6466.2025年1月25日(土) 医者通いの結果が、警官を呼ぶことに

 今日は我が家にとっては、苦悩とボケの1日だった。

 朝胸に痛みを覚えて、すぐかかりつけの内科医院へ出かけた。土曜日は午前中しか診てもらえないので急いだ。幸い空いていて直ぐに医師に話したところ、胸をあちこち触った後で硬いところがあるので、レントゲン写真で診てみましょうということになった。その結果、医師が「写真で見ると心配な点がある」と言い、小腸と大腸の周辺に陰らしいものが写っていた。小腸の陰は、腸閉塞の可能性もあるので、すぐ大病院で診てもらった方が好い。但し、今日はほとんど休みだろうから近くの東京医療センターの救急外来室が良いでしょうと言われ、医師から救急外来室へ電話でお願いしていただいた。しばらくして担当の医師が待っていてすぐ受け入れると連絡があり、タクシーで東京医医療センターへ直行した。今日の我が家の問題が、この時とんでもない形で発生したのである。生憎スマホを自宅へ忘れて来てしまい、気にはなったが、妻に連絡が出来なかった。医療センター内には公衆電話が見つからず、そのまま救急外来室へ向かった。一方妻は、私が朝10時過ぎに医院へ向かい、午後2時過ぎになっても何の連絡もなく、妻は医院へ電話で問い合わせようとしたが、午後は休みになっており、私の所在が分からなかった。

 一方、私はCT検査、レントゲン検査、そして初めて経験する「点滴」を受け、その結果、医師からこのまま入院して腸閉塞の手術を受けるかどうかを尋ねられた。突然のことでもあり、今日は一旦帰宅して、明後日に内科医と相談して結論を出すことにした。

 この間妻は私の所在が相変わらず分からず、迂闊にも分からなくなりつい警察に電話してしまった。これでことが大きくなり、110番が都内警察署管内に私の行方を捜索する対応をした。その後警官ひとりが我が家を訪れ、私が認知症かなんかで自宅方面が分からなくなっているのではないか、と気にされていた。妻は、警官から私が認知症の恐れがないか、名前や住所を言えるかまで尋ねられたそうである。

 私は午後3時過ぎに支払いを終え、解放されたので、公衆電話から自宅へ電話をしたところ警察官が今自宅に来られているとの応答に、ありゃと思い、すぐタクシーで帰宅した。門前に警官の自転車が置かれていたので、やっぱり警察官が来ているのだと思い、玄関の扉を開けると若いお巡りさんが、私の帰宅をニコニコしながら待っていた。これで「高齢男性が行方不明」事件はあっさり解決したが、私が無事帰宅したことを証明する写真が必要だと私の写真を撮られた。警察に迷惑をかけたことに、申し訳ない気持ちが残っていた。この事件はこれで終わりとなったが、腸閉塞事件は月曜日以降に持ち越された。

 残念なのは、この健康上の理由で、明後日軍事アナリストの小川和久氏と元日本テレビ政治部長の菱山郁朗氏を、二子玉川のホテルでお引き合わせして会食を楽しむ予定だったが、止むを得ずキャンセルせざるを得なくなったことである。陽気の良くなる桜の季節に改めて会食を持とうとご了解をいただいたところである。

 どうも今日はおかしな1日となってしまった。

2025年1月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com