22.2007年6月5日(火) プーチン流のパフォーマンス

 今に始まったことではないが、ロシアのプーチン大統領がいよいよ本性を顕してきた。北方領土を返す意思がまったくないことを表明した。第2次世界大戦の結果、4島の帰属性がロシア側にある点では、疑問の余地がないと断言した。ついに来たかという印象である。ロシアという国はそういう国であることは、歴史的に国際紛争を追っていけば推測できる。私自身最近ロシアに関する講演が多いが、改めてロシアの横暴について私の考えを書かねばなるまい。もうひとつ、プーチンが言い出したことは、ロシア大統領の任期が4年では短いと言い出した。来年の大統領選挙に憲法改正をやてのけてでも出るのではないかと言われていたのを終始否定してきただけに、法衣の下に衣が見えた感じである。こんな理不尽な大統領と付き合わされるのは大変だ。残念ながら対抗できる政治家が日本にはいないことが残念である。

2007年6月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com