昨年大谷翔平選手の大活躍で日本でもアメリカの大リーグMLB人気が盛り上がって、今年の野球シーズン幕開けは日本のプロ野球開幕に先んじて、昨日東京ドームで行われたMLBのドジャース対カブス戦だった。特別番組を組んだり、選手の都内における行動を追ったり前人気も大変だった。民放テレビで観戦していて驚いたのは、CMがものすごいボリュームで、イニングの終わる度にどっと連続的にスポンサーのCMが連発されることである。両チームの対巨人、阪神戦を含めた4試合で22社のCM提供により、100億円が供出されるというからただ事ではない。実際試合を生中継した日本テレビの視聴率は、世帯平均で31.2%、瞬間最高は35.7%だったというから並外れていて宣伝効果はあったのではないかと思う。MLBコミッショナーも選手と一緒に来日し、野球をアメリカ国内ばかりでなく、日本や韓国などのレベルも上がり野球人気の拡大を図り、野球を世界的なスポーツへ発展させたいと語っていた。昨年亡くなった生涯にMLB最多の4,256安打を記録したピート・ローズ選手が、かつてイチロー選手が日本の記録を合わせて3千本安打を放った際に高校野球とは一緒にしないで欲しいと日本の野球のレベルの低さを皮肉ったことを思うと昔日の感がある。大リーグの開幕戦に日本人選手が4人も出場し、ドジャースの開幕投手・山本由伸投手が勝ち投手となった。これから日本のプロ野球も開幕し、野球人気も期待通り広がっていくだろうか。
一方で、昨日はセンバツ高校野球大会も開会式を迎えた。ちょっと目立ったのは、選手宣誓で和歌山市立高校の川辺謙信主将が、「~野球人口が減少する中で、高校野球は新たな時代へ向かい、歩み始めています。~ここで改めて問います。みなさん、高校野球は好きですか?」と観衆に問いかけたのである。かつては、決まりきったように「全力で戦うことを誓います」と硬い発言していたのが、今ではここまで自己主張、考えを述べるようになったのだ。高校生の間にも、野球がサッカー人気に追い越されていくことに危機感を感じたのだろうか。高校野球もこれから変わっていくことだろう。
そして昨日は開催中の大相撲春場所にも異変があった。10日目で早くも新横綱豊昇龍が休場してしまったのだ。場所前にはひとり横綱だった照ノ富士が引退して、横綱不在場所の大相撲に期待の新横綱が誕生し、横綱自身も責任感を感じてやる気満々の表情を見せていた。それが前日9日目までに5勝4敗という、新横綱としては期待を裏切る屈辱的な結果に相成った。新横綱の場所中の休場は、双羽黒以来39年ぶりということである。場所前には「何が起きても休場はしない。負けても休場はしない」と言ったが、結局フェイク発言だった。横綱も段々政治家に似て来たものである。やはり大阪の春場所は荒れるとの言葉通り、尋常ではない。横綱豊昇龍には来場所こそ捲土重来を期して欲しいものである。
さて、今日は妻と長男とともに甥っ子のジャズのライブショーを鑑賞に現座「スウィング」へ出かけた。朝の内は雪がかなり降っていたが、天気予報通り午後には晴天となりしばらくぶりの銀座界隈の混雑ぶりには少し驚いたが、やはり懐かしい。体調が万全でない中だったが、今月末に長男が大阪へ転勤となるので、以前から自分のバンド「イメージ」を抱えて活動を続けている甥のショーを見せてやりたかったのだ。以前に同じ場所で兄らと鑑賞したことがある。久しぶりだったが、雰囲気が良く、ベースを演奏した甥も中々好評で良かったし、食事も美味しく息子も満足したようだ。忙しくても、体調がやや不良であっても偶には息抜きは気分的にすっきりする。また、しばらくしたらまたいずこかで甥のライブショーを楽しみたいと思っている。