164.2007年10月25日(木) 野球はナイターでないと駄目なのか。

 アメリカでワールド・シリーズが始まった。コロラド・ロッキーズとボストン・レッドソックスで争われるが、両チームで日本人選手が出場するので日本のマス・メディアが例年以上に盛り上がっている。こうなると明後日から始まる日本シリーズの影が薄い。日本の場合は、筋が通らないクライマックス・シリーズなんてやるものだから、2位ながら勝ち上がった落合中日監督は、「うちは負けたんだから云々」なんてつい本音を喋っている。これが日本一を争おうとしている指揮官の発言だろうかとうんざりである。これもクライマックス・シリーズのような怪しげな制度を導入したからである。スケジュールの調整上長い休みが入って、パの覇者である日本ハム・ファイターズはヒルマン監督が一旦帰国している。それに比べて、やはり本場のアメリカはすべてにおいてやることがスマートだ。

 しかし、それでも今日ワールド・シリ-ズをTV観戦していたら、ボストンはナイターで雨も降ってきて、寒そうだった。試合は大差がついて凡戦に終わった。どうしてこんな時期に外でナイターなんかでやるのか、意図が分からない。3日後の第三戦は、デンバーで行われるが、ここはマイル・ハイ・シチーと呼ばれ、海抜が1600mを超える。多分雪が降るのではないだろうか。かつて6月に訪れた時「さくら祭り」をやっていたくらいだから。試合をやるのは結構だが、もう少しベター・コンディションの中でやったらよさそうなものを、敢えて寒い中で本当にやる必要があるのだろうか。これは、アメリカの場合である。だが、日米ともにナイターを止めてデーケームにすれば、寒さ・怪我防止になるし、良い試合が見られ、子どもも見に来られる。最も良いことは、エネルギー燃料の消費防止に役立つことである。

 「江戸城再建を目指す会」の事務所開きがあったので、夕方神田神保町の事務所へ行ってみた。お歴々や関係者がお揃いで、改めて江戸城再建への強い願いを感じた。

2007年10月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com