12.2007年5月26日(土) 相撲部屋で日本語教育?

  大相撲夏場所14日目、大関白鵬が千秋楽を待たずに優勝を決めた。横綱朝青龍が簡単に3連敗したが、敗れた相手が琴欧洲で、いま話題の力士は外国人ばかりだ。日本には相撲のなり手がいないというのが、相撲協会にとっては頭の痛いところのようだ。子どもの人気スポーツは、サッカーとか野球となって国技館に来る子どもも減ったらしい。相撲人気回復のために協会が率先行動すべきことはたくさんある。親方日の丸の体質から抜け切れていないのが、協会の一番反省すべき点で、組織自体がプロスポーツの興行という営利事業なのに、財団法人に認定されていることがそもそも理解できない。
 今晩NHKの「クイズモンスター」という番組を見ていたら、出席のタレントや家族らが相撲の決まり手をまったく知らないのには、少々驚いた。これなども相撲の普及という課題を放っぽり出して、八百長疑惑相撲なんかをやっているからではないか。相撲界は外人力士に日本語を教えることにかけては、かなりの実績を残しているが、この際日本語学校でも開校してみてはどうか。幸い監督官庁が万事に都合のよい文部科学省である。

2007年5月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com