217.2007年12月17日(月) 芳野満彦さんに再び会う。

 かつての山男としては、昨日せっかく高名なアルピニスト・芳野満彦さんにお会いして、親しくお話をさせていただいたのに、そのビジュアルな証拠となるツーショット写真を撮らなかったことが悔やまれた。ぜひ一緒に写真を撮っておきたかった。そんなことを子どものように考えているうちに、今日展示会場をもう一度訪ねて写真を撮らせてもらおうと闇雲に考えた。

 小田急百貨店の展示場に電話して聞いてみると、芳野さんはまだ会場に来られていないが、よほど体調が悪くなければ11時ごろにお見えになると思います、とのことであった。芳野さんが来られたら、こちらの意向と趣旨をお話して、写真を撮らせてもらいたいと言付けを頼み、お出になったら電話で知らせてくれるようお願いした。

 11時きっかりに展示係の方から電話をいただいた。芳野さんは私の申し出を快くお引き受け下さって、会場でお待ちしているというメッセージだった。

 芳野さんは、約束通り会場で待ってくれていた。早速係の方にお願いしてツーショットを3枚、それに何枚か撮って、僭越だったが、拙著「現代・海外武者修行のすすめ」に署名して差し上げた。反って恐縮されていた。ことの序に祖父が川合玉堂画伯の一番弟子だったとお話したところ、興味を持たれて暫し玉堂談義となった。昨日購入した絵画をバックに写真に納まった。これでやっと気分も落ち着いた。購入した絵画は、明日展示会が終わったら送ってくれるとのことだったが、自宅のリビングにきっと合うと思う。いまは妻の親から譲ってもらった中川一政画伯のバラの絵が架けてあるが、6年も経過したし、静物画だったので、気分転換に一度動的な絵に差し替えて部屋の雰囲気を変えてみたいと思っていた。どんな雰囲気になるだろうか、想像してみるだけでも楽しい。

2007年12月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com