昨年ビルマでサイクロンにより多くの犠牲者が出たが、早いもので今日でちょうど1年になる。予想されていたことであるが、一向に原状回復の兆候がない。国際人権団体が軍事政権は被災者の復興に主導的役割を果たしていないと批判した。被災直後に軍政が国際的な人道支援を拒んだことと、被災者や貧困層への食糧や健康、教育支援より軍事費を優先させているとして重ねて非難した。ビルマ人の心の優しさとビルマの貧困を知るだけに、現在伝えられる悲惨な状態はあまりにも切なく悲しい。しかし、今の軍政が続く限り、悲しいかな、ビルマに平和で安定した生活は訪れないだろう。
昨日アメリカでクライスラー社の経営破綻が公表されたが、4月のアメリカにおける新車販売台数は前年同月比34.4%減という惨憺たる数字だった。クライスラーに至っては、48.1%減で昨年に比べて半分しか売れなかったということになる。アメリカ自動車産業の凋落ぶりが数字的に証明されたことになる。クライスラーはイタリア・フィアット社と提携してアメリカ連邦政府の支援を受けて再建を期することになる。いずれにしろこの様子では当分自動車産業はもちろん、アメリカ経済全体の復調は望めない。
さて、先日に続いて今日もITコンサルタントの小糸さんに自宅へ来てもらい、‘SKYPE’の説明をしてもらって使用で出来ようになった。今はそれほど緊急性を感じていないが、もし‘SKYPE’が使えるようになったら会議もできる。今後知研の出版プロジェクトの定期会議なんかを開催できるのではないかと考えている。編集スタッフはみんなITに詳しいので、今度提案してみようかとも思っている。