今日は勤労感謝の日。私には、ラグビー早慶戦が行われる日という意識が一番強い。今日の試合結果は、逆転PGを決められた慶大が31-32で惜敗した。
昨日大阪で行われたダブル選挙、大阪府知事選と大阪市長選の結果は、いずれも大阪維新の会が推薦した松井一郎知事と吉村洋文市長が圧勝した。話題性と争点がなかったために、投票率は前回4年前に比べて10.41%も下落した。市長選に出馬しなかった橋下徹前市長は、今期限りで政治活動を止めると大見栄を切ったが、果たして本心はどうだろうか。元々山っ気のある人だけに、すんなりと政界を去るとの宣言は信じ難い。大阪維新の会の陰でそれとなく動くのではないか。しかし、どんな形にせよ、復帰の可能性が高いだけに、もし本当に政界復帰とでもなったら橋下氏の政界引退宣言の意味、そして橋下氏の人間としての信用はどうなるのだろうか。素直に橋下氏の言葉を信じれば良いのだろうが、これまでの言動が言動だけに信用出来ない。橋下氏には危なっかしい人気のようなものがあるので、自民党が手を結びたがっている点も些か気になる。
だが、求心力がある橋下氏が政界引退宣言を撤回して再登板でもしようものなら、もはや橋下氏を1人の大人として見る気にはなれない。男子一旦決心したら、安易に変心するなと言ってやりたい。
さて、パリのテロ以来各地でいろいろ危なっかしい動きが出ているが、ロシアとフランス空軍は、IS攻撃と称してイラク国内のIS拠点を空爆した。その動きに呼応するかのように今日キャメロン英首相がオランド仏大統領を訪れ会談し、イギリスも連合に加わると述べた。一方で、ドイツ、イタリアは連合には加わらないと言っている。カナダは連合から抜け出した。各国とも利害と思惑が絡んで分かり難い複雑な行動を取るようになった。これは案外ISにとって思う壺ではないだろうか。
今日午前靖国神社のトイレ周辺で爆発騒ぎがあった。大きな事故になってはいないので、ホッとしているが、これがテロの連鎖でないことを願う。