3039.2015年9月8日(火) 安倍政権の言動を監視しよう。

 今日は久しぶりに電車に乗ったという気がしている。最近遠くへ外出する機会が少ないなぁとは思っていた。新宿で元同僚2人に会い、定番のレストランでランチを頂きながら積もる話を半年分ワイワイガヤガヤやって3時間を過ごした。お互いに同年輩なので、同じような健康状態で同じような健康管理をしているが、その様子を話してもらえることが参考になる。

 元勤めていた会社に関する話題が多くなるのは当然かも知れないが、どうしても外から見ていると会社に余計なアドバイスをしたくなるものだ。ただ、現役社員からは煙たがれるだろうから、善かれと思ってもそこは我慢して敢えて言わないが、それでも言いたいことは山ほどある。

 現状で言いたいことは見渡せば周囲にはたくさんある。特に安倍政権の強引な政治の進め方、就中今進めている憲法違反の疑いの濃い安保関連法案の成立に向けた強行採決はとても黙ってはいられない。

 最近首相の発想、思考回路、そして話ぶりを多くの評論家が首を傾げて見ている。喋り方も妙にせき込むような調子で肝心の中味がまるで伝わって来ない。8月27日号「週刊文春」によると、首相が食事中に吐血した、或いは血便が出たとか、夫人にスキャンダラスな噂が流れたり、あまり芳しい話は聞かない。とりわけ「選択」9月号には、首相関連の話題だけでも「官邸機能障害」「燃え尽き始めた『安倍晋三』」「安倍は本当に首相を続けたいのか?」「再び『支持率政治』に陥った安倍」「『安倍語』は空っぽ」とよくもこれだけ悪い記事を書いたと思えるほど、たった1冊の月刊誌にこれだけ首相個人と安倍政治に対する悪評が集められている。結局安倍首相本人は得意げに演説しているが、それらは官僚が書いた原稿を読んでいるだけで、そこには自らの信念とも言うべき中味が伴っていないことが見透かされているからだ。

 今日自民党総裁選挙が告示され、安倍首相だけが届け出て無競争で再選が決まった。この無風状態は何を意味しているのだろうか。果たしてこのままで良いのか。これほど国民の間に反対の声がある中で、自民党内に首相に対立候補がいないほど首相に服従する党員ばかりとは思えない。表面に表れないマグマはいずれ噴火するのではないか。実に不気味で、しっかり監視する必要がある。

2015年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com