200.2007年11月30日(金) チベットの自然の素晴らしさ

 今日もハードな一日だった。体調を壊す人がかなり出てきた。チベットでは、高山病、及び一歩手前の旅行者が多いせいか、一流ホテルの対応はしっかりしていて、24時間医師が待機して対応することが出来る。ほとんどが高山病患者で、注射とか点滴に、ほどほどの休養で治るようだ。われわれのグループにも点滴を受ける人が現れた。私自身もけだるい気分と鼻水が出るようなので、同行者から風邪薬3錠をいただき、体温を測ったら平熱だったので、取りあえず安堵した。

 こちらへ来てから滞在したホテルには、ウォッシュレットが備わっていない。いまやわれわれはウォッシュレットが当たり前になっているが、これがないとやはりすっきりしない。自分自身いつもなら必ず準備する必需品をかなり忘れている。携帯ウォッシュレットしかり、体温計しかり、バンドエイドしかり、風邪薬も忘れてしまった。やはり、油断していて注意力が散漫になっているようだ。これから続く旅行も少し気を引き締めていかなければならないと思う。

 今日の「セラ寺」も中々の圧巻だった。チベット仏教・ケルク派の学院で僧侶になるための研修所のような場所である。門前市場も中々興味があり、山をバックにした雰囲気も良かった。チベット仏教に関しては、これまでほとんど知識らしいものはなかったが、今回ガイドさんからいろいろ教えていただき、かなり新しい知識を仕入れることが出来た。

 今日宿泊地ツェダンへ移動する途中で訪れた、ガンバラ峠(標高4,790m)から眺めるヒマラヤ連峰のニェンチンカンファン(標高7,160m)の雪景色と、眼下のヤムドク湖は、吹きすさぶ寒風の中に立ち尽くして見て、味わい深い風景と感じた。

 妻から手術は予定より若干時間がかかったが、無事終わったとメールが入りホッとした。

2007年11月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com