現在野球評論家としてテレビに出ている張本勲氏がボロクソにケチをつけ、プロ野球界はそんなに甘くないと散々だった。そこへ救いの手を伸べ、二刀流への道をバックアップしたのが、当時の栗山英樹監督だった。栗山前監督には感謝の気持ちが消えることはあるまい。

 それにしても日本の野球も本場で通用するようになったものだ。かつて3Aのサンフランシスコ・シールズが来日した時は、全戦全敗でとても大リーグの足元には及ばないだろうと見られていたが、今や互角に戦えるまでに日本の野球レベルも向上したということである。

 ところで、1949年の今日11月19日は、日本のプロ野球界にとっても大記録が打ちたてられた日である。この日作家の椎名誠氏の実兄らと後楽園に巨人戦を観戦に出かけた。試合中に場内アナウンスがあり、ちょうど甲子園で行われた東急フライヤーズ対大陽ロビンス戦で、東急の大下弘選手が、1試合7打席7安打の日本記録を打ちたてたと伝えられ、後楽園はどっと歓声が沸いた。当時小学校5年生で「1試合7打席7安打」の価値が、ピンと来なかったが、プロ野球界の歴史的な時に、関係のある場に居合わせたと言ってもいい。あれから72年が経過したが、今以てこの大記録は破られていない。他にも1957年7月7日、大洋松竹ロビンスの権藤正利投手が、28連敗後の対巨人戦で完封勝利を挙げ、長いトンネルを抜け出た試合を後楽園近くの予備校帰りに後楽園内野席で観戦しこともあった。なぜか野球とは切っても切れない偶然のというものを感じる。

 さて、今日吉祥寺で建築家の知人2年越しのコンサートが、2度の順延から3度目の正直で開催され、藤山一郎さんの甥増永基文さんと待ち合わせて一緒に鑑賞した。2016年に発生した熊本地震の被災者を支援する「熊本城復興支援チャリティコンサートで、以前に何度か鑑賞しているが、ソプラノ、ピアノ、フルートの女性3人は芸大出のプロで、テノールの知人と仲間、3人は早大出のアマチュアだが、とても魅せられた。コロナ禍の中で久しぶりにミュージックを楽しんだ。

2021年11月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com