ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5507.2022年9月18日(日) 過去最大級台風14号の影響で朝から雨

 朝から断続的に激しく雨が降って台風14号の影響が遥か関東地方にも及んでいる。今月初めには九州地方を襲った大きな台風11号がのろのろと停滞していた。今日九州地方を襲った台風14号は、11号の後にやや遅れて12号、13号と同じころに発生しながら、この14号だけが生き残りじわじわと沖縄から九州を窺っていた。

 正午のNHKニュースは、鹿児島、宮崎からの現地中継を交え台風関連のニュースだけしか放送せず、そのまま「素人のど自慢」の放映時間にまで食い込み、1時まで台風だけのニュースしか伝えなかったほど台風一辺倒番組になってしまった。

 大げさとも言えるほど強力な台風を思わせる14号は、気象庁によると過去最大級のもので、沖縄を襲ったころは気圧が910ヘクトパスカル(hPa)という超弩級だったのには些か驚いた。午後7時になって九州に上陸して930hPaとなりほんの僅か衰えたが、かつて2大台風と言われた1961年の第2室戸台風が925hPa、その前年59年に襲来した伊勢湾台風が930hPaだったことを考えると気象庁の「過去最大級」とか、「数十年に1度しかないような災害を与える危険」のような過大な表現を見過ごすわけにいかない。実際これまで経験したことがない暴風や高波、高潮が予想されるとして奄美大島を除く鹿児島県全域に特別警報を出した。宮崎県には線状降水帯が発生した。JR九州では明日の九州新幹線の運行を始発から中止する。

 今後14号は北北西に向きを変えて明後日には関東地方にやって来るようだ。今日1日中断続的に激しく雨は降り続いている。そこへ午后まで発令される有様である。それにしてもNHKの台風報道はやや過剰過ぎる。大相撲中継を普段観たことのない他のチャンネルへ押し出すようなやり方で、30分間相撲を観られなかったし、夜のサンデー・スポーツも台風情報が放送され、大幅に遅れて放映されたくらいである。

 さて、今月29日に日中国交正常化50周年を迎える。国家同士の友好を祝う記念すべき年を迎え、本来なら両国の間で今後も友好国としてともに発展すべく祝典行事を行うところである。しかしながら、現在日中間の外交関係は必ずしも友好的なものとは言えない。その最たる理由は、中国側にある。近年経済力を背景に途上国へインフラ投資で資金を貸し付け、債務国を縛り付ける「一帯一路」政策や、海洋強国を目指して公海への領海進出などで、南シナ海沿岸諸国や欧米から警戒され、日本との間でも東シナ海の領海侵犯など、中国との前向きな話し合いは中々進まないからである。

 中国は、元々国連重視を唱え、すべての国の主権と領土を尊重すべきであると主張していながらこれまでの中国の行為は、意に反してとても信用出来るものではない。特にロシアのウクライナ侵攻に際して、多くの国々の期待と要望を裏切ってロシアに秋波を送って来た。当然ロシアに対する制裁には参加せず、行き場を失ったロシアの資源輸出の主要な受け皿になっている有様である。日欧米がロシアに厳しく対峙している中で、中国はそのロシアを精神的にも物理的にもバックアップしているのだ。

 こういう中国政府と国交50年を迎えることになったが、今後覇権国家となった中国政府とどう向き合って国交正常化を深めていったら良いのか。一向に先が見えないが、国民の関心も高いこと故、政府にはこの機会に是非ともこれからの「対中国政策」について国民に分かり易く説明してもらいたいものである。

2022年9月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5506.2022年9月17日(土) 新しい世界が目の前に開けた!

 「わぁ!綺麗だなぁ!」というのが、今日右眼の眼帯を外した直後の率直な気持ちである。昨日の朝右眼の白内障手術を受けてから、右眼はずっと眼帯で塞がれ狭い世界にいた。それが、明るくはっきりした現実の世界へ戻って来たのだ。まさにこれから新しい世界が始まるかのように感じた。それほど眼鏡のレンズを通さず自分の眼で外をはっきり見ることが出来た感動は大きい。かねがね白内障の手術を終えた友人らから以前に比べて大分はっきり見え、視界が広がったということを聞き、実際自分自身2年前に左眼の手術を受けて、よく見えるようになったなぁと感慨深く思っていたところだ。それが、現実に右眼の手術を終え、改めて今日手術後の検査で眼帯を外した時、新しい世界が始まるような明るい世界が自分の前に現われたような気がした。3日後に再び検査を受けるが、多分このままの状態であれば、眼鏡の必要がなくなるのではないかと密かに期待している。

 看護師の方から目のテストを受けていた時、あまりにも感動したような表現をしたため、つい話が脱線して、眼鏡をかけるようになった大学受験時代の思い出をノリでしゃべってしまったほどである。高齢者になるに従い、肉体的にはすべての面で退潮気味になるのが一般的で、老眼と言われる視力の減退ほど露骨に現れる。その点で両眼がはっきり見えるようになったということは、ラッキーだと思っている。

 ところで、世界的に高齢者が多い日本では、その点でいろいろ話題になることが多いが、今日新聞で知ったのは、2021年国内で100歳以上の高齢者が実に9万人を突破したということである。この内女性が8万人強で89%である。この100歳以上の高齢者は老人福祉法が制定された1963年には僅か153人しかいなかった。それがこの58年間に600倍近くも増えたことになる。これは国家支出にも当然大きく影響を与え、昨年度医療機関に支払われた医療費は、約44兆円強に当たり一般会計予算の約40%で、1人当たりでは35万円になる。高齢者の数が増えることは決してマイナス面ばかりではないが、少子高齢化社会と言われるように、生まれる子どもの数が年々減少していることと、結婚をする若者の数が減っていることも人口動態がアンバランスになる要因となっている。

 しかし、高齢化社会は医学の進歩のお蔭もあり、長生きは昔から祝われる目出度いことでもあり、この現象自体を止めることは出来ない。むしろ少子化社会をどうして解消していくのかと言う点で、議論が尽くされ、国としても打つべき手を充分打ったのか、疑問の残る点である。経費だけの問題を考えれば、防衛費への過大な支出が国家財政を厳しくしている観点からも最も筋が通らないことである。防衛費は確実に国家のために機能的に活用されると保証出来る支出ではなく、はっきり言えば予備費的なもので、医療費などの複利厚生費などとは自ずから異なる。しかもアメリカの言いなりによって高度な防衛施設を購入することなどは、国家財政全体の観点からも必ずしも理解を得られるものではない。増え続ける福利厚生費には、それなりの歴史と説得力があるが、防衛費には国民が納得出来る根拠に乏しい。この辺りの議論をもっと進めてもらいたいものである。

2022年9月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5505.2022年9月16日(金) 右眼白内障手術を無事終える。

 今朝9時までに東京医療センターの手術室へ間に合うよう8時半前に家を出た。バスとのタイミングが悪く、発車したばかりで次のバスまで15分くらい待っていたが、これなら自宅から歩いて行けば良かった。

 血圧、体温の検査、点滴を受け、何度か目薬を指してもらい、予定通り右眼の手術成功を期待してベッドに横たわった。前回と同じ野田医師の手により手術を受けた。同じ医師の手によるものだが、前回は左眼を大分いじっているような印象を受けたが、今日は強い光線を当てられ少々まぶしく感じて少し印象は異なった。同じように30分程度で終わったし、痛みはまったくなかった。

 ところで、今日は右眼に眼帯を着けていて視界が狭いが、手術が成功となれば両眼ともに以前に比べれば、大分良く見えるようになる筈だ。現在両耳に補聴器、マスクのひも、眼鏡縁を着け、時には眼鏡が曇ることがあり、鬱陶しく思っていたので、これで普段眼鏡を使用しないようになれば、よほどすっきりする。受験勉強していた浪人時代に眼鏡を使用し始めてから65年も経つが、もう眼鏡を使用しないで済むよう願っている。

 明日も早く8時前に検眼に出かけて、20日に最終的にチェックして、眼鏡と今後もこのまま付き合うのか、或いは眼鏡とおさらばするのか、が決まる。

 目の治療が終われば、今通院している糖尿病クリニック、同じ東京医療センターの膠原病内科、かかりつけの内科医院への定期通院だけになる。糖尿病は2年以上通って基本の数値HbA1cが5.9~6の間をうろついているので、今やほとんど回復したと言ってもよい。膠原病の肩の痛みは消えたが、手指が痺れて拳骨が握れない変形性関節症は、高齢者特有の症状と診断されている。薬を飲んでいるが、回復の見込みは薄いと言われているのが、辛いところだ。内科は気休めに通いながら血圧チェック、内科的治療をお願いしている。毎年慶應病院で人間ドックを受診しているので、問題点を指摘されれば、例えば、前立腺関係の泌尿器科や、肛門科のような特定の医院で、その都度医師に相談するという健康維持対策を実行している。まぁ年齢も年齢だけに、常に絶好調というわけにはいかないだろうが、せめて日常生活で不自由を感じない程度の健康は保っていきたいと考えている。

 ただ、とても辛いことだが、この3年間ばかりはコロナ禍のために、海外へ行く機会がない。出来れば毎年ひとりで気ままに海外を彷徨ってみたいと思っているが、それが出来ないことが寂しい。このまま今のコロナ禍が収束しなければ、海外へ出かけるチャンスもなくなるのではないかとそれだけが気になっている。

2022年9月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5504.2022年9月15日(木) 中学校の恩師から厳しいアドバイス

 13年前に中学時代の恩師からいただいたハガキを読み返してみて、厳しいアドバイスに「普通の感覚ならそう考えるだろうなぁ」とある面で納得もした。その恩師は2年前冥界へ召されてしまったが、当時としてはそのご忠告はとても聞き入れられないものだった。2008年に韓国利川市で起きた倉庫火災事故を日本のメディアが報道しないことを私が批判した拙稿について、「なぜ、マス・メディアは真実を伝えようとしないのかと言う君の記事で初めて冷凍倉庫爆発事故で40名のお即死者を出していることを知りました」と私の言い分を評価していただいた。しかし、その一方でハガキの終わりの部分にこんな風に書かれている。「~旅もよいが、危険な国、危険な場所へは行くな!」と手厳しいご忠告をいただいたのである。私の海外武者修行を平素評価していただいていたが、それでも私の波瀾万丈な旅は危なっかしくとても黙っていられないという親心だったのだろう。

 京都市立中学3年生時の担任教師だった清水義一先生の愛情が籠った厳しいご忠告である。この中学へは、3年生になってから転入し、ちょうど1年後に卒業したので、それほど多くの思い出があるわけではないが、遊び友だちも沢山いて、嵐山と桂離宮にほど近く居心地の良い学校だった。清水先生は私があまり得意でなかった理科を担当されておられ、いつか試験問題でリアス式海岸と九十九里浜がどうして海岸沿いが違うのかという問いについて考えよとの問題があった。その時答えられず空欄のまま答案を提出した。その後答え合わせで、「君は、答が分からないのか?」と尋ねられた時に、咄嗟に「答は分かっていましたが、考えよと書かれていましたので、考えました」と返答したら、私の悪賢い返事を疑っていたかも知れないが、それなら良しと言って私に点数をくれたことを懐かしく想い出す。そんなこともあったせいだろうか、時折手紙などでも首を傾げる問いをいただくことがあった。これもあれも懐かしい。これも少年時代の忘れられないメモリーである。

 8年前に京都新聞の「旧交歓談」欄に、卒業後65年を迎えた我々の学年同窓会が取り上げられた。同級生30人がお2人の恩師をお迎えして京都市内のホテルで同窓会を開いたのである。先生とは卒業後も手紙による文通こそ続けていたが、お会いしたのはその時が卒業後初めてだった。寂しいことにその時ご出席されたお2人の先生はすでにお亡くなりになった。親しかった友人の1人も旅立たれてしまった。今では同級生も83、84歳となり、後期高齢者として健康維持に気を遣っている。

 ついては、来月から後期高齢者は一部の人を除いて、医療費の窓口負担額1割が倍額の2割負担になるが、幸い過渡的な減額措置として、3年間は1か月の外来医療の窓口負担の増加額を3千円までに抑えるとの通達を今日区役所から受け取った。明日も白内障の手術を受けるように、最近医療費の支払い額が増えたので、これは大分助かる。

 うっかりして忘れていたが、今日は今から55年前に高輪プリンスホテルで妻とお見合いをした日である。当時は「敬老の日」だった。それに肖り老いても健康で幸せな月日を送れればと願っていたが、息子2人に孫5人に恵まれ、幸いにも皆健康である。それだけでも佳しとすべきであろう。

2022年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5503.2022年9月14日(水) 天皇・皇后両陛下、英女王国葬に参列

 19日に行われるイギリスのエリザベス女王の国葬に、日本から天皇・皇后両陛下が参列されることが決まった。17日に出発され、20日にお帰りになる。コロナ禍のせいもあり、両陛下には天皇即位後初めての外国訪問である。一時は雅子皇后の健康次第では、天皇おひとりで参列されると報道されていたが、幸い皇后が同行されると知り、ホッとしている。英王室と日本の皇室とは長い交流もあり、公式典礼にはお互いのロヤルファミリーの誰かが出席されていた。不運にもコロナ禍のせいで即位後外国のどこへもお出かけにならなかったが、今年は女王からお揃いでイギリスへ招待されていたので、タイミングが良かったと思う。これも女王の心配りのお蔭であろう。岸田首相は参列されない。

 ただ、ひとつ気がかりなのは、女王が崩御されてから連日多くの国民が弔意を示すために棺へ近づいているが、かつてはヨーロッパでもコロナ感染者が最多だったイギリスのことでもあり、一応備えはしているだろうが、テレビで観る限り他人との間隔が取られていない密集状態であり、加えてほとんどの人がマスクを着用していないことである。両陛下がコロナに感染することはないと思うが、お付きの宮内庁職員らにも感染しないことをただ祈るばかりである。

 さて、アメリカMLBエンジェルスの二刀流大谷翔平選手の活躍が華々しく、すでに2桁勝利に2桁ホームランを打ち、ベーブ・ルースの二刀流以来の選手としてアメリカでも大きな話題を浚っている。その後も勝利投手になり、ホームランを打てば、NHKニュースの合間にも紹介されるほどである。明るく人柄の良さそうな印象からアメリカ人ファンの間でも人気が高い。MLBに人気と話題をすっかり奪われたかのように、日本のプロ野球界が地味であまり話題にならない中で、昨夜ヤクルト・スワローズの4番打者で背番号「55」の村上宗隆選手が、巨人戦に55号ホームランを放った。王貞治選手が55号を放ったのが1964年だったから実に58年ぶりの快挙である。これには、久しぶりにテレビ番組も熱が入り盛り上がって伝えていた。

 日本人選手で50本以上を打ったのは、過去に52本を打った野村克也選手と落合博満選手のようなスター選手しかいない。それこそ久しぶりに各テレビ局がニュースの時間に紹介していた。この夏には、2試合に亘って5打席連続ホームランという離れ業までやってのけている。村上選手はプロ入りしてまだ5年目で、22歳ながら現在打率、打点、本塁打の3部門のトップにいて、3冠王獲得の可能性も高い。ずば抜けた才能を持っていると期待され、今では本塁打日本記録のバレンチン選手の61本、ベーブ・ルースの60本の記録突破を目標にしている。この夢のような目標が達成されることを期待している。

2022年9月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com