ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

ブログ一覧

5352.2022年1月6日(木) 東京23区に大雪警報、コロナ第6波に突入

 今日は今冬最低気温を記録する寒さだった。自宅周辺では、昼1時過ぎに雪が降り始め、3時ごろには積雪5㎝ほどになった。窓の外を見ると雪がかなり降って来た。しかし、庭の木々に降り積もった雪模様を眺めていると、何とも言えず情緒的な気分になる。日本の庭園には雪化粧がよく似合うとつくづく思う。気象庁は東京23区の他に千葉、茨城に、4年ぶりの大雪警報を発令した。夕刻になって家の前の道路にはかなり雪が積もっており、自動車の通ったトレースがはっきり残っている。今晩は10㎝ほどの積雪があると予報している。

 こんなこともあった。夕刊が届けられていないので、販売店に聞くと雪のため我が自宅周辺は雪で配送車が遅れているが、必ず配達はすると言っていた。だが、8時前までにポストに投入されていなかった。9時半過ぎに覗いてみたらそこに夕刊があった。この雪の中で新聞配達も大変だなぁと思う。ただ嬉しいことには、戸外の風景が頭の中を爽やかにしてくれる。入院中の妻から明日退院することに決まったので、朝9時に迎えに来て欲しいとメールがあった。ともかく退院出来て良かった。安堵している。

 さて、新型コロナウィルスの変異株オミクロンによる感染が明らかになって以来、減少しつつあった新規感染者がぶり返し、特にこの数日間は沖縄、東京を中心に全国的に新規感染者が増え、コロナ第6波が襲来するのではないかと懸念されていたところ、今日中川日本医師会会長は、日本は第6波に突入したと述べた。今日の東京の新規感染者は、昨日を上回る641人、沖縄に至っては981人で昨年8月の809人を上回る過去最多となった。沖縄県ではまん延防止等重点措置の適用を政府に要望することになった。

 全国的にも今日新規感染者は4,475人に上ったが、これは昨年9月18日4,702人に次ぐ数である。折角一時はコロナ収束の兆候が見え、観光業を中心に再起を心していた矢先の急拡大である。近い内に「GO TO トラベル」復活の空気があっただけに観光業にとっては大きな痛手である。

 一方、アメリカでは、今年に入って急速に新規感染者が増大している。今月3日に108万余人を記録したが、4日は87万人、5日は64万人と相変わらず桁外れの感染者を出している。ヨーロッパでも軒並み拡大し、フランスでは、4日に過去最多の27万人の感染者を出し、イギリスでも過去最多の20万人を出した。イタリアでも過去最多の17万人以上が感染した。

 全国家と地域225の内、アメリカは相変わらず世界でも感染者数、死者数も群を抜いて多い。トップ3は、アメリカ、インド、ブラジルで不動であるが、4位イギリス、5位フランス、6位ロシアもその数が伸びている。日本は31位で、不思議なほど少ない中国は、カメルーンやルクセンブルグより少なく116位である。このところ3か月半以上もひとりの死者も出ない中国の摩訶不思議なところだ。

2022年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5351.2022年1月5日(水) 核保有優位国の身勝手な声明

 今日は小寒である。まだまだ厳しい寒さが続く。新年が明けてから新型コロナウィルスの感染が勢いを増して、今日は2,638 人の新規感染者を出し、9月26 日以来初めて全国で2千人を超えた。いよいよコロナ感染第6波がやってくるような気配である。

 東京都内でも今年に入ってから1日79人、2日84人、3日103人、4日151人、今日5日390人と急激に増えている。全国的に感染者が増えているが、とりわけ沖縄県の新規感染者の増え方が異常である。1日52人、2日51人、3日130人、4日225人、5日623人とうなぎ登りである。ここには本土と大きく異なる事情がある。在日米軍基地が大きな感染源であり、基地から市内へ外出した米軍兵士が土地の人を感染させるケースが恐れられている。2日には怒りを露わにした玉城デニー知事が、記者会見で県内の新変異株オミクロンの拡大は米軍由来であると決め付けた。米軍にも抗議し、政府にもアメリカへ対策を促すよう申し入れた。米軍は、日米地位協定を盾に、コロナへの注意喚起を要請してもすぐ対応策を取るということはない。いかに危機が迫ろうともこれまでの例からして、申し訳ないとすぐ対応するということはない。それほど日本はアメリカに見下されているのだ。そのアメリカはコロナ発症以来、あまり厳しい制限を行わず、いつもユルフン状態だった。そのせいかどうか、3日には国内の新規感染者が、実に108万人を超えたというから一瞬耳を疑ってしまう。アメリカ政府はコロナ感染についてもう少し配慮すべきだと思う。日本人に対しても誠実に神経の行き届いた細かい対応をしてくれることを要望したい。

 話題は変わるが、いつも身勝手なアメリカを中心とする、国連常任理事国の米英仏中ロなど大量の核兵器を保有する5カ国が、核軍縮へ向けた異例の共同声明を発表した。核兵器保有国間の戦争を回避し、お互いの取り組みの重要性を確認するためのものだという。他にも各兵器を余裕する国々は、インド、パキスタン、イスラエル、イラン、北朝鮮などがあるが、この共同声明自体が茶番であり、とても信用することが出来ない。最近になってイギリスは密かに核兵器を増やしているし、スローガンは立派だが、それぞれ5カ国が核軍縮をすぐにも実行するとは到底思えない。その骨子にある「核戦争に勝者はなく、決してその戦いはしてはならない」とか、「核なき世界という究極の目標をめざし、安全保障環境の創出に向けて全ての国家と協力」と綺麗ごとを並べているが、それならすぐにその具体案を検討して実行に移すべきではないか。周囲の環境は、北大西洋条約機構(NATO)との対決で国家の存在が脅かされれば核で反撃すると主張しているロシアや、米中対決の高まりから核弾道を増やす考えの中国の存在を考えると、この共同声明は絵にかいた餅に過ぎないと思う。

 中国は、将来的に核兵器の全面禁止と徹底破棄を訴えてはいるが、アメリカが中国を上回る核戦力保有の現状から、アメリカが先に核軍縮を進めるべきだと共同歩調を取らないようなことを言っている。国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のフィン事務局長はずばり言ってのけた。「彼らは素晴らしい声明を記したが、実際には逆のことをしている。彼らは軍拡競争をし、常に核戦争の始まりに備えている」。図星である。

 そんな隙間を縫うように、北朝鮮が今日5カ国声明に逆向する弾道ミサイルと思しき物体を日本海へ発射した。さあ5カ国は、今後どんな核軍縮を実際に行うのだろうか。

2022年1月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5350.2022年1月4日(火) 妻の入院と中国の民主化弾圧加速

 予定通り今日妻が虫垂炎手術を受けるため、国立東京医療センターへ入院した。付き添って行ったが、病室への同行は出来なかった。入院中の見舞いは、1日に1度だけ、15:00~17:00に10分間との厳しい条件付きだそうだ。帰宅すると妻から電話があり、執刀は明朝9時からということだった。そんなに長い入院ではないと思っているが、しばらくはやもめ暮らしである。

 今日は会社、役所では仕事始めである。今年の株式市場もこのコロナ禍の中でどうなるか分からないが、それでも大発会は好調で、日経平均株価は、32年ぶりの高嶺だった昨年大晦日の終値に比べて510円高の29,301円で引けた。

 さて、中国政府の民主化弾圧は、このところ留まるところを知らない。一昨年香港で反体制的な言動を取り締まる国家安全維持法が成立して以来。同法の摘発で香港では民主派メディアがほぼ壊滅しつつある。すでに昨年6月に同法により日刊紙「リンゴ日報」主宰者が逮捕され同紙は廃刊に追い込まれた。先月末にはネットメディアの「立場新聞」を摘発し、主たる幹部を逮捕した。民主派は危機を察知して同じネット新聞の「衆新聞」が、一昨日に今日からニュース配信を停止すると発表した。衆新聞は、フェイスブックで「この2年間の社会の急速な変化とメディアの生存環境の悪化により、報道の自由を守るという私たちの理念を達成することが出来なくなった」と無念の声明を発表した。これで中国政府の指導に従った警察の取り締まりにより、香港では異論、反論がほぼ排除されたようだ。

 中国政府は香港で民主化勢力の弾圧、排除、駆逐を実施しながらお隣のマカオでは、巨大な資産家の抑圧に目を向け出した。賭博産業ではあるが、マカオ経済の屋台骨でもあるギャンブル産業、太陽城集団(サンシティグループ・ホールディングス)の最高経営責任者を逮捕したのである。この企業は、新型コロナ・ウイルスの感染拡大の影響を受けて撤退こそ表明したが、一時日本のIR事業開設を前提に和歌山県の賭博場に進出を計画したことがある。

 驚いたことにマカオの経済規模は何とラスベガスの6倍も巨大で、世界最大のギャンブル都市である。マカオ経由でいかがわしい金の総額が、22兆円を超えるとも考えられ、マカオのGNP(域内総生産)がやっとその四分の一強であることを考えると、いかにギャンブルの与える経済的影響が大きいかが分るというものである。賭博場の経営者を逮捕したところで、マカオに世界から集まるアブク銭を中国政府はどうしようと考えているのだろうか。

 今秋中国では5年に1度の中国共産党大会が開催される。最大の焦点は、「2期10年」とされる最高位共産党総書記の在任期限を迎える習近平総書記が、総書記の座を手放さず、異例の3期目就任を決めるかどうかである。昨秋の共産党中央委員会第6回総会(6中全会)で、習氏は中国共産党史上で3番目となる「歴史決議」の採択を主導した。そこで建国の父である毛沢東や、改革・開放路線を始め推進した鄧小平と並ぶ地位に、自身を格付けたのである。これによって3期目の続投は確実視されるようになった。独裁者・習近平が堂々衣を脱いだのである。

 6中全会で習近平総書記は、「2035年までに社会主義現代化を実現し、35年から今世紀半ばまでに中国を社会主義現代化強国に築き上げる」とぶち上げた。実現できるかどうかは何とも言えないが、こうした反面思い上がった権威主義と私利私欲が、いつか何らかの想像も出来ないパワーが生れてひっくり返されることは、かつての疑似社会主義、疑似共産主義の転覆の前例がある。今年も危なっかしく、国際社会で縦横に振舞おうとする猪突猛進型の習近平指揮下の中国は不気味で、要注意である。

2022年1月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5349.2022年1月3日(月) 正月は新聞が面白くない。

 昨日青山学院大が往路優勝した箱根駅伝は、今日の復路では青山は一度もトップの座を譲らず、独走して復路優勝、と同時に2年ぶり6度目の総合優勝を果たした。おまけに10時間43分42秒は大会記録だった。2位に順天堂大、3位駒澤大、以下10位までは、東洋大、東京国際大、中央大、創価大、国学院大、帝京大、法政大の順位で、過去に度々覇権を争った常連校の東海大、早大、日体大、山梨学院大などは来年度優先出場権はなく、予選会に出場して本選へ出場を目指す期待外れの成績に終わった。

 さて、昨日と今日受け取った年賀状に改めて1枚1枚じっと読んでいるといろいろなことを想い浮かべる。かつての会社の上司、同僚、大学時代のゼミ仲間、同じく登山クラブの仲間、小中高の友人、親戚などから何通もいただいているが、その中に年齢的にもほぼ同年齢の友人ら6名から来年以降年賀状を辞退したいと書かれていた。中でも3人は私より若いが、傘寿を機に来年以降は年賀状を辞退したい意向が書かれている。絶対プラスになるからもっと書き続けろと檄を飛ばしたいところだが、こればかりは本人がそう望む以上押し付けるわけには行かない。まあ傘寿がひとつの潮時と考えて年賀状の辞退を申し出たのであろう。こうして年々歳々年賀状の交歓範囲が狭まってくる。ただ、体力的にどうしても書けなくなれば仕方ないが、私はそれまでは細々と年賀状を書き続けていくつもりである。

 ところで、元旦と今日の朝刊に目を通して、新聞がこのところ魅力的な記事が少なくなってつまらないなと感じた。あまり興味を惹くような記事が見当たらず、がむしゃらに読む気にならない。大きなニュースがないこともあるのだろう。それで日中は特別やることもないので、テレビを鑑賞するか、他のメディア月刊誌などに目を移すことになる。実は「NATIONAL GEOGRAPHIC」2022年1月号が、「2021 写真が記録した1年」と題して昨年の世界的大問題を4項目に分けて写真と解説で紹介している。「コロナ禍」「気候変動」「対立・紛争」「保護・保全」の4つのカテゴリーに仕分けしている。それぞれに代表的な写真を全190万枚から選択して掲載したものである。

 中でも昨年アメリカ軍がアフガニスタンから撤退して、タリバン政権復活となり政治、社会が混乱したうえに、新政権がイスラム教重視に拘り女性の差別化・蔑視を広言し、具体化したことに対して世界中から非民主主義的だと非難されている。そのアフガニスタンの国民にとって厳しい実情を浮き彫りにした1枚の写真が載っている。表紙に取り上げられた70歳の皺だらけの老婆の、悲しげで虚ろな表情のその写真が極めて印象的である。ハフィザというこの70歳の老婆の息子たちは、2人が政府軍に、1人が武装集団に、もう1人はタリバンに加わって敵と味方に別れている。「私の最愛の息子たちは互いを敵と見なして憎しみ合っています。来る日も来る日も涙を流しました。目が見えなくなるほど泣きました」と苦しそうに悲しげにこぼしていた。その写真が実に臨場感に溢れ、説得力に富んでいる。

 新聞に欠けているのは、このようなその場の臨場感である。何事もないような平穏な正月に、もう少し迫力のある記事を書いて読者を唸らせて欲しいものである。

2022年1月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5348.2022年1月2日(日) 正月に考えさせられる友人の言葉

 今日も元旦に引き続き快晴である。恒例の「東京箱根間往復大学駅伝競走」、通称「箱根駅伝」第1日目をテレビ観戦した。午前8時東京読売新聞社前をスタートした。結果は往路1位は青山学院、2位帝京大学、3位駒澤大学だった。もうひとつのテレビ観戦はラグビーだった。伝統校の早慶はすでに準々決勝で敗れたので、やゝ気合が入らなかったが、午後国立競技場では、ラグビー大学選手権準決勝が行われ、第1試合では明治大が東海大を、第2試合では帝京大が京都産業大をそれぞれ破り、9日の決勝戦で相まみえることになった。昨秋の関東大学対抗戦ですでに対戦して帝京大が明大に勝っているが、今日の両チームの戦いぶりを観ていると、どちらが勝つかの予想は難しい。

 テレビ観戦の途中で近くの駒澤公園へウォーキングがてら、第100回全国高校サッカー選手権が開催されている駒澤球技場へ寄ってみた。外からスタンドへの入口を通してスタンドの様子が覗けるが、閑散としている。入場口で係員に尋ねてみると事前に入場券は完売したと言い、これ以上場内へ入ることは出来ないということだった。コロナ対策とのことで、観客で満員にすることは出来ないようなシステムになっているようだった。

 どこもかしこもコロナ、コロナで窮屈になったが、流石に正月休みということもあり、公園広場には大勢の家族連れが三々五々集まって、凧揚げをしたり、ボール遊びをしたり、思い思いに楽しんでいる様子を見ていると心が和んでくる。

 さて、妻が明後日東京医療センターに入院し、翌5日に虫垂炎の手術を受けることになっているが、今日その手術のためのルールとしてPCR検査を受けに行った。病気、入院、手術の話になりがちだが、つい最近2人の友人から入院、手術の連絡を受けた。2人とも退院され安静に努めているようだ。ひとりは、胃がんで、もう一人は大動脈解離で術後慶應病院に3週間入院していたが、食事で栄養管理をするよう言い渡されたようだ。妻のケースは、盲腸なのでそれほど心配はしていないが、年齢的な問題もあり、気にしないわけではない。そんな時に、次弟から7月に白内障の手術を受けると知らせて来た。これまであまり周囲に手術をする者はいなかったが、自分自身も含めて、手術をする人が増えて来た。これも年齢のせいだろう。

 気持ちが暗くなりがちであるが、前者の胃がんの手術をした地方都市に住む高校の友人は、日ごろから徒然草や、江戸期の文学、とりわけ俳人蕪村を学び精通している。夕べに田舎道を散歩していると人生の黄昏時や終焉の時を感じさせられると感受性の強い言葉を伝えてきた。そして、新年に当たり、「私の趣味として多少なりとも古典を読みこみながら、短文を書き認めメールに添付して知己の皆さまへのお便りをしたい」と新年のメールを添付で送って来てくれた。終活というか、身辺整理というべきか、若い時から貯めていた書籍を整理したいとも書いている。少々心寂しい気にさせられる。私が未熟のせいか、まだまだそのような境地には至らない。人それぞれである。私にはまだまだやり残したことがいっぱいある。健康管理が一番の課題であるが、そのうえで、思い描いているドキュメントを何としても仕上げたい。

2022年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com