3149.2015年12月27日(日) どうしてメディアは不遜で不誠実なのか?

 今朝郵便受けから朝刊を取り出そうとしたら郵便物がいくつか入っていた。日曜日の、しかも朝のうちに郵便配達物が届くようなことはこれまでなかった。その内の1通が傲慢なテレビ東京からの返信である。

 これまでも何度かテレビ東京とのバトルについては本ブログに取り上げたが、今朝受け取った誠実味のない手紙を読む限り、テレ東戦終戦はまだ先の話になりそうだ。朝日新聞ともバトルの最中にあるが、両社ともにオレ様意識紛々の胡散臭いメディアそのもので、不遜にして読者(視聴者)を上から目線で侮蔑し、読者と正面から誠実に向き合おうとしない。例えば、朝日は、考えは言い尽くしたので、これ以上対応しないと一方的に最後っ屁をふっかけようとしている。今日のテレビ東京にしても社長が私に会うことはなく、返信もこれを最後にしたいと一方的に彼らお得意の頬かむりと逃げの一手である。

 とにかく、社長は世間に対して天皇気分でいるらしく、いくら書状を差し上げても返事はなく、上司は部下に面倒なことはすべておっつけて事態を自ら解決しようとの気持ちがまるでない。止むを得ず、番犬である部下が嫌々ながら返事を寄越す。それが問題を考え違いするくらい的外れで、規律なんてまるでなく、一般の営業会社では考えられない対応である。大体会社自体が読者や視聴者を舐め切って、質問に対してまともに応えないか、或いは的外れのまま応えるだけで、謙虚さや誠実さは微塵も感じられない。それぞれの社内綱領やコーポレートガバナンスに掲げられた高い企業倫理観とか公共的使命、読者の声や外部の声に謙虚に耳を傾けるなどと出来もしないお題目だけは並べ立てておきながら、それがまったく実行されないのだ。モラルなんてまったく見られない。それを問い詰めると言葉が還って来ない。

 所詮メディアなんて綺麗ごとは言うが、自ら社内ルールをぶち壊し、虚報を流して外部に黙っているのが実情である。それを恥ずかし気もなく居直って開き直るところは、図々しいと言うか、傲岸不遜と言うより他に言葉が見つからない。

 具体的に当方の要望に応えてくれない実例として、朝日を例に取れば「高齢者の地方移住を」と朝日姥捨山説を朝刊のトップ記事に取り上げ、多くのお年寄りを憤慨させたことを指摘されるや、これは地方創生会議の提言であると言い責任を地方創生会議に押し付けたまま逃げる。そのように誤解させた記事について朝日に責任を追及し、それなら朝日の社論を堂々と開陳すべきではないかといくら尋ねても返事はない。

 テレビ東京に至っては、10月1日放送の「アンサー 潜入テレビ初!飢餓の島で見た戦争」の中で、ガダルカナル島における民間団体の遺骨収集事業の間違った報道については、素直に間違いを認めようとせず過去の政府の遺骨収集のやり方を批判するばかりである。戦没者、遺族、旧厚生省、日本遺族会らの気持ちを冒涜するような報道内容だった。だが、彼らはその取材に自信を持っているとの返答をもらったので、取材の根拠を提示するように求めたところ守秘義務で応えられないと担当プロデューサーからは不誠実な返事しか得られない。

 ともかく朝日もテレ東も面倒な外部人間の問い合わせを無視し、具体的な質問に対しては何とかはぐらかして遁走しようとの気持ちがありありである。相手は中々手強いが、あらゆる手段を尽くして、この傲慢で不誠実なメディアを追い詰めて、納得出来る回答を引き出してみたい。

2015年12月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com