今日は横浜に住む二男家族4人が揃ってやって来て、駒澤公園近くの叙々園で焼き肉昼食を食べてから、公園広場で開催中の「わんわんフェス」とかいう、毛色の変わったマーケットをぶらぶら見て回った。今やペット・ブームとあってワンちゃんを連れて散歩している人を多く見かけるが、そのペットたちのために衣類、鎖、エアバギー等々を販売しているテントがあるかと思うと、ペットのための身づくろいのためのお店があったり、トレーニングの様子を見せている場所もあって、余裕というか、裕福な人たちもいるものだと半ば感心し、半ば呆れて見ていた。4歳と2歳の孫も相手がペットだけに、結構楽しんでいたようだ。
ところで、昨日の本ブログの朝日新聞との争いの個所をそのままFacebookに載せた。すぐに「いいね」と反応があった。Facebookには初めて書き込んだので、現段階ではまだどうして私が朝日と一戦交えているのかは、はっきりとは分からないと思う。これからもFacebookに積極的に説明を加えて、どうしてこういう理不尽な事態に立ち至ったのかを分かり易いように解説して友人らの理解を得たいと考えている。
さて、しばらく大好きなビルマについて大袈裟に騒がれるような事件もなく、ほっとしていたが、それでも8月中旬に与党・連邦団結発展党(USDP)の党首シュエ・マン党首が突如解任されたニュースには、実のところ驚いた。表向きは民主化路線へ歩み出した姿勢をアピールしているが、ビルマは近年一筋縄では行かない、したたかさを身に着けてきた。外国向けには、軍部独裁の印象を和らげようと、国民選挙を行い大統領は国民によって選出される制度だけは維持している。だが、これが一皮剥けば、軍部の意向がしっかり採りいれられている点で考えさせられる。最大の非民主化政策は、憲法で国会議員の1/4が軍人から選ばれることである。それが、今回のUSDP党首の解任の裏事情だったとは相変わらずビルマの政界は複雑である。
シュエ・マン党首は実は2011年の民主化以降下院議長でもある。実力者だったタン・シュエ氏の後継職を狙っていたが、現大統領ティン・セイン氏の後塵を拝した。それが国民民主連盟(NLD)党首アウン・サン・スー・チー氏に近寄り、それが結果的に軍部内で不評を買い、今回の党首解任につながったと見られている。
一方で一時友好的と噂されたアウン・サン・スー・チー氏との仲が、その解任があってからも距離が置かれていたというから、どうもよく分からない。いつまでも人事抗争なんかでバタバタしているようでは、他のアジア周辺諸国々からも置いて行かれてしまうのではないかと一寸気にかかる。