25.2007年6月8日(金) 厚生労働省はグジャグジャ

 何とも情けなくずさんな業務が続くものだ。このところ厚労省管轄の社会保険庁年金未払い問題と昨日来のコムスン処分問題でマス・メディアは、社保庁の無責任ぶりを追求している。社保庁自体が、そもそも無責任というより、役所の体質であり、ほとんどの役人が怠け者で無責任なのではないか。一例を挙げると、どんなに来客があっても時間になると業務を停止してしまうことなど、その最たるものであろう。対外的な業務は絶対時間延長とか、休日の事業所オープンはない。民間では考えられない。かつての社会主義国家がそうだった。その挙句、社会主義崩壊、国家崩壊となってしまったではないか。

 プーチン大統領もサミット開会前までぶつぶつ言っていたが、アメリカは「2050年までに排出温暖化ガス半減を真剣に検討する」との数値目標にしぶしぶ同意した。京都議定書を受け入れなかったアメリカの本心は、いまひとつわからないが、これを見たプーチンは表向き文句を言わなかった。だが、これから中国とインドの巨大温暖化ガス排出国が、これに異を唱えるのは明らかである。温暖化ガスを排出規制することは、地球規模的にみて絶対メリットがある。いまは国内向けに賛成しにくいだろうが、世界的に見てこれが流れである。どうせ中国やインドの首脳だってそのころには生きている保証はないので、世界中の人々に対して温暖化ガス半減の言質を与えた方が、国際的に喝采を浴びて得だと思うのだが、少々無責任かな。

2007年6月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com