123.2007年9月14日(金) インバウンドツアーへの期待

 小泉内閣時代に、海外からもっと観光客を呼び込もうと国土交通省が旗振りをして、官民一体となって地道に観光振興施策、‘VISIT JAPAN’キャンペーンを推進してきた。少しずつ効果が表れてきたようである。所属するNPO法人JAPAN NOW観光情報協会もほんのささやかではあるが、広報、啓蒙活動の面でお手伝いしている。

 いま中国から大勢の観光客、ビジネス客が来訪しているが、その数もうなぎのぼりに増加している。しかし、その中で、インバウンド業務対応の遅れが指摘されている。かつて、僅かではあったが、インバウンド業務を取り扱い、自分自身も箱根の外人用パッケージツアーを企画した経験から、出来る範囲で何かお手伝いしてあげられればと考えていたところに、高校時代の同級生から中国人インバウンドに係る箱根ツアーの宿泊ホテル紹介を依頼された。中国人旅行者の取扱数が、最も多い旅行社のひとつで、都内では最近オープンしたばかりの「ペニンシュラーホテル」を起点に、日光ツアーでは「鬼怒川パークホテル」と交渉し、ほぼ順調だそうだ。箱根では、小田急の「箱根ハイランドホテル」と「山のホテル」を推薦した。今日両ホテルを経営する国際観光㈱伊藤社長と面会し主旨説明をしたところだ。近々、中国系旅行社王社長、及び友人と、国際観光㈱との中を取り持つ予定にしているが、うまく行くことを願っている。

 政界は、次期首相が誰になるかで話題が持ちきりである。候補者も昨日最初に立候補した額賀財務相が、あっという間に降りてしまった。入れ替わって福田康夫元官房長官と、麻生幹事長が立候補を表明して、当初麻生氏有利との下馬評だったが、今日中に9派閥の内、ほぼ8派閥が雪崩を打つように福田氏支持と相成り、俄然福田氏優勢となった。いよいよ‘待ちに待った’派閥政治の復活である。福田氏は昔の派閥と今の政策研究グループは違うと否定してみせたが、ほとんど同じである。また福田氏得意の詭弁を弄している。早くも改革後退の気配を窺わせる。

2007年9月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com