ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5391.2022年2月14日(月) 昔シンガポール陥落、今バレンタイン・デー

 今日は若い男女にとっては待望のバレンタイン・デーであろうが、今年は新型コロナウィルスの影響もあって悲喜こもごものようだ。自宅近くに人気のチョコケーキ販売店がある。日ごろから行列が出来るくらい若者が買い求めにやって来る。それが数日前に店の前を通った時、入り口に貼り紙がしてあった。コロナのため当分製造が間に合わないので、販売を一時停止するというものだった。今日の日を待ち焦がれてチョコを買い求めに訪れた若者は、納得し難い表情で貼り紙を読んでいた。昨日は今日の日を前にお店も流石に閉めるわけにいかなかったようで、店はオープンして、案の定多くの若者がチョコ購入のため列をなしていた。

 実は、末弟の誕生日が今から80年前の昭和17年の今日でもあり、傘寿の誕生日のお祝いのメールを送ったところであるちょうどその日旧日本陸軍がイギリス軍占拠シンガポールを攻略し、ブキテマの丘で第25軍司令官山下奉文中将が敵将のパーシバル中将に‘YES or NO?’と有名な言葉で降伏を迫ったシーンで知られる1日でもある。私にバレンタイン・デーは縁遠く、戦没者慰霊団で何度もブキテマを訪れ、2月14日にそこへ乗り込んだ旧日本軍兵士からも生々しい話を聞いているだけに、よほど「シンガポール陥落」の印象の方が強い。

 さて、連日盛り上がっている北京オリンピックだが、どうも場外で直接競技とは無関係の問題が注目を集めている。かねがね懸念されていたROC(ロシア)フィギュア・スケートのワリエワ選手のドーピング問題についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)がワリエワ選手出場可能との判断を下した。これにより女子フィギュア優勝候補筆頭のワリエワ選手は、晴れて明日のSP競技に出場することになる。CASの判断の根拠は、15歳のワリエワ選手は要保護者で情報の開示は求められないということと、仮に彼女を出場停止にした場合に彼女の今後に再起不能のような取り返しのつかない心の傷をつけることになるという判断のようである。それなら12月に要請が判明した時点で、それを問題視せず、なぜオリンピック期間中に大げさに取り上げたのだろうか。

 また、このドーピング問題は、彼女だけの問題ではなく、ロシアという国家全体の責任でもある。しかも、2015年にロシアは国家がらみのドーピングが暴露され、リオ・オリンピックも国家としては出場を認められなかった。その後のドーピングも重なり今以て制裁解除されていない。ロシアではドーピングがいくら禁止されても、再び繰り返すのはメダル獲得が国家の威信と考え罪悪感がないからではないだろうか。開会中のオリンピックを混乱させるのは、賢明ではないので、大会終了後にドーピングについて各国で、また各容疑団体でドーピング防止策を考える必要があるのではないかと思う。

2022年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5390.2022年2月13日(日) 将棋の藤井聡太4冠が最年少で5冠に

 時には「天才」というものが現れて来るのだなぁと感に堪えないのが、昨日将棋の王将位を獲得した藤井聡太4冠である。これで新たに「王将」という権威ある冠を得て5冠になった。これによりビッグタイトル8冠の内、藤井王将が5冠を手中にしたのである。しかも渡辺明王将を4戦ストレート勝ちしたというからその実力はとても並みではない。残る3冠は、渡辺明棋王が、名人と合せ2冠を、残る1冠を永瀬拓矢王座が持っている。藤井5冠は、まだ19歳6か月で史上最年少である。これまでに5冠を果たしたのは、故大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、近所に住む羽生善治九段に次いで4人目であり、長い将棋史の中でも過去に僅か3人しかいない。その中で最年少というのだから桁外れの実力棋士である。大山名人が5冠を獲ったのは、39歳の時だったというから、藤井王将がいかに若くて才能があるか想像出来る。普段将棋はやらないので、あまり詳しいことは知らないが、次に目指すタイトルは今秋の王座である。

 さて、急拡大していた新型コロナウィルスの感染拡大は多少減少傾向に入ったようだが、相変わらず難題を呈示している。重症者数が急増しているので、その受け入れが難しい。感染者と判ってもすぐに入院と言うわけに行かない。自宅療養のケースが増え、病棟は重傷者を優先的に受け入れているので、救急車も新規感染者を病院に搬送しても思うように入院させてもらえず、苦慮しているようだ。

 水際防止対策で外国人の入国も制限しているため、別の問題もいくつか発生している。外国人留学生の入国を求める国内外からの声の他に、ビジネス関係者や技能実習生の入国を求める声が経済界からも出ている。日本に留学しようとしている外国人は、実に14万7千人もいるという。特に、ベトナムでは日本へ入国出来ない技能実習生が実に5万人もが待機している。彼らは2020年3月以来入国出来ない状態で、これは日本の労働現場にも人出不足という影を落としている。そこで政府は、来月からビジネス関係者や留学生らを対象に、外国人の入国制限を段階的に緩和する方針を固めた。

 しかし、いくら入国制限を緩和してもコロナ禍が収まらなければ、再び制限を強化することも考えられる。今はワクチン接種を加速させ、ひたすらコロナが消えることを願うより他に手はない。

 それにしても日本でコロナによる死者が2万人を超えているのに、あの14憶人の人口を有し、コロナ発症の地でもある中国で、昨年9月15日に1人死亡して以来、ほんの3日前に2人の死者が出ただけで全中国人の死者が5千人足らずとの報道に驚いている。ここにも中国が公表する数値がフェイクで、信用出来ない理由のひとつがあるような気がする。また、このジョンズ・ホプキンズ大学の統計資料を鵜呑みにして、諸外国もメディアも疑問を感じないものなのか。

2022年2月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5389.2022年2月12日(土) 問題が多過ぎる北京オリンピック

 今中国・北京で開催されている冬季オリンピックは、競技では連日賑わっているもののスポーツマンシップとは場違いな話題にも事欠かない。

 そのひとつは、ロシア・オリンピック委員会の女子フィギュア選手のカミラ・ワリエワ選手に禁止薬物の陽性反応が表れたことである。そもそもロシアは、2019年に国家ぐるみのドーピングにより、世界反ドーピング機関(WADA)から各種国際大会の4年間出場処分を受けた。ロシアは、昨年開催の東京オリンピック、パラリンピックにも出場出来なかった。実は、ロシアはそれ以前の2015年にも同じ処分をうけてリオ・オリンピックにも出場出来なかった。今年カタールで開催されるサッカー・ワールドカップにも出場出来ないのではないかと言われている。彼らの悪質な点は、個人で禁止薬物を服用するだけではなく、ドーピングに国がからんでいることである。またか?との疑惑が常に付きまとっている。

 今回のトラブルでは、ワイエワ選手がどの程度関わっていたのかははっきりしないが、昨年12月ロシアの大会における検査では、検体を採取して陽性の結果が出ている。このため先日行われたフィギュア団体で優勝したが、今以てメダル授与式は行われていない。国際オリンピック委員会(IOC)、オリンピックのドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)、及びロシア反ドーピング機関(RUSADA)の間での協議、調整もままならず、RUSADAがワリエワを資格停止としたが、本人から異議申し立てがあり、処分を解除して参加を認めた経緯がある。だが、これに対してIOCが処分解除を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する方針と伝えられている。
 一触即発の様相を見せているウクライナ問題と言い、昨今ロシアが絡むとどうも問題が厄介になるようだ。ロシアのメドベージェフ首相は、WADAの慢性的な反ロ・ヒステリーだと憤慨しているようだが、これだけ度々同じような反モラル的な事件を冒すのは、国家及び国民の体質に大きな問題があるのではないかとの疑念が消えない。
 この先行方がどうなるのか予断は許されないが、優勝候補筆頭のワリエワ選手が出場する女子個人フィギュアは、15日に行われる。日本が銅メダルを獲得したフィギュア団体の表彰式も行われておらず、前途多難である。

 今大会は、この他にもスケートのショート・トラックで優勝候補だった韓国2選手が失格処分となり、中国選手が金メダルを獲得した。この失格について韓国選手団は強く抗議している。更に、昨日スノボー・ハーフパイプで金メダルを獲得した日本の平野歩夢選手の採点が辛すぎるという声がSNSをはじめ、アメリカのTV局でも指摘された。決勝2本目では、予想よりかなり低く、本人も大分不満だったようで、3本目に一か八かでトライした結果漸く金獲得となった。

 大会終了後に問題が蒸し返されるか、はたまた没となるか。

2022年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5388.2022年2月11日(金) 建国記念日について学ぼう。

 今日は建国記念日である。しかし、メディアでは日本選手が金メダルを獲得した北京オリンピックと、拡大する新型コロナウィルス、緊迫のウクライナ情勢に時間を取られて建国記念日については、知る限りまったく取り上げられなかった。今日天皇、皇后両陛下が神武天皇陵へ参拝されたが、テレビでは伝えられなかった。報道についてはいろいろあるだろうが、日本の歴史的1日を伝えるだけで充分なので、せめてその歴史的史実だけでも記念日に際して報道したらどうかと思う。かつては紀元節として国を挙げて国民が祝い、戦後も国の歴史的な1日を祝福して欲しいと国がわざわざ国家の祝祭日制定した1日である。この祭日はどういう1日であるか、子どもたちにも分るように伝えることは大切なことであると思う。今のままでは、小学校で教師が教えない限り、子どもたちは今日がどういう祝祭日なのかを知らないまま卒業していくのではないかと心配である。

  ミクロネシア連邦ジョン・フリッツ駐日大使からいただいた今年のカレンダーには、今日2月11日にはきちんと「NATIONAL FOUNDATION DAY」と朱文字で書きこまれているほど外国からも認められているのだ。ネットでは約10分間神宮前通りの奉祝パレードを観ていたが、コロナ禍の中でお神輿をトラックで運びながら行進して道路脇では、大太鼓を打ち鳴らして迎えていた。

 思い返せば、昭和20年4月に房州勝山町(現鋸南街)の国民学校初等科へ入学し、8月に終戦を迎えた。まだGHQから廃止の発令がなかったために、翌年と翌々年の今日は、紀元節を祝う祝典が学校内でも行われた。幼少ながらも当時の厳粛な空気は覚えている。そして意味も分からず紀元節の歌を唄ったことも覚えている。

 

 ♪雲に聳ゆる高千穂の 高峰おろしに草も木も

   なびきふしけん大御代を 仰ぐけふこそ楽しけれ♪

 

 神武初代天皇が即位したのが、今から2682年前の今日2月11日と言われ、日本国の肇とされている。象徴天皇として国は天皇、皇后の存在を憲法上に規定している日本としては、今日制定されている建国記念日を疎かにすべきではないと思う。旧暦の四大節と呼ばれた四方拝(元旦)、紀元節、天長節、明治節に歌われた祝歌の中でも、元旦に歌った♪年のはじめの ためしとて~♪と、紀元節に歌った♪雲に聳ゆる 高千穂の~♪は、今もメロディーと部分的な歌詞を覚えている。それほど幼い子どもの脳みそに入っているのだ。右翼的とか、保守的ということではなく、少なくとも半国営のNHKなどは、今日の日を機会に正しい日本の歴史と現状を正確に子どもたちに伝える義務があるのではないかと思う。

 さて、昨日の朝日新聞に「抗議のミヤンマー選手 両親『勘当』」という記事があった。ミヤンマー・サッカー代表チームの一員として来日中にクーデターを起こした国軍に抗議して帰国を阻み、難民認定された選手に対して、両親が8日付ミヤンマー紙を通じて勘当を言い渡したというのだ。国軍はこういう卑劣な手を使ってまでして、反軍的抵抗運動を抑圧しようとしている。親とも思えない父母の残酷な発言は、とても親の本心とは思えず国軍に勘当を強いられているものと思う。相も変わらず国軍はこうした弾圧をあらゆる階層の人びとに強いているのだ。今だに国軍が独裁的な暴力を振るっているが、いつになったらミヤンマー国民に春はやって来るのだろうか。

2022年2月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5387.2022年2月10日(木) 待望の雪が降った。

 朝起きて雨戸を開けたら銀世界とはならなかった。ただ、小雨が降っていたので芝や苔には程よいお湿りではなかったかと思う。最近は観測機器や観測技術が発展したせいか天気予報の精度が急速に高まって本当に頼りがいがある。予報では今日昼ぐらいから雪が降り出すと発表されていたが、本当に昼前から雪がちらつき始めた。小雪なので積雪というほどではないが、延々と降り続いている。この様子から察すると明朝までには銀世界になりそうだ。庭の植木にも雪がかかり風情が出て来た。

 それにしても前記の通り近年気象予報士が説明する天気予報の精度が高まったことには、驚くばかりである。学校で初めて天気予報について学んだのは、中学1年の時だった。物理と化学を一緒にしたような「物象」という授業で、ラジオから聞こえてくる全国各地のミリバール(現ヘクトパスカル)を書き留めて等圧線で結び、低気圧を特定して予報を行ったが、今では宇宙衛星からカメラで雲を撮影してその移動スピードを時系列的に大きな気象の流れを掴んで予測しているらしい。確かに雨雲をまるごとキャッチしてその流れを予測することになれば、確実性も高まることだろう。中学時代には宇宙の気象衛星なんて想像もしていなかったので、科学の進歩・発展には驚くばかりである。

 さて、オミクロン株の流行で益々勢いを強めている新型コロナウィルス感染者数が、世界で4億人を突破したという。相変わらず断トツトップのアメリカでは7,700万人の感染者が記録されている。日本の約20倍である。今アメリカは国内にコロナ禍を抱えながら、対外的に大きな問題も抱えている。EU諸国とともに、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟問題でロシアともめていて、ロシアはベラルーシと軍事演習を始め、ロシアのウクライナ周辺へ軍隊を集結させている。これに対してアメリカも先日3千名の米軍部隊をEUに派遣したところだ。ロシアはEU諸国に天然ガスをパイプ輸送で供給しており、EUは一旦事が起きれば、ロシアが天然ガス輸送を停止することを恐れている。その危機に際して、アメリカやEUから石油輸入国である日本が液化天然ガス(LNG)の融通を要望され、承諾してEU諸国へ余裕分のLNGを供給することを昨日萩生田経産相が発表した。

 そもそも日本の電力供給は、火力発電が76%で、その内39%がLNGに頼っている。そしてそれらは、すべて産油国から輸入しているのだ。日本にはLNG在庫に余裕があるわけではない。それにも拘わらず、ロシア軍のウクライナ侵攻を緊急事態と受け止め日本の使用分を手元に残して、余裕分の一部をEUに提供することに決まった。遥か遠いウクライナの危機が極東にまで及んできたということである。

 北京オリンピックでは、今日注目の男子個人フィギュア決勝が行われ、3連覇を目指した羽生弓弦選手は、ショートプログラム(SP)の跳躍失敗が響き4位に留まったが、初出場の鍵山選手が銀メダルを、宇野選手が前大会の銀に続き銅メダルを獲得した。

 ただ、先日の団体フィギュアで金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会チームのワリエワ選手にドーピングの疑いが噴出し、ワリエワ選手が失格する可能性が考えられ、表彰式は行われていない。仮に失格だとすると銅メダルの日本は銀メダルに繰り上がることになる。スキー・ジャンプの高梨沙羅選手のスーツ規定違反による失格といい、今大会は競技場外でのトラブルが気になる。

2022年2月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com