昨日小渕優子・元経産相が関連の政治団体を巡る政治資金規正法違反事件に関して釈明会見を行った。昨年元秘書ら2人が収支報告書を誤魔化していたことが判明し、2人は先日有罪判決を受けた。最も責任を感じなければいけない小渕議員は、事件発覚以来1年以上も経過して漸くことの事情を説明したが、自分は知らなかったとの無責任な発言を繰り返すのみで、これでは誰も納得する者はいない。更に議員辞職の是非を問われて「皆さまの期待に応えられるように精一杯働きたい」と議員の椅子にしがみつきたい本音を漏らした。往生際が悪いというか、まったく反省も自覚も足りないと考えざるを得ない。小渕氏の言う通り、知らなかったのは事実であろう。だが、そのこと自体が国政を預かる代議士としては迂闊であり、その点で国会議員の資質に欠けるのではないかと問いたい。議員を続けたいなら一旦職を辞して、反省期間を経て選挙民の許しを得た後に改めて議員に立候補するというのが、反省と今後の仕事への真摯な取り組みの表れとなるのではないか。小渕氏の浅はかな言動から察すると、所詮世襲議員でごく普通の常識もない世間知らずだなぁと思わざるを得ない。
一方で若かりし頃女性の下着を盗んだとして地元ではとかくの噂のある高木毅・衆議院議員が、第3次安倍改造内閣で復興大臣に起用された。国会内にはどうも人間的にもレベルの低い国会議員が溢れているようで、こんな人物が国を復興させる国政を担っていけるのだろうかと心配になる。そんな議員を大臣に登用する安倍首相以下の自民党も同じような頭の構造だろう。
さて、数日前から下腹部の具合が勝れず、薬を服用して我慢していたが、あまり良くならず、毎週出席している駒澤大学公開講座をさぼって今日かかりつけの森医院で診てもらった。毎年定期的に人間ドック検査を受け、その結果も森医師には診てもらっているので、森医師も腸ではないとはっきり言っておられた。
若い頃と違って今は身体自体がやや弱くなっているように感じてはいる。実際2年前にミクロネシアへ取材旅行した時も腹痛を感じて腹痛止めの薬ブスコバンを服用して痛みを抑えた。この8月孫を連れてサンフランシスコを訪れた時にも下腹部に痛みを感じてブスコバンで抑えた。今度も薬でやや安定させることは出来たが、どうもすっきりせず医院へ駆け込むことになってしまった。医師の診断では格別心配することはないようなので、取り敢えず別の薬をもらい、お腹を休めるために夕食を抜くようアドバイスされた。
少なくとも加齢というものが年々自分の身に降りかかって来ていると自覚して、健康管理に一層気をつけるより手立てはないと思っている。