ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5312.2021年11月27日(土) 過剰な補正予算で国家財政は大丈夫か?

 今朝山内クリニックへ糖尿病の定期健診に出かけた。16日に東京医療センターでHbA1c数値が6.3に下がり、大分回復傾向にあると聞かされたばかりだったが、今日もその数値は同じで医師からも順調とのお話しがあった。気分を良くしていたら一緒に附いて来た妻が、九品仏へでも参りましょうかというので、初めて浄土宗浄真寺へお参りした。割合近くに住んでいるのに、これまで一度も参拝に訪れたことがなかった。正式なお寺の名は、「九品仏唯在念仏院浄真寺」とい、境内の入口には、仏の「品」には、「上品」「中品」「下品」を合わせて9つの品があるそうだが、九品仏はそれを表していて、本堂をはじめとしていくつかの仏堂には入口に「上品○○」などと書かれていた。境内は紅葉が最盛期を迎えようとしている時節で、赤や黄色の葉をつけた木々が晩秋を感じさせ、多くの人が写生を楽しんでいた。偶には、こういう落ち着いた場所を訪れてみるのも良いものだと感じた。

 さて、政府は昨日2021年度の補正予算案を閣議決定したが、驚いたのはその金額があまりにも巨額だったことである。歳出の総額が、何と36兆円弱である。補正予算としては過去最大で、財源の約6割を国債の発行に頼っている。これで当初予算と合算した21年度の一般会計の歳出総額は、142兆5992億円である。借り入れた国債の残高は、実に1004兆5千億円となり、1千兆円を超える。私が大学1年時の一般会計予算1兆4千億円のちょうど百倍に当たる。これで日本の財政状況は益々破滅的になり、先進国の中では断トツに借金第1位国である

 21年度補正予算ある程度歳出が増えるのは、この新型コロナウィルス感染の影響で経済が停滞し、貧困世帯に経済的なしわ寄せが及んだ点などから、国民から受け入れられるとっているただあまりに何でもかんでもバラマキ要素があるのを国会議員は何とも感じないのだろうか。細かく見ると、敢えて今年度に支出せずともよいのではないかと思える項目がいくつかある。例えば、国土強靭化推進のためと称して約3兆円が計上され、その中に自衛隊の国際情勢への即応的な対応として7千3百億円余が予定されているが、悪く言えばこの機をチャンスと捉えた火事場泥棒的なやり方ではないだろうか。

  各政党や国会議員が一番心しなければならない肝心な点が忘れられている。それは、このまま行けば、いずれ財政的に窮地に追い込まれ、国家財政が破綻することは目に見えている。それにも拘わらず、財政赤字を埋めるような補填策はもちろん、少しでも支出を減らそうとの意向や努力が見えないことである。コロナ禍を好いことに、あれもこれもと出費している。平素から財政再建が言われながら現実には一向にそれなりの政策が取られず、国の借金は増える一方である。今の100年に1度とも言えるコロナ禍に際して与野党ともバラマキ的な政策ばかり公約として打ち出している。これで将来の国の財政は健全性が維持されるのだろうか。自分の利得しか考えない政治家は、建前だけは立派なことを言うが、その裏付けとなる財政補填、財政再建については、何も考えず語ろうとしない。目の前のことばかり言って、しっかりした長期的な視点が欠けている。これではいずれ財政的に国家崩壊となってしまう。将来の若者たちのために、現代人が食い尽くして良いのだろうか。

 私には、危険な兆候に思えて仕方がない。せめてひとつでも良いから補正予算案の中に、財政再建策を打ち出してもらえないものだろうか。国会議員よ!もう少し真面目に国家と国民のことを考えよと言いたい。

2021年11月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5311.2021年11月26日(金) 肺炎球菌予防ワクチンを接種

 新型コロナウィルスも国内では感染者の数が減少し、このまま収束してくれればよいとの期待を抱かせている最中、今日南アフリカで新型コロナウィルスの新たな変異株の検出が伝えられた。イギリスでは、南ア、ジンバブエ、ナミビアなどアフリカ6か国からの入国を原則禁止し、旅客機の運航も一時停止するという。日本政府も空港検疫で水際を警戒し、これらアフリカ諸国からの入国者に対して10日間隔離する水際対策を決めた

 2度のワクチン接種はすでに6月に済ませているが、2度接種しても感染するブレークスルー感染が気になっている。それは大阪府とお隣韓国でも実際に見られる。大阪府では昨日今月感染が判明した60歳以上の98人のうち、ブレークスルー感染者が53人(54.1%)もいたことを公表した。

 一方、今月からコロナ関連の規制を緩和した韓国では、皮肉なことに最近になって新規感染者数が増大している。さる23日には1日あたりの新規感染者数が初めて4千人を超えた。新規感染者のうち、ブレークスルー感染者が56%を占めた。更に25日、フランスでは、3回目のワクチン接種を全成人に義務付けることを決定した。

 やはりブレークスルー感染が油断ならないと考えているので、区役所から連絡があれば、3度目のワクチンを接種したいと考えている。そんな時、昨日かかりつけの森内科で定期検査に診てもらった際、医師から前回肺炎球菌予防ワクチンを接種してから5年以上経過したので、接種した方がよいとアドバイスされ、今日接種した。5年前のことはすっかり忘れてたが、平素から医師とコミュニケーションを取っているといろいろアドバイスをいただけ有難い。すでに先月15日には、インフルエンザの予防接種も済ませて。これまでにもCRPが急に高くなったから直ぐ専門医で診てもらった方が良いと自宅へ連絡をいただき、東京医療センターへ紹介状を書いてもらったり、 HbA1cも数値が急上昇したと糖尿病医院を紹介していただいたり、幸いいずれも対応が早かったので大事には至らなかった。

 爾来治療自体よりそれ以前に予防医学の見地から、出来るだけ事前に兆候を見つけて、極力先手を打つよう心掛けている。その最たるものは、毎年8月に受診する人間ドック検査である。

 いずれにせよ自分の健康と身体を守るのは、自らのしっかりした健康管理であり、その点で日頃から自らの健康状態に目を光らせ、かかりつけの医師のご協力をいただきながら健康維持に努めることである。その点で身近に相談できる医師がいることは有難いし、大いに助かる。

2021年11月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5310.2021年11月25日(木) 堀江謙一さんの単独航海を羨望

 今日朝刊で久しぶりに堀江謙一さんのニュースを見た。来年3月にサンフランシスコから日本までヨット無寄港単独航海をすると発表したのだ。堀江さんは私と同じ年で今83歳である。デビューしたのは、1962年に「マーメイド号」に乗り単独で太平洋を航海し、サンフランシスコに到着した時だった。当時はまだ海外旅行が自由化されておらず、旅券はもちろんアメリカの入国ビザも所有せずにアメリカへ上陸した無謀な密航だったが、アメリカでは好意的に受け入れられ、歓迎された。それから以後暫くの間サンフランシスコを訪れると、ガイド堀江さんの単独航海を遥か洋上を見ながらいつも入港ルートを説明してくれたりしたものだった。とにかく堀江さんの冒険心と行動力には脱帽である。例え私ヨットを操れても、ここまでの冒険はとてもやらないと思う。私自身あとどれほど冒険旅行が出来るか、確信はないが、4年前にバルト3国とポーランド旅行してから、コロナの流行もあって海外へ出かけていない。コロナが終息したら行けるだろうか。その意味でも堀江さんが羨ましい。

 さて、堀江さんの情報と同様、知らなかったのが北海道にある3つの国立大学が来春経営統合されるという情報である。3大学とは、帯広畜産大、小樽商科大、北見工業大の3大学である。私自身の60余年前の古い受験経験から言うなら、これら3大学はいずれも国立2期校であり、1期校の北海道大学を第1志望に、第2志望大学としてそれぞれ専門の大学を受験するものと思う。だが、現状はどうなっているだろうか。

 来春統合となるなら、来年の受験生の悩みもかなりだと思う。文系の小樽商科大は、かつて2桁の合格倍率で難関大学のひとつだった。ところが、近年その倍率は大分低下して2.5倍前後である。農業系の帯広畜産大にしてもかなり難関だったが、最近では2~3倍の倍率となっている。最近の受験戦線については、少々疎いが、やはり東京集中が進んでいるのではないだろうか。東京周辺の志望大学の競争を煽るような話題がよく出て来る。どうも地方の国立大より東京の私立大を目指す受験生増えたような気がする。

 コロナ禍がやや収まりかけているが、とても気を許せない。その中で希望大学突破を目指して受験勉強に精魂を傾けているのが、いつものことながら気の毒でならない。我々の時代には、「4当5落」という流行り言葉があった。毎日4時間しか眠らないくらい受験勉強に精魂傾ければ合格するが、5時間も眠るようでは落ちるというものだった。今の受験生はどうか分からないが、精一杯合格へ向けて努力して、仮に志望大学への合格、不合格に拘らず大学生になったら、是非とも海外ひとり旅を実践してもらいたい。若い時に異国をひとりで旅することが、どれほど将来的にプラスになるか分からない。とにかく目の前の受験には頑張って、仮に合否を問わず、大学生になったら読書し、学んでみたい専門科学を早く見つけて学び、海外をひとり旅することが人間を成長させると思っている。

2021年11月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5309.2021年11月24日(水) 韓国の全斗煥・元大統領死去と石油供出

 韓国の全斗煥元大統領が亡くなられた。いわく付きの大統領で、国民が誇れる大統領とはとても言えない。光州事件を指揮して、非常戒厳令を全国に発令して民主化を求める市民や学生を弾圧し、多くの犠牲者を出した。その首謀者として先月他界した盧泰愚元大統領とともに、民主化政権誕生と同時に逮捕され、死刑を宣告されたが、97年に赦免された。今光州事件で犠牲となった遺族らから、謝罪を求められていたが、元大統領からその言葉はなく、あの世へ旅立って行った

 韓国の大統領は辞任直後か、それ以後に収賄や民主化弾圧などで収監されるケースが多い。むしろ清廉潔白なままこの世を去った大統領の方が数少ない。これほど不祥事の多い大統領が在任した国は、他にはないと思う。これでは国民の大統領への敬意や尊敬は湧いて来ないだろう。来年3月に大統領選が行われるが、すでに有力候補者には、過去の在職中の言動からとかくの噂が立っているし、現職の文在寅大統領ですら退任後は安閑としてはいられないのではないか。

 さて、このところ消費者物価が高騰しているが、とりわけ石油価格は今月に入ってからレギュラー価格1㍑当たり165円台の高を維持している状態である。2年半前自家用車を所有していたころは、確か1㍑=130円台前半だった。それが今では1㍑当たり30円も値上がりしている。これでは車の維持費も馬鹿にならないだろう。ガソリン価格の値上がりが、他の消費者物価にも影響を与えている。

 そこで政府は、今日アメリカや、中国、インド、韓国、イギリスなどの石油消費国と協調して、国の石油備蓄を放出すると発表した。供給量を一時的に増やして価格を下げる狙いである。これは、石油輸出国機構(OPEC)産油国側が最近のガソリン不足と値上がりの事態に対しても、値崩れを恐れて供給量を増やす政策は取らず、増産に消極的だった。この消費国側の協調放出の対応に、産油国側が対抗措置を取る可能性も考えられる。

 いずれにせよ日本も備蓄を取り崩して放出することになった。これについて岸田首相は日本にとっては初めてのケースと述べていたが、前例がないわけではなく、1991年の湾岸戦争、2005年のアメリカを襲ったハリケーン被害、11年のリビアの政情不安の折に国際エネルギー機関(IEA)の要請に応じて供出したことがある。

 大分以前に原油価格について学んだ時は、1バレル=35㌦が定番で常に頭の中には35㌦との考えがあったが、それが今では1バレル=78㌦台後半となり、10月下旬にはアメリカ・テキサス州のWTI原油が1バレル=85㌦の高値をつけた原油の多くの需要と値上がりで時代の大きな流れを知らされた。

 果たして、国際的な効果は別にして、日本国内でどれほどの効果が表れ、消費者価格が下がるかは、政府から何のコメントもない。今では、年金生活に甘んじているので、直接的に大きな影響を受けるわけではないが、このコロナ禍の時代に最前線で働いている世代にとっては、この石油備蓄放出が、直ちに吉と出るか、凶と出るか何とも言えない。

 因みに今日はこのところ進んでいる円安、1ドル=11511銭、日経平均株価は29,302円となり、前日比471円のマイナスだった。とても効果的と言える数値ではない。

 さて、これから当分の間消費者物価指数から目が離せなくなった

2021年11月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5308.2021年11月23日(火) ラグビー早慶戦、一歩及ばず慶應惜敗

 今日勤労感謝の日は、秩父宮ラグビー場で毎年恒例のラグビー早慶戦が行われる。この日に試合が行われるのは、それ以前に統計的に調査した結果、秋でこの日が一番晴れる確率が高いことが分り、今日11月23日に伝統の試合日が決定された。実際昨日まで雨が降り、今日も東北、北陸地方は天候が勝れないのに、東京は予想通り見上げるような青空だった。

 母校慶應は、今日までにすでに明治と筑波大に敗れて、3勝2敗となりこれ以上は負けられない。対する早稲田は、先週帝京大に敗れて5勝1敗でまだ優勝のチャンスが残されている。試合はディフェンスの穴を突かれた慶應が、前半で5トライを献上して35―5と大差をつけられてしまった。後半はあまり期待しないで観ていたところ攻撃面で見違えるような突破力を見せ、特に相手ゴール5mライン上でラインアウトから見事なドライビング・モール攻撃で3つのトライを上げるなど終始優位に試合を進めて、後半だけなら28―5のリードだった。しかし、前半の失点があまりにも大きく、結局40―33で敗けてしまった。惜しいゲームだった。せめて前半を20点差以内なら勝てたゲームだった。好天下に風もなく、秩父宮ラグビー場は満員に近い状態だった。好試合に観客はきっと満足したであろう。NHKの実況中継は、おなじみの高校ラグビー部後輩・豊原謙二郎だった。

 さて、一昨日本ブログで取り上げた通り、その後もポーランドとの国境地帯のベラルーシ領内で、EUへ脱出しようとする大勢の避難民が国境周辺に留まり、寒さの中を苦悩している姿が伝えられているが、一向に解決へ向けて動き出す状況にはない。事態は深刻さを加速しているが、EUとベラルーシは互いに相手を非難するばかりで、一向に前向きな行動を起こそうとしない。これから一層寒さが厳しくなり野外の避難民の健康と人権が守られるのか大変気になるところである。

 一方、去る8月以来暫定政権が支配するアフガニスタンでは、昨日勧善懲悪省がイスラム教の教えを順守するとの考えの下に、テレビで女性が出演する場合はヒジャブを頭に被ることと、テレビ・ドラマの女性出演を認めないことを発した。つまり女性の出演しないドラマを制作しろとナンセンスなことを政府が言っている。暫定政権発足時には、民主化と言論の自由を認めると言っていながら、権力で国民の自由を束縛する強硬策通達である。アメリカ軍が撤退してから懸念されていた民主化が、これからどう抑圧されるのか他人事でなく心配される。

 日本では、新型コロナウィルス旋風が、やや収まりつつある、ヨーロッパや韓国のコロナ再拡大現象に、再び警戒感が出て3回目のワクチン接種を行うべく今検討されている。一応厚生労働省は、2回目の接種を終えた人を対象に、2回目の接種を終えて8か月を経過した、18歳以上の国民に来月1日から来年9月30日まで行う。私も出来るだけ早く接種をしたいと考えている。

2021年11月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com