ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6174.2024年7月8日(月) 東京都知事選がもたらしたもの

 昨日終わった東京都知事選の結果は、当然と言えば当然、意外と言えば意外な結果でもあった。あれほど春先まで小池知事の学歴詐称問題が問題視され、公職選挙法違反の疑いがあると言われながら、選挙戦に入ってからこの問題はメディアからまったく取り上げられ、追及されることがなかった。誰しもが疑念を抱きながらも小池候補者支援者は小池氏に1票を投じたのだ。選挙後も小池知事は、あの手この手を使ってこれまで通り学歴詐称問題から逃げ仰せるだろう。今日の当選後の小池知事の記者会見の場においても、この種の問題に質問が出なかったし、報道番組でもほとんど触れられなかった。「文藝春秋」5月号に元側近だった人物が、学歴詐称のカラクリを公表した直後には、メディアの関心も相当高かったが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のマイナス例となってしまった。

 また、今回の選挙では、意外な結果も表れた。最初に声を上げた蓮舫氏と前知事の小池百合子氏のガチンコ勝負と見られていた。ところが、蓋を開けてみるとその間に広島県安芸高田市の若い前市長・石丸伸二氏が入り込んでいた。1位の小池氏が291万票、2位石丸氏は165万票、3位は蓮舫氏128万票で蓮舫氏は石丸氏にもかなり離され129万票だった。どうして1地方都市の市長が大都市東京の知事選に出て、これほど善戦することが出来たのか。石丸氏はSNSやユーチューブで日ごろから考え方や主張を訴えていた。それが若者層や無党派層へ広がり、支持拡大につなげた原因のようだ。実際10代、20代の支持は、小池知事を凌ぐものだったそうだから、こういう方面の知識について多くの候補者に影響を与えるだろう。尤も石丸氏は次の目標を国政へ向け、出身県の広島県1区を足掛かりにステップアップを狙っているようだ。

 ただ、ネットを見るといろいろ賛否両論のコメントが目につく。中には出身も地方、学歴も関西でどうして東京都知事選へ立候補したのか違和感があるなどとしているが、よそ者排除が透けて見える。それを言うなら兵庫県生まれで、エジプトの大学?を優秀な成績?で卒業したという小池知事はどうなのだ?と聞いてみたい。このあたりが、まだ日本人の悪い意味の「純粋・正統観」が捨てきれないのだろう。

 さて、一昨日婦唱夫随のコロナ感染に罹ってしまったが、考えていた以上に大変であることが分かった。喉の痛みは酷いし、身体の気だるさがある。喉の痛みのために喉を通す薬の服用や水分補給のために水分を取るのも楽ではない。そして直ぐに痰が溜まるので、それを吐き出すのも面倒である。更に薬の影響もあるのか下痢症状をもよおすこともある。もちろん外出は許されておらず、毎日コンスタントに続けていたウォーキングも止めている。毎日平均6千歩前後を歩いていたが、昨日、今日は8百歩にも満たない体たらくである。あと2日で外出禁止は解かれるが、それまでに体調は少しは戻っているだろうか。今の状態からすれば、あまり自信があるとは言えない。

2024年7月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6173.2024年7月7日(日) 東京都知事に小池百合子氏3選

 今日は、夏のお祭り七夕である。我々夫婦が2日間を挟んで婦唱夫随のコロナ感染者になってしまったが、慶應の後輩で歌手・藤山一郎さんの甥に当たる増永基文氏から今日受け取ったメールによると、1年前慶應病院で奥様の子宮がんが見つかり、手術日も決まったらしい。ところが、手術前のオリエンテーリングが決まり、そこへ出かけたところでコロナ感染が発覚し、即入院手続きが取られ、10日間の入院中は何の心配もなく無事退院できたそうだから、まずはめでたしめでたしというところだろうが、それにつけても油断も隙もならない。

 昨日からコロナ感染に対する処方箋を新たにいただいたが、今朝服用した薬の数を合わせると何と18種類の薬を間違わないよう飲まなければいけない。困ったことには、喉が痛むので薬を飲んだり水分補給すると喉が痛むのである。当分の間喉の痛みに悩まされそうだ。

 さて、イスラム教国のイランが一昨日の5日に大統領決選投票を行った結果、意外にも欧米対話路線を目指す改革派のペゼシュキアン氏が、勝利した。イランが欧米からの経済制裁の影響を受け、経済的に立ち遅れたことを反省し、方向転換を図り珍しく決選投票で敗れた保守強硬派のジャリリ氏も国の再出発のためには、協力すると言っている。ただし、この国の理解し難いのは、最高指導者としてハメネイ師が大きな権力を握っていることである。加えて欧米との路線修正を心掛けてはいるが、アメリカは大統領選を控え、イギリスは保守党のスナク政権が下院議会選で完敗し、フランスも解散総選挙に出てマクロン政権が完敗する状態である。家庭内で火事が起きている時に、いかににじり寄られても直ぐには対応出来ないだろう。そもそもイランと米英独仏中ロの6か国の間で核合意書を締結していたが、2017年にミサイル発射実験を行ったことに対してトランプ大統領が激怒して、核合意から離脱して以来、欧米諸国とイランの外交関係は途切れ対立しがちで、イランへの経済制裁が続けられていた。イランもついに背に腹は変えられなくなって、外交スタンスを変更する時期に至ったか。

 ところで、今日最大のイベントである東京都知事選の結果は、投票締め切りとなった午後8時の10分過ぎには小池知事の三選が決まった。まだ正確な数字は分からないが、意外だったのは、小池氏に続いて次点に、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が、小池知事と蓮舫氏に間に入り込んだことである。いずれにせよこの次の知事も小池百合子氏に決定したが、どうも学歴詐称問題が解決していない中で、よくぞ立候補し、ライバルを退けて当選したものである。刑事告訴もされているので、これから小池知事は得意の弁舌で切り抜けようとしているが、どういう結果になるだろうか。

2024年7月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6172.2024年7月6日(土) 夫婦揃って新型コロナに感染とは!

 3日前に妻が新型コロナ・ウィルスに感染して厄介なことになったなぁと些か気分的に沈んでいたところ、私自身も体調に異変を来たしていたので、今日妻と同じ近所のかかりつけの内科医で検査してもらった。結果的に我が家では婦唱夫随で夫婦揃ってコロナに感染してしまった。どうもこの数日、喉が痛いし、気だるいと感じていたところへ、昨夕体温を測ったところ39.7℃を記録し、今朝も38.7℃だったり、これは明らかにコロナ・ウィルスが体内に入り込んでいるのではないかと思っていた。医師もコロナの兆候が見られると仰った。検査の結果、案の定やはりコロナだった。2人だけの老夫婦が,ともにコロナとなり、お互いに相手を思いやらなければならない。コロナ用に新たに服用薬が開発されたと聞いてはいたが、これが多種で分量も多く、価格もかなり高価である。今日から5日間は外出禁止で、その後の5日間は体調を注意深く見守る監視期間であるが、何とか夫婦揃って完治と行きたいものである。

 明日は大学ゼミの仲間がチェリストとして公演するオーケストラの定期演奏会が浅草公会堂であり、毎年2度の演奏会を楽しみに、そしてその後の懇親会も期待しているが、演奏会はともかく、懇親会は折角会場を幹事さんが設定してくれたが、私がコロナ化により公演会ともども参加出来なくなったことにより、折角の演奏会も「喜びも中ぐらいなりおらが夏」となってしまった。

 それに明日は、56名もの立候補者が乱立して注目されている東京都知事選の投票日である。魔が差したのか、先日期日前投票を済ませたので、国民としての権利を放棄することにはならなかった。ただ、妻は期日前投票も済ませておらず、不可抗力とも言える病のために国民の権利を行使するわけには行かなくなってしまった。

 いずれにせよ、これから10日間を無事乗り切れるよう妻ともども充分気を付けて行かなければいけないと覚悟している。

 さて、これまで気になっていた問題があった。難しい外国語を適当な日本語の表現に置き換える作業である。特にそれは固有名詞においてしばしば話題になっていた。しかし、地名や人名は極力現地語の発音に沿った書き方をするようになり、それは中・高校の歴史の教科書でも採用されている通りである。マケドニアのアレキサンダー大王は、アレクサンドロス大王となり、地名であるベニスはヴェネチアとなった。実は昨日の朝日新聞「天声人語」欄に中国の胡錦涛・元国家主席が纏わる小話が紹介されている。前記の例に倣えば、胡錦涛の中国名は「フー・チンタオ」だそうだが、そうは呼ばれず、日本語の音読のままである。英語の名前ならあまり場違いの名前になることはないようだが、中国語は特に発音が難しいということもあるようだ。かつて、外務省が中国人や朝鮮人の名前を現地の発音で呼ぶようメディアに通達したが、韓国人については、直ぐそうしたようだ。例えば、現在の韓国大統領は、尹錫悦であるが、メディアでは「ユン・ソンニュル」という音声で伝えているが、中国人の場合は発音が難しいこともあり、今以て日本語読みが行われている。中国側でも同じような問題を抱えているようで、岸田文雄首相も中国国内では、「アンティエン首相」と呼ばれているらしい。中々複雑で、難しいものだ。

2024年7月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6171.2024年7月5日(金) 戦争と猛暑の中、世界の政治家は知恵を働かせよ!

 このところアメリカ大統領選の風を受けたわけでもなかろうが、国際政治や、イスラエル軍のガザ地区侵攻などに影響を与える総選挙が各国で行われている。イスラム教のリーダー国であるイランの大統領選の決選投票が今日行われ、その結果が注目されている。

  イギリスでは、これまで14年間に亘って保守党が政権を握っていたが、昨日下院の総選挙が実施され、予想通り最大野党の労働党が、650議席の内412議席で戦前の2倍になり過半数を獲得した。スターマー労働党党首が新しい首相に就任する予定である。

 英仏海峡を隔てたフランスの政局の行方も流動的で予測は出来ないようだ。6月にマクロン大統領が電撃的に議会下院の解散を発表し、今月1日に総選挙が行われ、結果的に極右政党「国民連合」が33%を獲得し、マクロン氏の与党連合は3位に落ちた。7日に行われる決戦投票に当たっては、極右政権誕生を阻止するため、2位の「左派連合」と3位の「与党連合」が手を組み、候補者を調整して対抗する。これにより極右の国民連合は過半数には届かないと見られている。いずれにせよ結果はどうあれ、フランスの政界は荒れ模様となるだろう。EU議会も極右が台頭し、これはウクライナに大きく降りかかってくることになる。各国とも複雑化しつつある世界情勢の中で、自国の立ち位置を見失いかけており、当分不安定な政治となるだろう。

 それは日本とて同じで日本の場合は、「うやむや」とか、「先送り」という欧米人には理解し難い手法で火事場逃れに走るケースが多い。今政界では、今年9月に期限切れとなる自民党総裁の選出を巡り、水面下で怪しげな行動が見られる。国会議員は、政治スキャンダルとも言える「裏金」問題を解決することなく、「うやむや」に済ます悪賢さで次期首相選任問題を追っかけているのである。

 行き詰ったような政治に比べて、経済面では最近日経平均株価が徐々に値上がりして昨日終値は40,913円となり、今年3月につけた41,087円を上回ったが、今日も一時それを僅かに上回った。いずれにせよバブル期の1989年12月に記録した最高値を更新した。このところ株価は高値水準を維持しているが、それは日本の経済力が着実に伸びていることもあるが、何といっても円安の影響が大きい。電機や商社などの輸出関連株に買い注文が先行しているからである。

 熱い!熱い! 連日各地で熱中症警戒アラートが発令されているが、今日も全国的に暑く、東京都内でも昨日を上回る35℃で今年の最高気温だった。全国最高は、三重県松阪市の39.7℃だった。各地で救急車出動の要請も増え、これから暑さが厳しくなるにつれ保育所や幼稚園、小学校低学年生らへの対応や、高齢者対策、独り住まいの老人らの安全面をどう見守っていくのかという点で、自治体も頭を痛めているようだ。

 暑さ対策は、他人事ではない。我が自宅はエアコンで対応している。ただ、一昨日妻が「新型コロナ・ウィルス」に感染と診断されたことにより、家の中で妻とはあまり近づかないように気を付け、始終マスクを着用するのは面倒である。それでも何となく気だるい感じがして、陽が落ちてからいつも通りウォーキングに出かけたが、ルートをかなりカットした。いつも6千歩前後であるが、今日は4,222歩だった。そして、今晩体温を測ったところ、38.6℃、39.7℃と平常値をかなり上回った。妻のコロナが感染した心配もある。明日かかりつけの内科の電話で相談して対処しようと思う。年齢的にも厳しくなってきたが、これから9月初旬までの2か月間は何としても乗り切っていかなければいけない。

2024年7月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6170.2024年7月4日(木) 独立記念日に、アメリカの身勝手と未熟さを憂う。

 今日7月4日は、アメリカの独立記念日である。世界最大の民主主義国家とアメリカ国民は得意気に語るが、果たしてどうだろうか。最近のアメリカの動きを見ていると、国内で発生する諸問題に忙殺され、海外にまともな視点を向け、それなりの対応をしているとはとても思えない。特に、4年に1度の大統領選に注ぎ込む莫大なエネルギーと経費が相当無駄に使われている。80歳前後の高齢候補者2人の大統領選TV討論会における恥知らずな相手への罵り合いは、傍から見ても見苦しく、国の指導者を決める低次元の選挙戦には呆れるばかりである。しかも、トランプ前大統領に至っては、群衆を扇動して連邦議会へ突入させ破壊行為を行ったことなど、時にその行動は違法で国辱ものであり、収監こそされていないが、前科の付く犯罪人と変わるものではない。

 アメリカ大統領の発言として、地球温暖化に手を貸すようなトランプ大統領在任時の「パリ協定離脱」や、パレスチナ・ガザ地区戦争でバイデン大統領のイスラエルへの肩入れで、多数の難民を産出しているのは、アメリカの責任でもある。日本国内においても日本を植民地化した宗主国のように振舞い、自国に有利な日米同盟を堅持して、日本国内の米軍基地化などにおいても米軍兵士らは違法的に自由奔放に行動している。特に沖縄は、終戦直後から1972年の本土復帰まで、沖縄を支配下に置き、アメリカは沖縄住民を苦しめて来た。独立後にも沖縄県民を抑圧するかの言動がしばしば見られ、つい最近もアメリカ軍兵士による婦女暴行事件が、連続して明らかになったが、沖縄県側に知らされることなくアメリカは日本政府との間で「日米友好」政策に基づいて秘密裏に処理していたような案配である。

 一人前の大人として一本立ちしていない今のアメリカの行動は、心配で見ていられない。特に、トランプ前大統領時代の彼の言動は、とても常識人のそれではなかった。前記のパリ協定離脱や、イスラエルの首都移転をイスラエル政府の希望に合わせて、テルアビブから首都を国連が認めないエルサレムに変更し、大使館をエルサレムへ移転させたほどである。自分に不利だと知るや、他人のせいにしたり、法律がおかしいと喝破する悪どさ、頻発する不倫事件と隠蔽、等々とても普通の市民感覚とは思えない。不幸にしてアメリカ社会にはこういう人物が現れ出る下地があるのだろう。もっと若くて行動力のあるインテリの若者が大統領候補として在野にいないものだろうか。現状では、沈みゆく夕陽の国・アメリカ合衆国という印象である。独立後まだ2世紀半の未熟児の動きは危なっかしく見ていられない。

 現状では、先のTV討論の影響もあり、トランプ前大統領が有利と見られているが、「もしトラ」となったら、どう対応するか、各国の外交筋も頭を痛めているに違いない。日本でも比較的相性の良かった安倍晋三元首相が他界した今、彼と向かい合って話し合える首相は誰がいるだろうか。「もしトラ」現象は、今世界中の首脳の頭を悩ませている。

 さて、昨日に続いて今日も暑い。東京都内も今年初めて35℃を記録して7月早々の猛暑日となったが、何と静岡市では39.3℃を記録し、市として観測史上最高だったというから、近年のトランプ氏が関与した地球温暖化の進行には驚くばかりである。その熱い中を買い物がてら銀行へ寄ってみた。そこで北里柴三郎肖像画の新千円札を手に入れることが出来た。確かにこれまでのお札とは大分感じが違う。触った感じも違う。今年の話題になりそうだ。

2024年7月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com