昨日プロ野球セントラル・リーグでヤクルト・スワローズの優勝が決まった。残り2試合を残して漸く決まったものである。昨年のヤクルトはビリで監督も今シーズンから代わり、今年もあまり期待されてはいなかった。それでも真中新監督の下に若手選手の活躍もあり14年ぶりの優勝を飾った。めでたし、めでたしである。
その一方で、後半戦の初めはトップだったDeNAベイスターズが最下位に甘んじることになり、4年間務めた中畑清監督が辞任を申し出た。勝負の世界は勝たないと大きな顔は出来ない。人気者の中畑監督の下でチームは大きく観客動員数を伸ばし、球団からは続投を要請されたが、就任以来4年間終始Bクラスに留まったことから責任を取って辞めることになった。
これで、すでにパシフィック・リーグの覇者に決まっている福岡ソフトバンク・ホークスと日本シリーズで雌雄を決すかと思いきや、その前にセ・パ両リーグで上位3チームがクライマックス・シリーズというややこしい日本シリーズ出場権を争うトーナメントがある。私は以前からこのシステムに反対し続けている。理由は簡単である。もし仮にそれぞれのリーグで3位のチームが出場権を得て日本シリーズを戦うことになったら制度上は確かに認められるものだが、そんな日本シリーズで勝っても日本一に価するだろうかと疑問に思っている。それでは今一つ力が入らない。重箱の隅をほじくるような手練手管で客寄せ試合を考えても、誰もが納得するものでなければ意味がないと思う。こんなやり方で、「実力日本一」のチームを無理やり作り上げたところで、どうもすっきりしない。クライマックス・シリーズなんて止めて、昔の東西対抗戦みたいなお遊び試合でも好いのではないか。
夕方から千葉市内で幕張小時代のクラス会があった。隣のクラスの友人も加えて14名が参加した。男女とも幹事さんの面倒見が好いので、いつまでも続いている。今日は隣のクラスだった日比野くんがわざわざ名古屋から来られた。彼は市川学園中でも一緒だった。昔名古屋のあるバーで偶々行きあわせた水原茂・元監督と一献傾けたことがあると嬉しそうに話してくれた。一時京都でも勤務していたことがあると聞いて懐かしく思った。まだ働いているようで中々大変そうだ。
さて、千葉から帰ってきたら11時半を過ぎていたので、ラグビー・ワールドカップの日本戦を途中からテレビで観ることになった。幸い今日の第3戦で日本代表チームは26-5のスコアで宿敵サモアを圧倒した。予選リーグでは残るアメリカ戦に勝てば念願だった予選突破が見えてくる。明日ゆっくりビデオで最初から試合をレビューしようと思っている。いま日が変わって4日の真夜中1時半である。久しぶりにお酒を飲んだので、少々眠い。Now I’m going to bed.