62.2007年7月15日(日) 世襲議員制度にメスをいれよう。

 ここ数日台風4号が沖縄本島から九州南部を直撃して、大きな被害を出している。その後、四国から近畿南岸を東北東に走り、東海から関東、そして東北へ吹き抜けている。数ヶ月の雨量を3日程度の内に降らせるというから、各地の被害は大変なものだ。関東地方へ直撃は避けられたが、新幹線はかなり長い時間運休だったようである。

 さて、12日に参議院議員選挙が公示され、マス・メディアはもとより、選挙カーによる拡声器の連呼もうるさくなった。それにしても、昨日ヨーロッパから帰国した赤城農水相は、資金問題に疑惑を抱えながら、一向に納得出来る説明をしていない。出発前とまったく同じ話しかしない。所詮政治家なんて自分のことしか考えていない。ほとんどが自分のこと、家族の都合、自分の利益しか考えていない。しかもまともに見せて実際には悪質なのが、世襲議員だ。赤城農水相もその世襲議員の代表格だ。いまの世襲議員のあり方に問題を投げかけたのも赤城農水相のカネの問題である。怪しいと思われても取り敢えず逃げ回り、周囲が擁護する。こうして彼らは時間切れを狙ってのらりくらりと時間稼ぎをしているのだ。政治家にはあまりにも問題が多いが、世襲政治家にブレーキをかけるだけでも、汚れた川が清水になるように思う。いずれ世襲議員制度にメスを入れた持論を開陳してみたいと思っている。

2007年7月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com