充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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6466.2025年1月25日(土) 医者通いの結果が、警官を呼ぶことに
今日は我が家にとっては、苦悩とボケの1日だった。
朝胸に痛みを覚えて、すぐかかりつけの内科医院へ出かけた。土曜日は午前中しか診てもらえないので急いだ。幸い空いていて直ぐに医師に話したところ、胸をあちこち触った後で硬いところがあるので、レントゲン写真で診てみましょうということになった。その結果、医師が「写真で見ると心配な点がある」と言い、小腸と大腸の周辺に陰らしいものが写っていた。小腸の陰は、腸閉塞の可能性もあるので、すぐ大病院で診てもらった方が好い。但し、今日はほとんど休みだろうから近くの東京医療センターの救急外来室が良いでしょうと言われ、医師から救急外来室へ電話でお願いしていただいた。しばらくして担当の医師が待っていてすぐ受け入れると連絡があり、タクシーで東京医医療センターへ直行した。今日の我が家の問題が、この時とんでもない形で発生したのである。生憎スマホを自宅へ忘れて来てしまい、気にはなったが、妻に連絡が出来なかった。医療センター内には公衆電話が見つからず、そのまま救急外来室へ向かった。一方妻は、私が朝10時過ぎに医院へ向かい、午後2時過ぎになっても何の連絡もなく、妻は医院へ電話で問い合わせようとしたが、午後は休みになっており、私の所在が分からなかった。
一方、私はCT検査、レントゲン検査、そして初めて経験する「点滴」を受け、その結果、医師からこのまま入院して腸閉塞の手術を受けるかどうかを尋ねられた。突然のことでもあり、今日は一旦帰宅して、明後日に内科医と相談して結論を出すことにした。
この間妻は私の所在が相変わらず分からず、迂闊にも分からなくなりつい警察に電話してしまった。これでことが大きくなり、110番が都内警察署管内に私の行方を捜索する対応をした。その後警官ひとりが我が家を訪れ、私が認知症かなんかで自宅方面が分からなくなっているのではないか、と気にされていた。妻は、警官から私が認知症の恐れがないか、名前や住所を言えるかまで尋ねられたそうである。
私は午後3時過ぎに支払いを終え、解放されたので、公衆電話から自宅へ電話をしたところ警察官が今自宅に来られているとの応答に、ありゃと思い、すぐタクシーで帰宅した。門前に警官の自転車が置かれていたので、やっぱり警察官が来ているのだと思い、玄関の扉を開けると若いお巡りさんが、私の帰宅をニコニコしながら待っていた。これで「高齢男性が行方不明」事件はあっさり解決したが、私が無事帰宅したことを証明する写真が必要だと私の写真を撮られた。警察に迷惑をかけたことに、申し訳ない気持ちが残っていた。この事件はこれで終わりとなったが、腸閉塞事件は月曜日以降に持ち越された。
残念なのは、この健康上の理由で、明後日軍事アナリストの小川和久氏と元日本テレビ政治部長の菱山郁朗氏を、二子玉川のホテルでお引き合わせして会食を楽しむ予定だったが、止むを得ずキャンセルせざるを得なくなったことである。陽気の良くなる桜の季節に改めて会食を持とうとご了解をいただいたところである。
どうも今日はおかしな1日となってしまった。
6465.2025年1月24日(金) 石破首相は、トランプ大統領と渡り合えるだろうか。
昨日の本ブログの延長戦になるが、今回のフジTVの騒ぎで同社社員の組合加入率が大幅に増えたと伝えていた。入社と同時に自動的に組合員になるクローズド制ではなく、オープン制のせいか、大企業としては意外に少なかった組合員が一気に増えたようである。全社員の内従来は僅か80人しか社員が組合に加入していなかったが、昨日までに新規加入者が増え、500人を超えたというから驚く。フジTVの社員は約1,300人であるから、組合加入率があっという間に6%から38.5%にまで増加したことになる。メディア業界というのは、その特殊性の故か組合員になる社員が少ないと言われている。一般的には、社員の組合加入率は、千人以上の大企業で約67%、千人未満百人以上の中企業で19%、百人未満の小企業で2.2%であるから、フジTVにとっては大異変である。
さて、今日石破茂首相にとっては初めての通常国会開幕で、天皇陛下ご臨席の下に施政方針演説を行ったが、少数与党に陥ったことから派手に言葉を振りまくのではなく地味な演説になった。予算案等を通過させるためには、野党の協力がなければ成立しないので、腰が低くなるのはある程度やむを得ないのではないか。首相の施政方針演説の中で「楽しい日本」という言葉と考えを述べたのは、幾分トランプ政権下のアメリカを意識したのではないだろうか。SNSなどが原因で世の中に罵詈雑言が溢れているが、その点で日本ではお互いが思いやる国でありたいと考えているそうである。そのために政策に、「令和の日本列島改造」とどこかで聞いたような言葉が出て来た。田中角栄元首相の「列島改造」で道路や鉄道などのハード面のインフラ整備を重視したのに対して、令和はソフトによって新たな人の流れを生み出し、一極集中を是正して多極分散型の多様な経済社会を構築していく方針を示したいようである。
一方アメリカでは、世界中を驚かし、惑わせているトランプ大統領が教会で司教に説諭され、それに反論するなど早くもその無神経な言動が世間を騒がせている。トランプ大統領がワシントンの大聖堂を訪れた際、フッデ司教から「性的マイノリティーの人たちの中には命の危険におびえている人たちもいる。移民の大多数は犯罪者ではない。今おびえている人々に慈悲の心を持って下さい」と諭された。これに対して大統領は、慈悲の心を持つよう諭した司教に対し、謝罪を求めた。まともなアドバイスに対して謝罪を求めるとはどういう考えか。アドバイスや注意などを絶対受け入れようとしない傲慢な大統領らしい。
他にも早くも側近のイーロン・マスク氏が、大統領が言い出した孫正義氏らの巨額の人工知能プロジェクトに疑問を呈した。側近から異論が出ているのだ。いずれ各方面から異論や、反対の声が上がってくるだろう。アメリカ国内だけならまだしも、内政干渉だとしてドイツなどEC国やイギリスなどヨーロッパ主要国から批判が高まっている。
日本の石破政権がこの剛腕トランプと日米交渉で互角に渡り合って行けるのか、聊か心許ないが、この点ばかりは石破首相を悪漢トランプに負けるなと力強く精一杯応援したいと思う。
6464.2025年1月23日(木) タレントの不祥事でTV局にも危機感
このところ大きな話題となったタレントの中居正広が、今日芸能界を去ると公表された。彼の冒した行為は厳しく非難されるべきであるが、あまりにもメディアで興味本位の話題となり、問題とされたフジテレビの対応が、事件当時と現在もクリアでないという点が咎められている。ひとりのタレントの女性に対する性暴力という不祥事から、今ではその女性が所属していたフジTVのその後の対応と説明がすっきりしないとの声が拡大している。昨日は、関西テレビの社長がフジTV在職時に事件を知り、このまま放置出来ないと港浩一社長にその事件を伝えた。ところが、港社長はテレビ局や週刊誌の記者に取材させなかった一昨日の記者会見では、自身は知らなかったようなことを話した。そこへ内外から記者会見がすっきりしないとの声が出て、フジテレビでは改めて対策を検討中である。
今日フジTVの「めざまし8」に出演した社会学者の古市憲寿氏が生放送で、「フジTVは企業の体をなしていない、有り得ないことが起こっている。フジサンケイ・グループの総帥である日枝久代表と経営陣に1回辞めてもらわないと、問題は収束しない」と厳しい言葉を述べたのである。日枝会長と言えば、フジサンケイ・グループのトップとして87歳の現在まで40年間もグループを引っ張ってきた。古市氏はフジTVから干されることも覚悟したうえで、敢えて率直に本音を述べたようである。元フジTVアナからも、中居正広にすべて責任を押し付けて逃げて終りにしようというつもりか、と厳しい糾弾の声も聞こえる。
しかし、ここへ来てフジTVのスポンサー企業が、櫛の歯が抜けるように次々とスポンサーから降りると申し出て、その数実に75社を超えた。こうなると会社の経営上も大きな支障が出てくる。すでにフジTVの最大の株主で、モノ言う株主として評判のアメリカの投資ファンドが、港社長へ今週中にカメラを入れたオープン形式で会見を開くよう強く申し入れている。今後話が決着するまで他にも犠牲者が生まれたり、いろいろ付随的な問題も出てくるだろう。どうも次元の低い話になりがちであるが、ここにはテレビ業界と芸能界の関係性において陰惨で複雑な問題もあり、一刀両断とはいかないようだ。
さて、上記の世俗的な話題とは大分異なるが、今日財務省が2024年の貿易統計を発表した。それによると我が国の昨年の貿易収支は5兆3千億円の赤字だった。これで4年連続赤字である。財政支出は社会保障費、防衛費を主に毎年増え続け、国の借金も増えるばかりである。しかし、政府自民党内からは、赤字を減らそうとの声があまり出て来ない。確かに輸入には、円安が影響してこのまま円安状態が続けば、余程の覚悟で政策を立てなければならない。それ以上に国会議員の頭の中に財政支出を減らそうとの考えがまったくないことが問題である。随分言われていることだが、このまま放漫財政を続けて、国が借金地獄から永遠に抜け出せなくなるのを黙って見ているのかと問いただしたい。
6463.2025年1月22日(水) 体調を崩す。高齢により胃に問題か?
メディアではトランプ大統領就任のお祭り騒ぎで、アメリカの保守派が盛り上がっている。それに世界中が振り回されているが、反トランプの動きも現れ始めた。日本政府もどうトランプ外交と取り組んで良いのか分からないようで、首脳会談も予定が立たない。
国内では、兵庫県斎藤元彦知事のパワハラによる解任、その後の再選挙当選に絡んで事件が起きている。その中で斎藤知事が内部告発された件に関して、県百条委員会が真相解明に努めていた元県議が突然亡くなった。自殺と見られている。亡くなった元県議が誹謗中傷に悩まされ、またひとり犠牲者を生むことになった。
今世間を騒がせている世俗的な事件は、タレントの中居正広が一昨年起こした女性性暴力事件の後始末である。フジテレビの社員が仲介していた云々で、フジがやり玉に上がり、企業でフジへCMを止めた企業が75社以上もあるというから、経営上も大きな問題である。まだ、第三者委員会を通じた結論次第では、今後どう解決へ向かうのか不透明である。他にもいくらでも首を傾げるような事件が多い。
嬉しいニュースは、日米プロ野球界で活躍したイチロー選手が一昨日日本の「野球殿堂」入りが決まったのに続き、本日アメリカMLBの「野球殿堂」入りが記者らの圧倒的な賛意を得て、そのまま決定したことである。満票とはならなかったが、投票した記者394名の内、反対はたった1名だったという。メデタシ、メデタシである。
その点で最近私自身はあまりプライベートの問題に喜んだり、悩むようなことはなかったが、昨日になって胃の痛みにやや往生している。昨夕肋骨の辺りが痛み、さすっていたが、入浴して多少痛みが引いたので、早めに床に就いた。ところが、中々寝つかれない。普段は寝付きがよく時差を感じない男などと冷やかされたくらいである。夜中3時15分ごろに突然吐き気を催し、急いでトイレへ直行して口から吐き出した。嘔吐である。そして4時に再び嘔吐だった。この時は、トイレへ間に合わずそのままベッド横の床に吐き出してしまった。床と布団を汚してしまった。その後も寝付かれず、重い気持ちのまま朝を迎えた。どうも頭と身体がすっきりしない。朝食も食べる意欲が湧いてこない。それでもお茶を一杯飲んでいた時、突然吐き気を催した。テーブルの上とキッチンの流し台に、併せて5度も嘔吐をしてしまった。妻も気遣い、直ぐクリニックで診てもらった方が良いと勧める。こんなことはこれまで経験したことがない。吐き出した中には、昨晩食事で食べたすき焼きの具材が大分含まれていた。消化し切れていなかったのだ。それでも気分的には少しすっきりしたので、昨日も出かけた通いつけの内科医院に2日連続で診てもらうことになった。
医師が身体に聴診器を当てたり、身体に触りながら痛みのある個所を探ってくれ、結局「胃」に問題があるようだと仰り、取り敢えず内服薬をいただいた。
我が人生でもこんな1日に5度も嘔吐をやってしまったのは初めてであり、醜態である。想像もしていなかっただけに、ちょっとこれからの先行きを考えると少々憂鬱な気分にもなる。
6462.2025年1月21日(火) トランプ大統領就任⇒民主主義国家崩壊
世界中から注目されていたドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任式が昨20日、日本時間の今朝未明アメリカ連邦議会議事堂内で行われた。78歳7か月での大統領就任は、史上最高齢である。数日前から相当冷え込み長い時間戸外に留まっていることは、健康上問題があるとして40年ぶりに議事堂内で行われた。実際議事堂の外は雪が降っていた。
ある評論家が、トランプ氏は自分と自分の支援者のためだけに行動していると言っていたが、まったくその通りである。反対する人に対しては徹底的に誹謗中傷を交えて非難する。就任式でもバイデン前大統領を目の前に、彼の実績に対し国の発展を遅らせたと批判的に述べ、同時に「アメリカの黄金時代が今から始まる。今日から我が国は再び繁栄し、世界中で尊敬されるようになり、あらゆる国から羨望の的となるだろう」と早くも自己顕示欲を表明した。私流に翻訳すれば、「アメリカの没落時代が今から始まる。今日から我が国は再び低迷し、世界中で軽蔑されるようになり、あらゆる国から嫌われの的となるだろう」というところだ。とにかくアメリカ第一主義に固執して、他の国の人びとをうんざりさせている。就任式を終えた後、ヘリコプターで議事堂を去るバイデン夫妻を見送った後、支持者を集めたイベントでバイデン政権から大幅な政策転換を行うと宣言した。前大統領を手厚く見送るような気持ちはさらさらなかったようだ。
その後に支援者を前にしたイベントでは、言いたい放題だった。支援者を前にテーブルに座って数々の大統領令に署名した。バイデン前政権時代の「破壊的で過激な大統領令などを撤回する」と言って、懸念されていた世界保健機関(WHO)からの脱退、地球温暖化の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱、を決断した。その他に、2月1日からメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課すこと、メキシコ湾をアメリカ湾と名称を変更し、北米最高峰のデナリ山をマッキンリーとかつての名前にもどすことなど、相手の国民感情や、先住民デナリ族の心情を損なうようなことまでやった。今日は公言しなかったが、これからパナマ運河をアメリカに返還させ、グリーンランド領有の意向を具体的に表明するだろう。
こんな身勝手な大統領を抱えるアメリカを世界の人びとが、羨望するわけがない。それが分からないのが、この人物の世界観の狭いところである。
アメリカも口では、民主主義国家を謳っているが、こんな国をどうして民主主義国家と言えよう。就任早々に数多くの大統領令に署名したが、早くも海外で非難する動きが表面化している。ロンドン・テムズ川岸には、「トランプ、気候の集団虐殺」と書いてトランプ氏の気候温暖対策の強化を求めるデモ隊が集結している。この様子では、今後4年間は世界中で、反トランプ運動が展開されることだろう。
すでに数日前にこれまでとても考えられなかった中国戦略として、台湾を中国から絶対守ると公言していながら、台湾を中国との取引材料に使うのではないかと言われている。それは、アメリカは絶対的に台湾を守るわけではないとの発言があったそうである。これは日本にとっても他人事ではいられない。
就任早々に問題発言が連発されるアメリカ大統領の言動は、今後世界中が注視し、対米外交にどう取り組むのか多くの関心を呼ぶことだろう。それにしてもヒデェ野郎が大統領になったもんだ。