ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6505.2025年3月5日(水) 地球上を暴れ回るトランプ旋風

 今朝起きたら雨は降っていたが、昨日来懸念されていた積雪はなく、寒い中で雨がしとしと降っていた。雨空を気にしながら妻は友人と約束していた雪の箱根へ出かけた。

 さて、相変わらず地球上をトランプ旋風が暴れ回っている。地球温暖化なんてまったく無視したトランプ旋風は、昨日首脳会談でこじれたゼレンスキー大統領に対してウクライナへの軍事支援を一時的に停止すると発表した。ウクライナにとってアメリカの支援が得られなければ、戦争を継続していくことは不可能である。トランプ大統領は、自分たちの援助で国を維持出来ているのに、感謝の言葉がないとまで口汚く非難した。トランプ旋風は、「ゼレンスキーはアメリカの後ろ盾がある限り平和が訪れることを望んでいない」と、悪意を込めて解釈する有様である。EU各国は、ウクライナを支援すると結束を固めたようだが、ほくそ笑んでいるのはロシアだけで、今後優位になった現状をどう利用して立ち回るのか、予断を許さない。

 引き続き、トランプ旋風は貿易相手国への攻撃的猛威を振るっている。すでに事前警告していたメキシコ、カナダへの25%の関税を課すことと、中国への追加関税としてこれまでの10%を20%に引き上げたことである。こう一気に畳みかけられたのでは堪ったものではない。メキシコ、カナダとアメリカの北米3か国はこれまで関税を互いに削減する自由貿易圏を形成していたが、一方的にアメリカが高関税を課すことで自由貿易体制を揺るがしかねない。懸念されたように、メキシコ、カナダは報復関税を実施すると公表し、同時に中国もアメリカからの農産物に最大15%の報復関税をかけると発表した。貿易摩擦が激化すれば、今後世界経済を停滞させかねないことが懸念される。

 トランプ旋風は日本も避けて通らず、鉄鋼と自動車への追加関税を日本に伝えて来た。更に日本が円安通貨安定策を取っているとして一方的に日本の金融市場に牽制球を送ったが、こんなことは円安が進んだ時の日本の慌てぶりを知れば、分かりそうなものだ。早速加藤勝信財務相が断じて通貨安定策はとっていないと反論していた。

 わがまま勝手なトランプ旋風はいつまで吹きまくるのだろうか。これから4年もの間こう強引に吹き回られたのでは、世界経済も停滞し、劣化するであろう。

 それにしてもバンス副大統領以下アメリカの政界トップクラスの勝手な言動には、世界中が迷惑を被っている。大統領の身勝手さが、同盟国をはじめ多くの国々に迷惑をかけている行為に対してアメリカ国内から反対の声がまったく現れないことがむしろ不思議である。4年間このまま行くのか、或いは良識の声が生まれてトランプ大統領の行動を諫める事態が出てくるのか、期待を込めて見守るしかない。

 今朝上下両院合同会議の場で施政方針演説を行ったトランプ大統領をテレビで観ていると、大統領就任84日間で過去の大統領が4年乃至8年間に行った成果以上のものを成し遂げたと、大統領の議会演説としては近代史上最長の100分間を使って自慢気にぶちまけた。大統領の演説中にブーイングをした民主党議員に対してジョンソン下院議長は、秩序を乱していると直ちに退場を命じる案配である。そもそも議長が大統領の演説に拍手を送るなんてあまり公平とも思えない。こんなところにもアメリカの民主主義が劣化し、崩壊しつつある姿を見ているようだ。

 まぁアメリカ政界の恥部を見ることが多くなった。世界がこんな好い加減な国に振り回されるのだけは,御免被りたい。

2025年3月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6504.2025年3月4日(火) 戦争へ突き進みつつある世界、日本でも

 今年は昭和100年に当たる。そして昭和20(1945)年に太平洋戦争が終ってから戦後80年となる。序でに言うなら、あの反戦運動に関わっていたベトナム戦争終戦からも50年、ちょうど半世紀になる。その終戦の前年から80年前の今ごろ3月にかけて、米軍機による日本本土への空襲は激しくなった。特に3月10日の東京大空襲は、罹災者が100万人を超え、死者は10万人と言われ「東京大焼殺」と呼ばれたくらい大規模なものだった。

 偶々今日の朝日朝刊「天声人語」の書き出しにこんなユーモラスなことが書かれていた。「小学校へあがる直前に引っ越した。♪一ねんせいに なったら 一ねんせいに なったら ~~~ ともだち ひゃくにん できるかな♪ 学校ってどんなところだろう。うまくやっていけるかな」と天声人語氏の思い出話である。私と同じように入学式直前に引っ越しをしたらしい。私の場合、小学校入学はちょうど80年前の終戦の年だった。空襲警報が発令された激しい戦時下の3月に湘南鵠沼の地から、千葉県の勝山町(現鋸南町)へ引っ越し、翌4月に当時の勝山国民学校初等科1年生になった。あまり違和感は感じなかったが、当時の土地柄や隣組の雰囲気もあって都会からやってきた我々家族に対して、近所の人たちが冷めた視線を送って、特に母は勤労奉仕に狩り出されて冷淡な付き合いをされたような印象を受けたものだ。実際にはそんなことはなかったと母は言っていたが、子ども心に周囲の空気や見方をそんな風に受け止めていた。引っ越し直後は、まだ友だちも出来ずにいたが、学校に入ると直ぐに近所の子どもたちと親しくなり、坊主頭に下駄履きで通学はいつも友だちと一緒だった。あれから4か月後に日本は敗戦を迎えたのである。最も親しかった近所の友だちの金田くんはご両親が朝鮮人で、夏休みの間にご両親の母国朝鮮へ帰って行った。戦争は終わったとは言え、仲が良かった友だちが突然いなくなって寂しかったことを今でもよく覚えている。

 それにしても「人間は生きる(戦う)ために戦う(生きる)動物であり、人類史は戦いの歴史である」と言われるが、どうしてそうなるのだろう。どうして戦争は止まないのだろう。戦争直後は、皆申し合わせたようにもう2度と戦争はしないと誓っても年月が経ち戦争の印象が薄らいでくると、戦争を知らない世代が国家の権限を握り、戦争によって物事を解決しようとするからである。

 昨晩NHK「映像の世紀‐バタフライエフェクト」で「死の大地独ソ戦」と題して、1941年に始まったドイツとソ連によるスターリングラード攻防戦について伝えていたが、2人の独裁者、ヒトラーとスターリンによる強硬な戦略により多くの無駄な犠牲者を生んだ。第2次世界大戦では、ドイツで7百万人が、ソ連では2千7百万人が犠牲になったという。今あの呪わしい第2次世界大戦から80年以上が経ち、戦争を現場で恐ろしいと感じた人は、政治の世界からすべて消えてしまった。そして、プーチン、習近平、金正恩、トランプのような戦争を知らない世代の独裁政治家が世界の政治を動かしている。第3次世界大戦が刻一刻近づいているような気がしてならない。

 日本も他人事と知らん顔しているわけには行かない。防衛費は年々増額され、自衛隊は敵基地攻撃能力などを備えるようになり、日本時間の今日国連本部で始まった核兵器のない世界を目指す「核兵器禁止条約締約国会議」に唯一の被爆国でありながら、オブザーバーすら派遣しない日本政府の姿勢は、アメリカへのご機嫌取りというより核兵器所有を認めていることであり、戦争へ一歩一歩突き進んでいると言っても好い。

 その一方でこの時期に戦争にブレーキをかける国際司法裁判所(ICJ)所長に日本人岩沢雄司氏がICJ裁判官から選任された。すでに国際刑事裁判所(ICC)所長には、同じく日本人の赤根智子所長が、プーチン大統領に対して戦争犯罪に関わったとして逮捕状を出している。こうした日本人らの戦争を抑止しようとする活動に合わせて、石破首相ら国会議員らも、もっと真剣に戦争というものを直視して欲しいと思う。

2025年3月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6503.2025年3月3日(月) 恒例の2024年分確定申告書を提出

 ♪あかりをつけましょ ぼんぼりに~~~きょうはたのしい ひなまつり♪ 

 今日は桃の節句、雛祭りである。早朝より久しぶりに雨が降っていて寒かった。昨日の東京は、最高気温が22℃だったが、今日はそれより何と15℃も低い7℃だった。午後になって雪が降り出し積ることは無かったが、寒さは本物のようだ。東京都内でも山間部の青梅や八王子市内では大分雪が降っていた。明日後半からまた寒くなり、これからしばらくの間気温の変化が激しいことだろう。

 今日は2024年の税務確定申告書の書類作成のために、体調がまだ優れないのに無理して玉川青色申告会へ出かけた。順番取りのために、まず青色申告会へ少し早めに出かけて午後2時に再び出かけ、確定申告書類の書き込みを手伝ってもらった。出来あがった書類を隣の玉川税務署へ提出して受け付けてもらい、1月以来延々と資料作りに時間を注ぎ込んだが、これで漸くお役目を済ませることが出来て、取り敢えずホッとしたところだ。

 さて、一昨日未明フリーアナウンサーでタレントの「みのもんた氏」が亡くなった。80歳だった。鎌倉山の弟の自宅近くの山林内のような敷地内に豪華な自宅がある。12年ほど前に息子さんが不祥事を起こし、ちょっと仕事を自粛したせいもあり、近年はあのアクの強い個性的な姿をテレビ画面で観ることが少なくなった。しかし、かつては1週間に16もの番組の司会を務めて世界で一番忙しい司会者として、ギネス・ブックにその名が載ったこともあった。昨晩も彼が出演した思い出のビデオが紹介された。その内20年間司会を務めた「午後は〇〇おもいっきりテレビ」の最後に挨拶をしていた場面で、「・・・20年間どうもありがとうございます」と視聴者へお礼の言葉を述べていた。ここで普通の人は「ありがとうございました」というところを、彼は「ありがとうございます」と正しい言葉で結んだ。この場合はみのもんた氏の表現が正しい。「ありがとうございました」という過去風の表現は間違いである。というのは、「ありがとう」という感謝の言葉に丁寧語の「ございます」を付けただけで、過去形だから「ございました」という人が多いが、「ございます」は、動詞ではないので、過去形に変化することはない。それを当然のように疑似過去形を使用する人が多い中で、みのもんた氏は正しい表現をしていた。この件については、NHKのアナがいつもこの言い方をしていたので、2004年にNHKに「アナの『ございました』という言い方はおかしい」と抗議を兼ねて問い質して、NHKが専門家に糺したうえで、私の説が正しいので、今後「ありがとうございます」と言うように指導すると了解してもらったことがある。それでも「喉元過ぎれば熱さも忘れる」のだろう。今では元の木阿弥で、NHKアナのほとんどが間違った表現「ありがとうございました」と言っている。とかくの噂のあったみのもんた氏だったが、この辺りは彼なりに毅然とした表現をしていたことを昨日知り、彼に対する先入観と常識を新たにしたところである。

 ところが、みのもんた氏の死去には、尾ひれがついたというか、後腐れがあった。昨日未明に鎌倉の自宅へ強盗が侵入したという。家主が亡くなった直後に盗みに入るとは、現代では盗人には一分の義もなくなった。何も盗らずに逃げたようだが、死人の出た家に強盗とは、まさに世も末だと思う。

2025年3月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6502.2025年3月2日(日) 両首脳の喧嘩仲直りは出来るだろうか。

 3月弥生を迎えてから庭の白梅も見事に開花して今まさに満開である。見栄えも好い。このところ連日のように野鳥がやって来て、蕾をあさっている。昨日だけでも百舌鳥、シジュウガラ、メジロ、ウグイスなどが飛来してくれたのは、嬉しいことではあるが、昨年もそうだったようにウグイスは存在感を示す「ホーホケキョ」の鳴き声がさっぱり聞かれなくなった。かつてはかなり賑やかに美声を聞かせてもらったが、近年はあまり鳴かなくなった。環境が野鳥たちにとって好ましくなくなったのだろうか、やはり寂しいものである。

 ついては、昨日のトランプ大統領とゼレンスキー大統領のドラマチックな口論は、世界中に大きな衝撃を与えた。卑しくも平素より民主主義国家の牙城と自称しているアメリカの代表者が、かくも非常識で子どもじみた人物で他国の大統領を口汚く罵るとは、アメリカ人にとっても思いも寄らなかったのではないだろうか。その日ワシントンを発ったゼレンスキー大統領は、その後イギリスに立ち寄り、スターマー首相と会談し、イギリスはウクライナの味方であると慰められていた。他の西欧諸国でもほとんどゼレンスキー擁護派である。

 この決裂した首脳会談について、アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」社説では、ゼレンスキー大統領に対するトランプ大統領の振る舞いは、映画「ゴッドファーザー」の主人公マフィアのボスだと批判した。トランプ氏のウクライナ軽視は、ロシアの脅威に対する「甘さの表れ」だと指摘し、「プーチン大統領にはお世辞を言うのではなく、ゼレンスキー氏に取ったような無礼な態度で接するべきだ」との苦言を呈している。

 流石にトランプ氏称賛一辺倒の共和党内部にも批判的な意見が出ている。例えば、共和党内の穏健派であるマカウスキ上院議員は、「政権は友好国から離れ、ロシアのプーチン大統領を受け入れようとしているようだ。吐き気がする」とXに投稿している。

 一方で笑いの止まらないのが、プーチン大統領である。メディア報道でも侵略者をこれ以上利するような状況に陥らせてはいけないと警戒している。トランプ氏とゼレンスキー氏は頭を冷やして協議の席に戻ってもらいたいという声が強い。

 そもそも口論のきっかけとなったのは、同席したバンス副大統領が、和平に向けた「外交」の重要性を強調したが、ゼレンスキー氏はロシアのプーチン大統領が停戦合意を破って2022年に侵攻したことを挙げ、「あなたが話しているのはどんな『外交』ですか?」と聞いた。これに対して大統領同様に傲慢な副大統領は「失礼ながら、大統領執務室に来て、米国メディアの前でこの件を訴えようとするのは無礼だ。(トランプ)大統領に感謝を示していない」と非難した。更に「あなたがしていることは、この国に対して非常に失礼なことだ。あなたはもっと感謝しなければならない」などとお仕着せがましく反論した。これが、激論に火に油を注いだ形になった。

 以前からトランプ氏の言動には、相手の言い分や立場を配慮しないところがあったが、今あからさまに交渉相手国の大統領を激しく糾弾するとは、大国大統領のやるべき言動ではない。ゼレンスキー氏は、袂を分ったわけではなく、再び交渉の席に就きたいと述べたが、下手に出ることを好まないトランプ大統領が、再びよりを戻すことがあるだろうか。

2025年3月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6501.2025年3月1日(土) 帝劇閉鎖とアメリカ・ウクライナ両大統領の口論

 昨日TVニュースが2つの名物建物が昨日を最後に閉鎖されると伝えていた。ひとつは、日本を代表するミュージカルのメッカとでも言える帝国劇場であり、もうひとつは新宿東口前の商業ビル「ALTA」だった。前者については、この2週間最後の公演の最終日をミュージカルの特集として組み、昨晩日本TVで生中継していた。

 ミュージカルは、日本では新宿西口で大テントの中で♪CATS♪を大分以前に見たことがあるが、それよりむしろ海外で多く見る機会があった。NYの五番街で♪CATS♪や、♪オペラ座の怪人♪を見たし、ロンドンでも同じものを見た。ショーの中で唄われるテーマソングが中々名曲揃いで、昨日は「日本人が好きなミュージカルの名曲30曲」と題して耳にしたことがあるテーマソングを、日本の名だたるミュージカル・シンガーが披露していた。このミュージカル・ショーを観ていたが、人気ベスト3は、1位♪民衆の歌(レ・ミゼラブル)♪、2位♪メモリー(CATS)♪、3位が♪オペラ座の怪人♪で、いずれもよく聞く名曲で、現場で何度か耳にした曲である。帝国劇場は、旧帝劇が1911年にオープンして以来114年が経つ。その後59年前の1966年に現在の帝劇に改築された。鉄筋ビルの耐用年数がちょうど60年だから、潮時と言えるのかも知れない。新帝国劇場は5年後の2030年に再び開業する予定である。

 後者の商業ビル「ALTA」は、現役サラリーマン時代に近くに務めていたのに、ほとんど関心がなく、今テレビで画像を観て改めてこれが「ALTA」だと知らされた次第である。1980年に伊勢丹・三越が開いた商業用ビルで、近年営業成績が下降気味だったようで、再開業の予定はない。ビル内のスタジオでは、かつて人気TV番組「タモリの笑っていいとも!」が32年間に亘って生公開されていた。昨日は若い人たちがビルの前で写真を撮っていたが、そもそもビル内にはレストラン、カフェ、ファッション、雑貨店など若者向きの店が入っていた。

 老舗というような施設が消えていくのは、寂しいことである。これも栄枯盛衰が激しい時代の流れと呼ぶべきだろうか。

 さて、このところアメリカのトランプ大統領のあまりに傲慢で身勝手な言動に愛想を尽かし、話題にするのも腹立たしいと思っている。ところが、昨日ゼレンスキー・ウクライナ大統領が訪米し、日本時間の今朝明け方にトランプ大統領と会談した。それが話し合いどころか、ゼレンスキー氏がトランプ氏はウクライナの頭越しにロシアのプーチン大統領の言い分を聞き、ウクライナの支援や安全保障にあまり気持ちが向いていないと、トランプ氏を非難したことから会談は激論となった。首脳同士の会談がこのような口論にまでなるのは、前代未聞である。EU各国首脳は、いずれもウクライナの平和のためにともに取り組み続けると、ウクライナ支持を表明した。

 そもそもこの会談が開かれたのは、トランプ大統領の虫のいい、ウクライナの地下埋蔵鉱物資源の権益を得たいという腹があったからである。これに対して、ウクライナは自国の安全を具体的に保証するよう求めたが、トランプ氏は安全の保証はヨーロッパ各国が担うべきだという考えを示したために、ゼレンスキー氏は契約に署名しなかった。

 トランプ大統領は相当怒っているが、ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長は、「恩知らずの豚が、豚小屋の主人からしっかり平手打ちくらった」とトランプ大統領の肩を持った皮肉を込めた酷い言い方をした。

 この行方は当分分からない。トランプ大統領が取り組むと収まっていたものまで壊してしまう乱暴者の印象が益々強まるばかりである。

2025年3月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com