ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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5600.2022年12月20日(火) 脈拍が急速に上昇した原因は?

 毎朝晩血圧と脈拍、体温、そして朝だけ体重を測定して健康状態を自己管理しているが、この数日脈拍数が急に上がり出した。それまで60~70辺りを安定的に前後していたが、去る15日に初めて100を超えた。それから連日100を超えている。いつか90辺りになった時心配でかかりつけの森内科医にご相談したところ、このくらいの数値なら問題ない。ただ、100を超えたら要注意だと言われていたので、その注意の領域に入ってしまった。今日森医師とじっくりお話してみた。実は、今年8月慶応病院での人間ドック検査で脈波の数値が高いと指摘された。その後病院から脈波について専門医と相談されたかと問い合わせがあり、勝手に経過観察を決め込んでいたが、慌てて内科全般を診ている糖尿病クリニックの山内医師と相談して検査を受けたところ、左の末梢動脈がやや硬くこのまま放置すると動脈硬化の発症にもつながりかねないと診断された。そこで少しでもそれを和らげるために、毎朝夕食後に「シロスタゾール錠50㎎」を服用することになった。ところがそれを服用して数日後から脈拍数が高くなったのだ。こんな経緯と私が「シロスタゾール錠50㎎」服用したことが影響してはいないだろうかと気にしていることを森医師にお尋ねしてみたところ、同薬品には動脈硬化を軟化させるプラス面がある一方で、脈拍数を増やす反作用もあると仰った。そこで出来るだけ早く山内医師に「シロスタゾール錠50㎎」服用の是非についてお尋ねしたいと思い、電話で明日午前に診てもらうお約束をいただいた。明日どんな処方をいただけるのだろうか。

 ところで、先日来年賀状を印刷し、宛名書きをしていたが、何とか書き終えることが出来、今日ポストへ投函した。枚数は年々少なくなっているが、今日投函したのは、360枚である。来年以降あと何回年賀状を書く機会があるか分からないが、書ける間は出来る限りこちらの現状と元気なことを兄弟妹、親戚、友人、知人に伝えたいと思っている。

 さて、岸田首相が防衛費の増額と増額の財源を増税によって賄うと公表してから、岸田政権への風当たりが一段と強くなっている。ついに支持率が最低に落ち込んだ。各メディアによって若干その数値は異なるが、最も厳しい毎日新聞では、政権発足以来最低の25%だった。朝日の支持率でも31%で急落とされ、不支持率57%は、菅内閣、第2次~第4次安倍内閣まで遡っても最高となった。このまま岸田首相は政権を維持出来るのか危ういところだが、防衛費以外にも旧統一教会の被害者救済法などでも、被害者の救済などについて期待出来ないとあまり評価されていない。

 そんな中で昨日2023年度の一般会計の歳出総額を114兆円台にするべく自民党内で会合を重ねているようだ。今年度の107.6兆円から6兆円以上も増える。経済学部の大学生となって、経済原論の最初の授業で知った時の一般会計予算は今思うと僅少の1.4兆円だった。あれから63年が経つが、今の国家予算は当時のそれより100兆円も増えたことになる。国民に説明することもな自己本位に防衛費を主に膨らんだ膨大な予算を組むことが、国家財政を破綻させ、将来の日本を展望の開けない国にしてしまうことに岸田首相は、まったく無頓着なのである。若ければ、デモでも何でも反対運動をやりたいところだが、健康が許さない。まったく溜息が出るばかりである。

2022年12月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5599.2022年12月19日(月) サッカー・ワールドカップは大成功か?

 昨日でNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わった。その13人の主役である北条義時の死をもってドラマは幕を閉じた。執権義時の名前は知ってはいたが、どんな人物かはまったく知らなかった。このドラマのおかげで、北条一族の指導力と威勢を知ることが出来た。鎌倉は実家鵠沼に近かったので、高校時代の友人にも鎌倉に住んでいる仲間が多く、しばしば鎌倉には行ったものだ。不思議にもこの続きではないが、朝日朝刊の連載小説、今村翔吾の「人よ、花よ、」が、鎌倉幕府の後継とも言える足利尊氏と戦っている楠木正成・正行親子を取り上げているのも偶然とは思えない。これからも1日1日楠木父子の戦いぶりを楽しみに読み続けようと思っている。

 世界では、昨晩行われたサッカーのワールドカップ決勝戦で興奮の坩堝となっていたようだ。結果は、アルゼンチンが前回優勝のフランスを破り、36年ぶり3度目の優勝を果たした。真夜中の12時に始まった外国チーム同士の試合にも拘わらず、NHK中継の視聴率は15.6%もあったというから驚く。国際サッカー連盟(FIFA)が4年前のロシア大会のテレビ視聴者数は、4歳以上の世界人口の半数以上と言われる推定35億7,200万人と公表していたが、今大会はこれを上回るのではないだろうか。サッカー王国のアルゼンチン国内では全国民が興奮と歓喜に盛り上がっている。首都ヴェノスアイレスの中心街には、道路いっぱいに人が溢れてお祭り騒ぎでその熱気には圧倒される。カタールへ応援に行くために自宅を売り払ったというファンもいたくらいである。

 フランスでも準決勝戦勝利の後にマクロン大統領が選手を激励にスタンドを訪れる有様である。国民感情はいくら日本人が勝った時に興奮したとは言え、やはり大分差がある。試合自体も白熱して、前半はアルゼンチンが2点を取り、後半は逆にフランスがエース・エンバペの2つのゴールで、延長戦に入り両チームともに1点ずつを獲得して、3-3の同点となり、結局PK戦の結果フランスが2人の失敗でアルゼンチンの勝利となった。

 サッカーは国民の文化を表す証であるかもしれないが、これほど世界中が熱気に包まれるとは想像以上だった。11月20日にカタール対エクアドル戦で始まって以来、昨日までの約1か月間は世界がサッカーに熱を上げていた。これほど熱中するスポーツは他には見当たらないだろう。これからも大会を重ねる都度、サッカー熱は国民を巻き込んでいくことだろう。

 少々気になったのは、身体に入れ墨(タトゥー)をしている選手が随分目についたことである。アルゼンチンのエース・メッシ選手の入れ墨なんか大きく派手で、むしろ不快な印象を与える。かつては南洋諸島やアイヌ民族などの民族的象徴だった入れ墨が、一般人、中でも世界的に注目されるような有名人に目立つようになったのは、聊か気になる。普通人にとっては他人が見て不快な印象を与えるような細工は極力避けるべきではないかと思う。現時点ではFIFAが何の注意もする様子は見えないが、今後WCが一つのきっかけとなり全選手が入れ墨を身体の所かまわずするようになると見苦しく、スポーツとして見ていられなくなり、敬遠されるような事態になるのではないだろうか。折角成功裏に終わったWCが、今後こんなことで問題を起こさなければ良いがなぁと気になった次第である。

2022年12月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5598.2022年12月18日(日) 誇らしく懐かしい母校中学校の活躍

 正午前に鎌倉市内に住む弟から電話があり、テレビBS4で母校の京都市立桂中学校が滋賀県希望ヶ丘文化公園特設コースで行われた全国中学校駅伝大会女子の部で、今ちょうどトップ争いをやっていると知らせてくれた。少々取り込んでいたが、高校や大学ならまだしも、懐かしい中学校がテレビで放映されるとは珍しいことだったのでテレビのスィッチを入れてみた。ちょうど12㎞5区間の4区で首位争いを演じていた。トップで最終区間のバトンを受けたアンカーは頑張ったが、惜しくも兵庫県稲美町立稲美中学校に追い抜かれ2位でゴールインした。稲美中は昨年に続き連覇である。大変残念だったが、母校は昨年の3位を上回ったので、まずはよくやったと褒めてあげたい。

 3年前に母校のクラス会に出席した折に、母校は今や陸上競技の強豪校になったと知らされ、我々の時代にはその片鱗もなかったので、意外に感じ誇らしくも思ったものである。事実母校は2015年、2016年、2017年と全国大会で3連覇を果たしている。全国でも屈指の強豪校にのし上がっていたのだ。学校名もかつての上桂中学校から桂中学校に変わった。在学したのは、3年生時の僅か1年間だけだったが、恩師と友人たちに恵まれ楽しい思い出は尽きない。今とは異なり、塾なんてなく、毎日学校から帰ると教科書を放り出し、近所の山々から、時には自転車で京都駅周辺まで遠出したりしていた。担任だった理科担当の清水先生とは一昨年他界されるまで手紙による交流を続けていた。自宅は阪急電鉄嵐山線の上桂駅に近く、桂離宮や、嵐山、西芳寺・通称苔寺など名所旧跡や自然に恵まれ、気の合う仲間とは、野球をしたり野山を駆け巡ってよく遊んだものだ。松尾山でメジロを捕獲に行った時には、図らずも突然姿を見せたイノシシに追いかけられ、獣道を左上の草むらを必死にかけ登って、猪突猛進の猪を直進させて辛うじて難を逃れたことがある。2年前には、久しぶりに妻と京都を訪れ母校周辺を彷徨ってみようと旅行を計画したが、生憎コロナ渦が拡大しつつあり中止せざるを得なかった。

 今も付き合っている当時の友人は、もう3人だけになってしまった。お互いに離れているので、そう頻繁に会うことは出来ないが、年賀状や時折手紙の交換だけは絶やすことはない。上桂中学校を卒業したタイミングで父親が東京本社に転勤になったので、急遽母方祖父の別荘がある藤沢市鵠沼へ引っ越すことになった。高校進学は藤沢市内の県立湘南高校と兄が通学していた京都府立桂高校を受験して、桂高校の合格が分かった時点で、もし湘南が不合格なら桂に進学して、1年後に湘南に編入する手立てを両親は考えていた。幸い湘南も合格したので、藤沢へ転居し湘南高への入学手続きを行ったことが、もう70年近くも前のことになるが、しみじみと思い出される。

 それにしてもまだ少年で元気いっぱいに戸外を遊びまわって、中学時代を奔放に過ごした当時の記憶を呼び覚ましてくれた中学校後輩たちの活躍には、拍手をあげたい。久しぶりにあの頃のノスタルジアに浸ることが出来た。

 なお、弟の母校・藤沢市立鵠沼中学校も、今日神奈川県代表校として出走して48校中31位だった。

2022年12月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5597.2022年12月17日(土) 専守防衛なのに敵基地攻撃能力保有とは?

 この1週間ばかり防衛費増額に関する話題が、メディアをてんてこ舞いさせてきた。岸田首相の意外に強気な決断と憲法に抵触しかねない実行宣言には、驚かされている。何といっても短期間に身内だけで防衛費増額を増税しても実行すると決める強引さと、物事を決める順序を間違えている支離滅裂さに、これが他人の意見を聞く性格と自らを評していた岸田文雄であろうかと不審に駆られている。

 今朝の朝日には、ほぼ3頁分を埋め尽くすように一連の経緯を批判的に取り上げている。大きな見出しを挙げてみよう。「戦後日本の安保 転換」「敵基地攻撃能力保有 防衛費1.5倍」「骨抜きの専守防衛」「撃たれる前に『反撃』」等々である。特に気がかりなのは、周辺国から先制攻撃を受けることのないよう事前の攻撃準備を整えておくことに関して、過度に拘っていることである。例えば、安保関連3文書の特筆すべきポイントは、①中国は「これまでにない最大の戦略的な挑戦」、北朝鮮は「従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威」、ロシアは「安全保障上の強い懸念」と位置づけ、②相手の領域内を直接攻撃する「敵基地攻撃能力(反撃能力)」を保有し、③国産ミサイルの能力を向上させ、米国製巡航ミサイル「トマホーク」などを導入、等々である。攻撃される可能性のある国名を具体的に表明したことはいかがであろうか。これに対して、中国政府は直ちに警戒と反発を強めた。前から中国は、米国製の中長距離ミサイルが在日米軍や自衛隊に配備されれば、中国の安全保障に対する直接の脅威になると警戒していた。日本の実行宣言に対して、中国外務省副報道局長は「日本は事実を無視し、日中間の共通認識に背いて中国の顔に泥を塗り続けている」と非難した。最近の中国は台湾への干渉や台湾上陸を想定した軍事作戦を強行したり、東シナ海の日本の排他的経済水域内にミサイル弾を落下させたり、その過度の刺激的行動には日本政府も頭を痛めていたところである。しかし、だからと言ってそれを正面から反撃的な言動に出る前に、外交交渉という手を打てなかったものだろうか。国名まで露骨に挙げられたのでは、事前に侵略国と誤解されかねないと中国を強く刺激した形になった。どうして現時点で中国をこれほど強く刺激する手段を取ったのだろう。

 そして、相変わらず、国民を納得させていないのは、一挙に防衛費を大幅に増やすことを既成事実のように議論を行わず、しかも財源がない中で岸田首相が取ってつけたように将来世代に負担をかけたくないために現在の国民が背負うべきであるという考えを悪びれずに公言していることである。

 恐れているのは、今までなかったこのような論法とやり方が、政治家の胸三寸で当然のように行われては、民主主義の精神を揺るがしかねないということである。すべて自分たちのやりたい放題で議論を抜きにして、「結論先にありき」で事を進められたのでは、国民は堪ったものではない。これまで多少岸田首相の実行力に理解をしていたつもりであったが、首相の本質は民主主義というより独裁主義であることを、この度の防衛予算決定の杜撰なやり方によって思い知らされた気がしている。

2022年12月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5596.2022年12月16日(金) 一戸建てに太陽光パネルの義務化とは?

 全国の自治体のトップを切って東京都が新築の建造物に太陽パネルの設置を義務づける条例改正案が、昨日都議会で可決され、成立した。これまでにこれほど話が進んでいたとは都民として寡聞にして知らなかったし、小池知事が昨秋パネル設置化の検討を表明したこともまったく初耳である。何はともあれ2025年度から条例は施行される。問題は、25年度以降新築する家屋に費用のかかる太陽パネルを設置することを義務付けられるのだが、こういう大事なことを都民に充分説明せずに都議会の決定だけで強引に行っても良いものだろうか。

 議会が決めた主旨は理解出来る。その理由のひとつは、気候温暖化が進み脱炭素化の流れの中で一般家庭の二酸化炭素ガス(CO₂)排出量が一向に減らないことである。もうひとつの理由として挙げられたのは、都内にはあまりにも未活用の一般家屋の屋根が多すぎて、都内ではメガソーラーの空き地が少ないことがあるようである。

 しかし、一般的に設置すれば約100万円ほどの費用がかかり、寿命も30年程度の設備を自治体が設置の義務を押し付けるような上から目線の姿勢こそ問題である。ロシアのウクライナ侵攻の影響で電気料金が高騰していることを理由のひとつにしているが、それならなぜそれより前に一般に設置の必要性について啓蒙せずに、拙速に決定してしまうのか。しかも、豪風雨等でパネルが破損する可能性がかなり高い。設置の場所、方向、角度によっては自宅のみならず、近隣に影響を与えかねない懸念もある。
 条例改正案自体はすでに都議会で決定したことであるが、理解し難いことに、本改正案は普通の議案の審議や結論の出し方がいつもと大分様子が違うことである。冒頭都議会の採決に先立ち、最大会派の自民党が採決反対のスピーチを行った。他の会派、都民ファーストの会や、公明党、共産党、立憲民主党などは賛成するといういつもとは逆の採決だった。

 これは、今自民党が防衛費増額を決めるに当たり、閣僚の了解を取り付け、予算を増税や復興特別所得税から転用するような姑息な手段を取っているのと同じことだ。繰り返すが、どうして都民に前広に説明し、理解を得ようとしないのか。小池知事も岸田首相と同様に判断の手順を間違えている。

 我が家も一戸建てで10年ほど前にリニューアルをしたが、すでに建築後42年を経過した。いずれ我々夫婦が冥界へ去った後に、この土地に誰かが新築家屋を建てるとすれば、条例により屋根に太陽光パネルを取り付けることになるのだろうか。

 それにしてもいつもなら都民に負担を負わす政策に反対を唱える共産党が、こともあろうに自民党の反対とは逆に賛成に回るとはちょっと考えられないことである。どうも排出ガス削減のために太陽光パネル設置を全国で最初に実施した自治体として、リードオフマン(ウーマン?)たらんとする小池都知事特有のパフォーマンスに引き込まれたのではないだろうか。

2022年12月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com