24.2007年6月7日(木) コムスン処分

 介護事業最大手のコムスンが事業所の新規指定や更新が認められなくなった。会社にとって致命的な処分で、厚労省の処分が取り消されない限り会社は消滅するしかないと思っていたところ、悪どい親会社は、処分を察知し役所の先回りをして、コムスンを別の企業に譲渡してしまった。これで処分を逃れようとの魂胆である。別の企業といったって、所詮同じグループ内企業であり、子会社だったのを孫会社にしたようなものである。コムスンの悪知恵には呆れるばかりである個人では先日自殺した農水大臣、企業ではコムスンが怪しいと感じていた。大体介護事業で金儲けをしようとは、品性を疑う。このコムスンの親会社、グッドウィル・グループの総帥は、バブル期にディスコ「ジュリアナ東京」などを経営していた人物である。厚労省もコムスンを糾弾するばかりでなく、厚労省の主旨をよく噛み砕いて事業者をもっと厳格な審査の許に、当然ありうべき対応をとるべきではなかったか。介護事業を金儲けに利用されるなどとは、厚労省も恥ずべきであるし、コムスンこそ不届き千万である。処分すれば済むという問題ではない。コムスン事業所で世話をうけている人たちは実際途方に暮れている。

2007年6月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com