30.2007年6月13日(水) ドイツ・レストラン「カイテル」

 JAPAN NOW観光情報協会の6月「観光立国セミナー」は、いつもの会場から離れ、新宿のドイツ・レストラン「カイテル」で行った。軽いドイツ・ランチにワインをいただいた後で、オーナー・シェフ、ハルトムート・カイテルさんの流暢な日本語による、自己紹介と来日以来のシェフ体験を伺った。在日42年になる68歳のカイテルさんは、東京ヒルトン、京王プラザでシェフを務めた後、いまから22年前現在の地に「カイテル」をオープンした。日独異文化比較、日独ホテル勤務体系の違い、能力主義、上司との丁々発止のやり取り、等についてユーモアを交え、大変参考になる話を聞かせていただいた。これだけ広範に日独の違いを理解しているドイツ人も少ないと思うほど、日本人の性格をよく理解している。1時間近くに亘って、淀みなく話し続けるネタの蓄積は、並みの凡人ではない。両親が教育者というのも頷ける。料理でいくつもの勲章をいただいた腕前はもちろん一級品であるが、人を逸らさない話術も、また魅力的である。また、店内のインテリアもご自分でデザインされたとか、ぜひ一度は出かけて美味しいドイツ料理を召し上がってみては、いかがであろうか。年中無休というのも嬉しい。

  場所は靖国通り沿いの日神ビルとハナビシの路地を入って数軒先右側、

   ☆新宿区新宿5-6-4、☎3354-5057、ホームページ http://www.keitel.jp/

2007年6月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com