ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5357.2022年1月11日(火) 認知症と北朝鮮に気を付けよう。

 年を取ると認知症の危険があると言われるが、元気者のつもりでも記憶が衰えたり、言葉や単語を思い出せないことがある。今日愕然としたのは、数日前から始めた2021年の確定申告の準備をしている最中に、肝心な厚生年金と企業年金の振り込み通知書を紛失しまったのだ。つい先日まで手元にあり、あるものだとばかり思いこんでいたところ、いざ利用しようとしたらどこへ行ってしまったのやら見つからないのだ。わが書斎も積読の書物をはじめ、雑物に囲まれてあまり整理が出来ているとは言えない。結局いくら探しても見つからず、日本年金機構と、企業年金を代行している大阪の企業へ電話で再発行をお願いするような始末である。残念ながら再発行はしてもらえず、年間支払額の明細書を近日送るとのことだった。アナログ派である私には、金銭元帳に支給月ごとに仕分けしたいので、各回の内訳を尋ねても書類としては発行しないと言われ、止むを得ず口頭で数字を教えてもらった。これから時間をかけて、アナログ式に申請書類を仕上げた後、青色申告会に相談のうえで税務署に書類を提出することになる。今日は記憶力の低下に振り回された1日だった。その最中に偶々知人からメールで奥さんが認知症のため施設へ入られたと連絡があり、これから男やもめだと知らされた。お気の毒であるが、私自身だってそんなに楽観している場合ではない。

 去る8日(土)夕刻「テレビ神奈川」で母校湘南高校の創立100周年に関して、「湘南高校百年 文武両道の核心~初代校長赤木愛太郎の理想~」と題する30分のドキュメンタリー番組が放映された。先月のテレビ東京の名門校シリーズに次ぐものである。東京都内では観られないと思うからと、わざわざ後輩が当番組のWebを知らせてくれたので、今日じっくり観てみた。題名の通り文武両道の学校の現状と活動を紹介したものであり、TV東京とはやや趣は異なるが、創立後百年の母校を初代赤木校長の熱情と文武両道の実践校として取り上げてくれている。赤木校長は、新潟師範学校校長を辞めて新設の旧湘南中学を、日本一の学校にするとの理想と信念を胸に新校長として赴任された。多くの生徒、卒業生から尊敬され慕われ、校内には赤木苑がある。私の知る同窓生も何人かインタビューに登場していたが、一番感じたのは、皆共通して愛校心が強いなぁということだった。テレビで好意的に紹介されるのは、良いことでもあり、誇りでもある。幸い私はラグビー部出身であるので、今以て母校愛と母校とのつながりは切っても切れない。こういう形でメディアに取り上げてもらえるのは、誇らしいことであり、嬉しいことである。

 さて、いつも驚かされているが北朝鮮が、またもや弾道ミサイルらしきものを日本海へ向けて打ち上げた。先日5日にも突然打ち上げたが、またもや突然の打ち上げである。岸田首相は即座に極めて遺憾だと述べた。国連安保理事会も北朝鮮を非難する声明を発表した。コロナ禍の影響で、北朝鮮も厳しい試練に晒されている。だが、そのはけ口を日本海のミサイル発射で発散されたのでは、溜ったものではない。破れかぶれではないか。拉致問題には振り向きもせず、解決済と国が罪を犯していながら真正面を見ず、尻を向けて逃げるばかりである。国家としての形態を整えておらず、他国に迷惑ばかりかけている北朝鮮のような国をもう少し真面な国家へ変貌させるよう対立する米中も、具体的な対策を講じることは出来ないものだろうか。

2022年1月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5356.2022年1月10日(月) 成人の日にクラシック音楽会を楽しむ。

 今日は成人の日である。大学ゼミの友人が所属しているオーケストラの定期演奏会を3年ぶりに鑑賞した。「上野浅草フィルハーモニー管弦楽団」演奏会は、いつもなら地元の浅草公会堂で開催されているのだが、コロナ禍と言う事情もあるのだろうか、今日はJR中野駅近くの「なかのZERO大ホール」で開かれた。こういう時期でもあるので、いつもならゼミの仲間に広く声をかけるところだが、遠慮して一部の仲間だけに連絡して7名が集まった。終演後も納得してどこにも立ち寄らず、散会した。折角気の知れた仲間の集まりなので、積もり積もった話もしたいところだったが、やはりコロナ怖さに腰が引け消極的になってしまった。

 それはさておき、久しぶりにクラシック音楽を生で聴いたが、やはりホールで聴く生の音楽は迫力があって好い。今日は3つの名曲を聴いたが、私の知らない曲ばかりだった。ウェーバーの歌劇「オベロン」序曲、モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、そしてシューマンの交響曲第1番「春」だった。ソーシャル・ディスタンスを取っているせいか、1,300名の観客席は余裕のある配置になっていた。

 同楽団のチェリストであるゼミ仲間の赤松晋さんとは、残念ながら今日会って話をする機会はなかったが、他の仲間と久しぶりに会って話をすることが出来たのは嬉しかった。こういう機会を作ってくれた赤松さんには感謝である。

 今日久しぶりの会話を楽しんだが、本当は先日セルビアの友人・山崎洋さんが送ってくれた彼のメール文の中に書かれていたアメリカ流の「deep state」について、もう少し彼らと話をしてみたかった。山崎さんは東西対立の狭間で、ユーゴ解体を実感し、そこから東西の激しい抗争や、現在の米中、米ロの対立の実態を自分なりの視点で捉えている。彼が気にしているのは、日本のメディアは欧米サイドの報道に頼りがちで、中ロの立場や考えを受け入れていないことである。その点、彼は中ロの考えも斟酌して平等な立場から事実を冷静に見つめている。

 例えば、今国際的に大きな注目を集めているウクライナ東隣のロシアが、国境周辺に軍隊を集結させて緊張を高めている原因について、ウクライナが独立出来た経緯には、ソ連崩壊当時、ウクライナ人フルシチョフ首相が勅命でウクライナをロシア領から分離させたことや、エルツィン大統領がウクライナ領内にロシア海軍基地を認める条約を締結したことがあり、それらはロシア系住民が多いウクライナで受け入れられている。だが、その点についてNHKをはじめ、日本のメディアはほとんど触れていない。

 確かに両者の考えを平等に受け入れるのは難しいことではあるが、あまりにも一方だけの意見を取り入れると偏った結論になる。我々もその点は重々心掛けなければいけないと思う。

2022年1月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5355.2022年1月9日(日) ウィンタースポーツ花盛り

 3連休の真ん中であるが、若者の各種ウィンター・スポーツも雌雄を決する最高潮に差し掛かった試合が行われている。昨日は高校ラグビー決勝戦、春の高校バレー男女決勝戦、今日は大学ラグビー決勝戦、高校女子サッカー決勝戦が行われ、明日は高校サッカー決勝戦が行われる。また、ラグビーは昨年までのトップ・リーグを刷新して、新しい方式でリーグ戦「リーグワン」を行うことになり、昨日その開幕試合が3か所で行われた。冬の北京オリンピック開催は残り1か月を切った。今日は大相撲初場所初日でもある。

 華々しいのはスポーツばかりではない。明日は成人の日である。新型コロナウィルス感染で祝典開催も今日に繰り上げたり、中止になったり、順延になったり大人としての門出を予定通り祝ってもらえないのは、新成人にとっては気の毒である。私個人は、成人式は生憎浪人2年目だったので、目先の受験を控えて成人式には出席しなかったし、敢えて大人になったとの認識はなかった。

 今年4月からは、成人は法的にはこれまでの20歳から18歳へ繰り下げられ、大人としての権利である選挙権も行使出来る。若者の選挙における投票率が低いと言われている中で新成人が増える。果たして新成人に選挙権の何たるかや、成人になった場合の権利及び義務を教える機会を増やさないと、実際の選挙で投票率は上昇する保証はない。

 例えば、最近の若者は政治的な関心がやや薄いと言われる。彼らの周囲には読書離れや、新聞離れがある。世界は今暗礁に乗り上げている国際問題が沢山ある。まず、現実に米中対立の問題があり、それに派生的に取り付いている問題がある。核兵器、軍縮なども大きな問題である。現状の問題を把握するだけでも好いから、これらの問題に日頃から関心を抱くことが大切であると思う。

 世界の動きを知るためには、新聞や本を読むことが必須であると思う。書物の発行や新聞発行部数は下降気味である。書店も閉店して本を買うのもこれまでの書店を通してではなく、アマゾンなどから通販で購入するケースが増えたようだ。

 私にも18歳から21歳までの孫がいるが、関西にいるので、特にコロナ禍のせいもあり、この数年会っていない。彼らから話も聞いていないので、どれほど読書や新聞を読んでいるのか分からない。だが、せめて若者らの平均レベル以上に、社会的、国際的感覚を身に着けて欲しいと思っている。

 願わくば、若者たちには政治の場のみならず、社会一般にもっと斬新で若者らしい前向きな意見を披歴して欲しいと願っている。そのためにも成人年齢の引き下げが実際に功を奏するかどうか、注視したい。

2022年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5354.2022年1月8日(土) 沖縄米軍基地はコロナ世界最多感染地区

 昨日退院した妻がまだ痛みを感じるようで、気だるそうにしてあまり動こうとしない。今朝具合を尋ねたら、昨日よりは好いと言っていたので、明日以降の回復を願うばかりである。夕食準備のためスーパーへの買い物もひとりで出かけたが、やむを得ないだろう。

 昨日中川利男・日本医師会会長が、新型コロナウィルスの感染は第6波に突入したと語っていたが、その通り今日も感染拡大の勢いは止まらない。全国で先週に比べて15倍もの新規感染者数を記録した。2日以降昨日まで、その数は553、779、1,265、2,635、4,474、6,208、8,480人とうなぎ登りに増加している。東京都内では今年に入ってから、79、84、103、151、390、641、922人と昨日までの7日間は右肩上がりである。そして、今日はついに千人を突破して1,224人となった。前年に比べるとこの年末年始の人出が、大幅に増えたことが原因のひとつのようだ。そして驚くのは、沖縄県の新規感染者数の増加である。今日までの3日間でも、981、1,414、1,759人と毎日過去最多を記録している。

 沖縄県が急速に感染拡大したのは、在日米軍基地内にコロナ発症者が多くなったことが全沖縄県の感染者数を底上げしている。こんな驚愕すべき数字がある。最近1週間で10万人当たりの新規感染者は、世界で最多の感染者がいるアメリカが358人、イギリスが901人だそうだが、沖縄基地内の軍人、軍属、家族を合わせて基地関係者アメリカ人は何と1,905人だそうだから、断トツで多い。世界最多のコロナ感染者であるアメリカ人の分身が沖縄基地に在住、勤務しているのである。日本人にとっては嫌な荷物を押し付けられたような感じである。アメリカ側からは詳しい情報は伝えられず、日米地位協定を盾にアメリカは、沖縄県民の心情を斟酌する気持ちがない。あまりの感染拡大に、漸く林外相がアメリカのブリンケン国務長官に日米2+2会談で実情を伝え、アメリカ合衆国と在日沖縄司令官に善処を促したところだ。日本政府は、もっとアメリカに言うべきことは言わなければいけない。

 さて、今日全国高校ラグビー決勝戦が、例年通り大阪・花園ラグビー場で行われたが、終始テレビ観戦で楽しんでいた。私が高校でラグビー部主将を務めていた当時は、母校の成績はパッとしなかった。それが近年は実力をつけ、その活動の様子が先日テレビでドキュメンタリーとして放映されたほどである。その母校を神奈川県予選3回戦で60-0のスコアで破った全国大会3連覇を目指した県代表校・桐蔭学園に、一昨日準決勝で撃破した国学院栃木高と、大阪の東海大大阪仰星高が対戦した。かなり白熱した戦いだったが、東海大大阪仰星高が、36―5で勝ち、4年ぶり6度目の優勝を飾った。

 この試合のゲスト解説者だった橋元徹・弁護士が、自身大阪代表・北野高校選手として花園大会に出場した経験から、若い高校生の試合をべた褒めしていたが、いくつか面白いことも話していた。そのひとつは、選手の体つきのことで、以前の選手は厳しい訓練というと長距離走で鍛えられた。そのため身体は肉が落ちやせ型が多かった。ところが、近年はウェイト・トレーニングや、ストレッチで身体を鍛え上げる傾向があるせいか、胸周辺が盛り上がった肉体改造に力を入れているようで、全選手とも筋肉マンが多いという感想だった。そのため最近は筋肉モリモリの選手が目につくと言っていた。言われてみれば、確かにその通りだと思う。政治的、社会的発言で平素は辛口のコメントを発している橋元氏も、こと愛するラグビーのことになるとメロメロである。

2022年1月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5353.2022年1月7日(金) 白銀の中を東急が運賃値上げを申請

 今朝いつもより1時間早く起きて雨戸を開けた途端、目に雪景色が飛び込んできた。昨晩降り積もった雪は10㎝だったという。庭の松、梅、槙の木々の枝葉に乗っている分厚い積雪には風情がある。妻が東京医療センターで一昨日手術を終えて今日退院するので、迎えにバス停まで歩いて行ったが、途中で2度ほど転びそうになった。この降り積もった雪は、昨日と変わった日差しの強い青空の下で午後には大分溶けてしまった。昨夜はテレビでも雪の中を家路へ向かう人々が足元に気を付けたおどおどした歩きっぷりを紹介していたのが、申し訳ないが少々ユーモラスだった。都内は今冬最低の▲3℃を記録して、交通事故も多発し高速道路もあちこちで閉鎖された。

 東京医療センターの6階から目の前に駒澤陸上競技場が見え、その遥か後方正面に白雪の富士山がくっきりと見える。今年初めて見た富士山だった。いつ見ても何とも清々しい日本一の山である。

 妻は退院こそ出来たが、まだ患部に痛みが残っているようで、何事をやるにも億劫そうで、辛そうである。まだ数日この状態だとすると私自身の食事は自分でコックしなければいけないなと思っている。

 さて、今日のニュースでびっくりさせられたのは、東急が2023年3月から17年ぶりに12.9%の初乗り運賃値上げを国土交通省へ申請したことである。鉄道各社はコロナ禍の影響を受けてどこも厳しい経営を迫られているが、遂にここまで来たかと思わせられたところである。17年間に亘って主要財源である運賃の値上げを行わなかったのは、毎年乗客が増え、固定財源は固く、極端に言えば、あまり経営努力をせずとも経営は安定していたからである。ところが、2020年4~12月期の営業成績を鉄道25社で調べて見ると、黒字経営会社は関西の南海、神戸、山陽、京阪の4社だけで他のJRを含む21社は全て赤字である。その中で東急はグループ企業の東急ハンズを売却するなどしてグループ全体としても思わしくなく18位にあり、23位以下は、全てJRの東海、西日本、東日本である。

 このままコロナ禍が続けば、東急に続いて鉄道各社が運賃値上げを申請することだろう。今までの鉄道運賃は、他の物価に比較して幾分安価だった。だが、この東急の値上げをきっかけに各社が右へ倣えなら、今後の鉄道運賃は通常の物価よりも高い物となる可能性がある。市街地に住んだら鉄道を利用しないわけには行かない。その意味でも1日も早くコロナを終息させることである。

 沖縄をはじめ、在日米軍基地周辺ではかなりコロナが蔓延している。アメリカは世界で一番コロナ感染者が多いにも拘らず、さほど危機感を抱かない国民は、外国の自国基地のコロナについても、やや無神経なところがある。玉城デニー・沖縄県知事の厳しい要望、及び県民の対米基地感について、在日アメリカ軍司令官は、基地内の警戒レベルを引き上げ、兵士に基地の外でのマスク着用を義務付けたと発表したが、こんな生易しい感覚では、鉄道運賃値上げへの勢いは止まらないだろう。

2022年1月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com