46.2007年6月29日(金) 公安調査庁とは人を騙すところ?

 昨日元公安調査庁長官が詐欺罪で逮捕された。これには呆れ返った人が多かったのではないか。現職の公安調査庁職員も呆気にとられたようだが、検察庁はやる気満々で大物OBに手心を加えたとの批判を恐れ、一気呵成にお縄頂戴まで持って行った。元日弁連会長まで絡んで、偽装売買工作をしたり、それも一時は朝鮮総連側が抜け道として仕掛けたと言われたが、こともあろうに検察のトップ近くまで上り詰めた人物が、敗訴確実で建物を競売にかけられる相手の弱みにつけこんで、朝鮮総連本部ビルを騙し取ろうとしたアコギぶりには開いた口が塞がらない。まるで一級品のヤクザのやることだ。こんな人間が悪と不正を厳しく取り締まる高検検事長を務めていたとは、信じられない思いである。しかし、正義の仮面を被っていても、悪党のやることは所詮‘頭隠して尻隠さず’を曝け出すことになった。

 連日マス・メディアで報道される社会全般のモラル低下を地で行っているように、拝金主義、極悪非道の殺人事件、政治資金のごまかし、強行採決の国会運営、等々身の回りから、正義や倫理感がなくなってしまうのではないかと考えると空恐ろしい。

2007年6月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com