35.2007年6月18日(月) 朝鮮総連ビル売却の行く末は?

 ここ数日怪しげな取引が話題になり、注目されている。朝鮮総連ビルが今日の裁判を前にアングラ取引で売買登記されていた。買主が何と元公安調査庁長官だというので、蜂の巣を突いたような大騒ぎになっている。結局整理回収機構から起こされた裁判は、機構側の言い分通り、朝鮮総連が債務の内600億円以上の返済をすることになった。売買も不成立となり、二人の大物が絡んだ取引も謎を抱えたままである。公安調査庁と言えば、かつては左翼を取り締まる大元と見られていたが、その元ボスが総連とつるんでいたとは、狐につままれたようだ。

 そう言えば、60年安保の頃は、公安に目をつけられないようわれわれも気をつけていたものだが、時の変化というのは、正義とか真実なんか以上に、欲得が絡んで立場を変えさせてしまうものなのだろうか。

2007年6月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com