3128.2015年12月6日(月) 義姉の一周忌に兄の心中を想う。

 兄の家内・昭子が今年2月に悪性腫瘍で急逝したが、今日所沢市内の真言宗豊山派の仏眼寺で一周忌が行われた。一周忌としては通例より2カ月早いが、いろいろな事情により予定より早めに行うことは、しばしばあるそうだ。

 鎌倉、藤沢、海老名市内に住む弟妹は車でやって来たが、妻と私は東横線が一昨年西武池袋線に乗り入れたので、試しに電車で行ってみることにした。確かに相互乗り入れが便利になって、急行と各停を乗り換えただけで、自由が丘から所沢まで1時間少々で着いた。

 幸い天候に恵まれたので、一周忌はすべてスケジュール通りだった。住職の講釈によるとやはり12月は、何かと忙しいようで、「師走」の意味についてもちょっと触れた。

 兄も義姉を73歳で亡くして、日常生活では何かと不自由しているようだ。時々娘や息子が訪ねて来るようだが、今日のお斎の場で挨拶した言葉には一抹の寂しさを感じた。兄によれば、何かと耳元で義姉から「火の元に注意」とか、「もう起きなさい」と声をかけられるそうで、相当兄も寂しさを感じているのだと思うととても他人ごとではない。まあ、三回忌に元気で会いましょうなどと言っていたので、空元気を出しているのだろうが、偶には食事などで慰めてあげようと思う。

 さて、相も変わらずテロの脅威が地球上を覆っているが、昨日今度はアメリカ・カリフォルニア州の福祉施設で銃撃事件が起きた。従業員のイスラム教徒が妻と一緒になって銃を乱射して14人が死亡した。当初はテロの可能性は少ないと見られていたが、犯人の住居から銃弾6千発や爆発物などが見つかったうえに、妻のPCにISへの忠誠を誓ったメッセージが残っていたことなどからFBIはテロとの見方を示した。

 そして今日ロンドンの地下鉄駅構内で、男が「シリアのために」と叫びながらナイフを振り回して取り押さえられた。イギリス空軍のシリアに対する空爆に抗議したと見られている。まだまだ何かありそうだ。本当に物騒な世の中になって来たものである。

2015年12月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com