ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6176.2024年7月10日(水) 大学生らよ! 米国人学生の行動を見習え!

 この暑い盛りについ思い出してしまうのは、60年日米安保条約改定反対闘争デモに熱中した暑かった当時のことである。結局安保条約は改定され、その後日本は益々アメリカに従属させられる結果となり、今日日本国内、特に沖縄ではアメリカ軍が沖縄県を支配しているかのような印象を与えるほどその影響力は強い。ここへきて立て続けに米軍兵士による沖縄県民女性への性暴行事件が露見されたが、それすら米軍と日本政府間だけの秘密の話し合いで、その経緯は地元沖縄県に伝えられなかった。沖縄は国からも見放されたのだ。これに似たケースはいくらでもある。

 現在パレスチナ・ガザ地区をイスラエル軍が徹底的に空爆し、女性や子どもたちを含む大勢の犠牲者を生んでいるが、イスラエルは国際社会から厳しくその過激な行動を非難されながらも、強引に従来の主張を代えることなく、ハマスを殲滅するまでガザを攻撃し続けると頑固に強調している。

 その背後には、アメリカ国内に居住するユダヤ系資本家らによる巨額な政治資金がアメリカ政府を後押ししていると考えられている。それがバイデン政権によるイスラエル政府に対する及び腰のアドバイスや支援に表れている。

 そして今年4月ごろからアメリカの大学生らの間から、大学に対してイスラエルとつながりを持つ企業や団体との関係を絶つよう求める行動が始まった。自分らはパレスチナ・ガザ地区におけるジェノサイドの共犯者にはならないとの意思を強く表したのである。当初コロンビア大学に始まったが、大学側がキャンパス内に警察を招き入れ多くの学生を逮捕した。だが、この動きがきっかけとなり6月末までに約40州と首都・ワシントンD.C.に拡大しイェール大、MIT、ミシガン大、UCバークレー等々、多くの名門大学にまで広がった。アメリカ人学生たちが、これまでの内向き志向から、自らの政府がこの軍事侵攻に加担していることを深刻に受け、反対行動に一歩踏み出したのである。

 実際、ハマスに対するイスラエルの反撃を、65歳以上のアメリカ人は29%が反対しているが、29歳以下の若者は46%もが反対している。アメリカの対イスラエル軍事支援についても、65歳以上の22%が反対している中で、29歳以下の若者は45%も反対しているという。

 ここで我々は気づかなければならないことは、これまでアメリカ人大学生が外国の政治的行動に対して意志表示を示したことは極めて稀だったことである。それが、パレスチナ問題に関しては、まともな彼らが漸く目覚めて従来から一歩踏み出して行動に移したことである。

 翻って現在の日本の大学生を主とする若者たちは、社会の非条理な出来事に対して何を考えているのか、現状ではまったく行動を起こさないので皆目分からない。少しおとなし過ぎるようだ。もう少し学生らしく筋の通る行動戦略に基づいて国の将来のため、国民のために良かれと思う行動だと誰にも分るよう積極的に行動して欲しいものである。

 さて、コロナ感染5日目となった。相変わらず喉が痛むが、水分や食べ物が喉の痛みを感じることなく体内へ入るようになった。睡眠は健康時と同様にたっぷり取れる。少しずつ回復に向かっていると思う。但し、この2日間ばかり体重が減った。これは食欲が落ちたことが影響しているやも知れない。いつも62㎏前後であるが、今日は59.4㎏にまで落ちた。もう少し食欲が増せば、ほぼ大丈夫だろう。

2024年7月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6175.2024年7月9日(火) コロナ感染症状に少しバテ気味?

 コロナ感染4日目であるが、相変わらず喉の痛みが影響してすべてが思うように行かない。痰が出るうえに、咳が出る。吐き出す度に少し苦しい。のたうち回るようなことはないが、起きている間は始終チリ紙を手から放さないようにしなければならない。食欲も進まないが、牛乳やヨーグルトなど乳製品や、トマトジュースは飲んでいる。日中も時折身体を横たえ休めているが、その間にも喉の通りを良くするために痰を吐きだしたり、水分補給をしたり、あまり具合の好い状態であるとは言えない。幸い体温は一時39℃台だったが、何とか36℃台まで戻って来た。感染後5日がひとつの目安であるが、それまで今日、明日とほんの少しでも好いので気持ち良く過ごせたら助かる。友人らからも心配してくれメールや電話をもらうが、電話だと声が大分掠れていて苦しそうだと遠慮して電話を置かれることもある。

 実は、厚生労働省の資料によるとコロナが「5類感染症」に移行してから1年以上が経過したが、今夏も再び感染拡大する懸念があると警告している。コロナ感染の症状として下痢、吐き気・嘔吐、鼻づまりや鼻水、喉の痛み、咳、疲労感、味覚や嗅覚の低下などが挙げられているが、すべてに該当する。

 同じようにコロナ感染中の妻は、明日79歳の誕生日を迎えるが、どこかで誕生祝のディナーでもと考えていたが、夫婦揃ってコロナでは、それも出来なくなった。これまで健康問題で悩んだことはほとんどなかったが、人生の最後の章においてその厳しさを実感している。バースデーディナーは、お互いが健康体に戻った時点で考えてみたい。

 今日も相当な暑さのようで、テレビで観る街を歩く人々の表情に良く表れている。都心で正午に35℃だったそうだ。昨日府中市内で記録された39.2℃には恐れ入ったが、全国的にはどこまでこの暑さは拡大するのだろうか。全国で最高は宮崎県日向市の38.5℃だった。救急車の出動もかなり増えているそうだ。そのほとんどは熱中症によるものらしい。

 ついては、一昨日の東京都知事選と同時に行われた東京都議会補欠選挙9選挙区で、自民党は8地区で候補者を擁立しながらも僅か2議席を獲得しただけで、2勝6敗の結果となった。この結果裏金問題で批判を浴びた自民党へは、更に批判が強まることは明らかである。岸田首相が首相に就任して以来、ちょうど1千日が経ったが、その岸田首相の政権基盤が緩んでいる。内閣支持率が30%台を割ってからしばらく経つが、現在25%がやっとである。今秋自民党総裁選が行われるが、野心や思惑がある議員らが、暗躍しているようで次期首相を狙う有力議員らや、解消したが、派閥としてどう平穏に動くのか、本来の政治活動で行うべきことを行わず、後ろ向きで百鬼夜行の行動を行っているニュースを聞くたびに虚しい気持ちになる。

2024年7月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6174.2024年7月8日(月) 東京都知事選がもたらしたもの

 昨日終わった東京都知事選の結果は、当然と言えば当然、意外と言えば意外な結果でもあった。あれほど春先まで小池知事の学歴詐称問題が問題視され、公職選挙法違反の疑いがあると言われながら、選挙戦に入ってからこの問題はメディアからまったく取り上げられ、追及されることがなかった。誰しもが疑念を抱きながらも小池候補者支援者は小池氏に1票を投じたのだ。選挙後も小池知事は、あの手この手を使ってこれまで通り学歴詐称問題から逃げ仰せるだろう。今日の当選後の小池知事の記者会見の場においても、この種の問題に質問が出なかったし、報道番組でもほとんど触れられなかった。「文藝春秋」5月号に元側近だった人物が、学歴詐称のカラクリを公表した直後には、メディアの関心も相当高かったが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のマイナス例となってしまった。

 また、今回の選挙では、意外な結果も表れた。最初に声を上げた蓮舫氏と前知事の小池百合子氏のガチンコ勝負と見られていた。ところが、蓋を開けてみるとその間に広島県安芸高田市の若い前市長・石丸伸二氏が入り込んでいた。1位の小池氏が291万票、2位石丸氏は165万票、3位は蓮舫氏128万票で蓮舫氏は石丸氏にもかなり離され129万票だった。どうして1地方都市の市長が大都市東京の知事選に出て、これほど善戦することが出来たのか。石丸氏はSNSやユーチューブで日ごろから考え方や主張を訴えていた。それが若者層や無党派層へ広がり、支持拡大につなげた原因のようだ。実際10代、20代の支持は、小池知事を凌ぐものだったそうだから、こういう方面の知識について多くの候補者に影響を与えるだろう。尤も石丸氏は次の目標を国政へ向け、出身県の広島県1区を足掛かりにステップアップを狙っているようだ。

 ただ、ネットを見るといろいろ賛否両論のコメントが目につく。中には出身も地方、学歴も関西でどうして東京都知事選へ立候補したのか違和感があるなどとしているが、よそ者排除が透けて見える。それを言うなら兵庫県生まれで、エジプトの大学?を優秀な成績?で卒業したという小池知事はどうなのだ?と聞いてみたい。このあたりが、まだ日本人の悪い意味の「純粋・正統観」が捨てきれないのだろう。

 さて、一昨日婦唱夫随のコロナ感染に罹ってしまったが、考えていた以上に大変であることが分かった。喉の痛みは酷いし、身体の気だるさがある。喉の痛みのために喉を通す薬の服用や水分補給のために水分を取るのも楽ではない。そして直ぐに痰が溜まるので、それを吐き出すのも面倒である。更に薬の影響もあるのか下痢症状をもよおすこともある。もちろん外出は許されておらず、毎日コンスタントに続けていたウォーキングも止めている。毎日平均6千歩前後を歩いていたが、昨日、今日は8百歩にも満たない体たらくである。あと2日で外出禁止は解かれるが、それまでに体調は少しは戻っているだろうか。今の状態からすれば、あまり自信があるとは言えない。

2024年7月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6173.2024年7月7日(日) 東京都知事に小池百合子氏3選

 今日は、夏のお祭り七夕である。我々夫婦が2日間を挟んで婦唱夫随のコロナ感染者になってしまったが、慶應の後輩で歌手・藤山一郎さんの甥に当たる増永基文氏から今日受け取ったメールによると、1年前慶應病院で奥様の子宮がんが見つかり、手術日も決まったらしい。ところが、手術前のオリエンテーリングが決まり、そこへ出かけたところでコロナ感染が発覚し、即入院手続きが取られ、10日間の入院中は何の心配もなく無事退院できたそうだから、まずはめでたしめでたしというところだろうが、それにつけても油断も隙もならない。

 昨日からコロナ感染に対する処方箋を新たにいただいたが、今朝服用した薬の数を合わせると何と18種類の薬を間違わないよう飲まなければいけない。困ったことには、喉が痛むので薬を飲んだり水分補給すると喉が痛むのである。当分の間喉の痛みに悩まされそうだ。

 さて、イスラム教国のイランが一昨日の5日に大統領決選投票を行った結果、意外にも欧米対話路線を目指す改革派のペゼシュキアン氏が、勝利した。イランが欧米からの経済制裁の影響を受け、経済的に立ち遅れたことを反省し、方向転換を図り珍しく決選投票で敗れた保守強硬派のジャリリ氏も国の再出発のためには、協力すると言っている。ただし、この国の理解し難いのは、最高指導者としてハメネイ師が大きな権力を握っていることである。加えて欧米との路線修正を心掛けてはいるが、アメリカは大統領選を控え、イギリスは保守党のスナク政権が下院議会選で完敗し、フランスも解散総選挙に出てマクロン政権が完敗する状態である。家庭内で火事が起きている時に、いかににじり寄られても直ぐには対応出来ないだろう。そもそもイランと米英独仏中ロの6か国の間で核合意書を締結していたが、2017年にミサイル発射実験を行ったことに対してトランプ大統領が激怒して、核合意から離脱して以来、欧米諸国とイランの外交関係は途切れ対立しがちで、イランへの経済制裁が続けられていた。イランもついに背に腹は変えられなくなって、外交スタンスを変更する時期に至ったか。

 ところで、今日最大のイベントである東京都知事選の結果は、投票締め切りとなった午後8時の10分過ぎには小池知事の三選が決まった。まだ正確な数字は分からないが、意外だったのは、小池氏に続いて次点に、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が、小池知事と蓮舫氏に間に入り込んだことである。いずれにせよこの次の知事も小池百合子氏に決定したが、どうも学歴詐称問題が解決していない中で、よくぞ立候補し、ライバルを退けて当選したものである。刑事告訴もされているので、これから小池知事は得意の弁舌で切り抜けようとしているが、どういう結果になるだろうか。

2024年7月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6172.2024年7月6日(土) 夫婦揃って新型コロナに感染とは!

 3日前に妻が新型コロナ・ウィルスに感染して厄介なことになったなぁと些か気分的に沈んでいたところ、私自身も体調に異変を来たしていたので、今日妻と同じ近所のかかりつけの内科医で検査してもらった。結果的に我が家では婦唱夫随で夫婦揃ってコロナに感染してしまった。どうもこの数日、喉が痛いし、気だるいと感じていたところへ、昨夕体温を測ったところ39.7℃を記録し、今朝も38.7℃だったり、これは明らかにコロナ・ウィルスが体内に入り込んでいるのではないかと思っていた。医師もコロナの兆候が見られると仰った。検査の結果、案の定やはりコロナだった。2人だけの老夫婦が,ともにコロナとなり、お互いに相手を思いやらなければならない。コロナ用に新たに服用薬が開発されたと聞いてはいたが、これが多種で分量も多く、価格もかなり高価である。今日から5日間は外出禁止で、その後の5日間は体調を注意深く見守る監視期間であるが、何とか夫婦揃って完治と行きたいものである。

 明日は大学ゼミの仲間がチェリストとして公演するオーケストラの定期演奏会が浅草公会堂であり、毎年2度の演奏会を楽しみに、そしてその後の懇親会も期待しているが、演奏会はともかく、懇親会は折角会場を幹事さんが設定してくれたが、私がコロナ化により公演会ともども参加出来なくなったことにより、折角の演奏会も「喜びも中ぐらいなりおらが夏」となってしまった。

 それに明日は、56名もの立候補者が乱立して注目されている東京都知事選の投票日である。魔が差したのか、先日期日前投票を済ませたので、国民としての権利を放棄することにはならなかった。ただ、妻は期日前投票も済ませておらず、不可抗力とも言える病のために国民の権利を行使するわけには行かなくなってしまった。

 いずれにせよ、これから10日間を無事乗り切れるよう妻ともども充分気を付けて行かなければいけないと覚悟している。

 さて、これまで気になっていた問題があった。難しい外国語を適当な日本語の表現に置き換える作業である。特にそれは固有名詞においてしばしば話題になっていた。しかし、地名や人名は極力現地語の発音に沿った書き方をするようになり、それは中・高校の歴史の教科書でも採用されている通りである。マケドニアのアレキサンダー大王は、アレクサンドロス大王となり、地名であるベニスはヴェネチアとなった。実は昨日の朝日新聞「天声人語」欄に中国の胡錦涛・元国家主席が纏わる小話が紹介されている。前記の例に倣えば、胡錦涛の中国名は「フー・チンタオ」だそうだが、そうは呼ばれず、日本語の音読のままである。英語の名前ならあまり場違いの名前になることはないようだが、中国語は特に発音が難しいということもあるようだ。かつて、外務省が中国人や朝鮮人の名前を現地の発音で呼ぶようメディアに通達したが、韓国人については、直ぐそうしたようだ。例えば、現在の韓国大統領は、尹錫悦であるが、メディアでは「ユン・ソンニュル」という音声で伝えているが、中国人の場合は発音が難しいこともあり、今以て日本語読みが行われている。中国側でも同じような問題を抱えているようで、岸田文雄首相も中国国内では、「アンティエン首相」と呼ばれているらしい。中々複雑で、難しいものだ。

2024年7月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com