旅行中、前進社、否「現代文化研究所」の「大久保正」氏から書簡をいただいた。長い間消息不明で所在が気になっていたラグビー部の先輩、清水丈夫さんについて、「清水議長は健在で、大いに活躍しております」とお知らせいただいたものだ。長い間まったく足取りすら掴めず、ひょっとするともう亡くなられたのではないかとさえ思っていた知人、友人も多い。ところが最近になってインターネットを通して、偶々清水さんのお名前を見つけてから、もしかすると元気に活躍しておられるのではないかと、期待を抱き楽天的に考えられるようになっていた。それが、清水さんと身近に接触しているらしい「大久保」氏から、清水さんは活動しているとの確かな連絡をいただいた以上、喩えもう同じ目的の下にともに行動することは出来ないにせよ、少なくとも若かったころに一時的に一緒に活動した経緯と懐かしさがあり、かつての清水さんの温かいお人柄も想い、今後は清水さんの活動を遠くから静かに見守っていきたいと考えている。
それにしても、「大久保」氏の文面を拝読すれば、清水さんは相変わらず勇ましく、組織の先頭に立って活動している様子が窺え、その弛まざる強靭な信念には、ただ恐れ入るばかりである。
書簡には、週刊「前進」デジタル縮刷版刊行に際して寄せた、革命的共産主義者同盟(略称「革共同」)議長としての清水さんのメーセージも添付されていた。題して「原点から学び、到達地平を確認し、新たな決意で先頭に立つ」というものである。文章は易しく書かれてはいるが、論点は厳しく、とても私ごときには就いていけない。すごいなあと思ってしまう。先月の集会を前に発表されたようだが、先日近所の和田先輩から、11月に前進社に対して公安の家宅捜索があったという話を聞いており、案外この集会情報を得た公安が動いたのではないだろうか。この書簡について、和田さんにもメールでお伝えした。