6459.2025年1月18日(土) 受験生にとって厳しい入学共通テスト

 今日は全国的に大分寒いようで、外出するのもつい手控え勝ちになるが、昨日、一昨日の2日間東京医療センターと慶應病院で診察を受け、その報告方々通いつけの整形外科へ出かけ診察してもらった。今気がかりなのは、心臓の不整脈と昨年暮れに鉄分不足と診断されたことである。そのため一応薬を毎朝服用している。

 さて、この寒さ、しかもインフルエンザが流行している中で、今日大学入学共通テストが行われた。今日、明日と2日間に亘って行われる。全国で約50万人の受験生が試練に挑戦する。今年は新しい学習指導要綱に従い、出題教科や課目が昨年までとは変更になり、ともに増えたようだ。今日は文系教科、明日は理系教科のようだが、明日は理科、数学、「情報」が行われるようだが、この新たに追加された「情報」というのがよく分からない。況してや受験生には初めてのことでもあり、概念も分かり難いのではないだろうか。

 今日の朝日夕刊に昨年の能登半島地震に遭った輪島市の女高生が、受験を前にして受験どころではないと思い、一度は受験を諦めようと思ったとその時の彼女の悩みについて書かれている。その時マイナス思考を切り替えることが出来たのは、避難所で幼い子どもたちと無邪気に遊んだことだったそうである。試験日前日に車で7時間かけて金沢市内で入学共通テストを無事受験でき、志望の大学に入学して、将来は子どもたちの教育に携わりたく小学校の先生になりたいと希望を述べている。彼女のケースは、彼女自身の気持ちも強かったのだろうが、見事に気持ちをプラス思考に切り替え、立ちはだかった壁を乗り越えることが出来た。立派だと思う。

 我々の受験生時代には、こういう共通一次試験のようなテストはなかった。受験する各大学でその大学のテストを受けるだけだった。受験生が例年のように寒空の中で列を作り大学の入り口前に並んでいる姿には、つい頑張れ!と声をかけてあげたい。

 この寒さは、アメリカの首都ワシントンでも同じようだ。明後日に控える大統領就任式を前に、当日の気温がマイナス9℃とかなりの寒さが予想されることから、トランプ次期大統領は宣誓式と就任演説を屋外ではなく、連邦議会議事堂内で行うと明らかにした。ウクライナ侵攻で関係がこじれているロシアからは、ロシアを代表する政治家は誰も出席しない。2日後には、アメリカ合衆国も問題児トランプ氏が大統領の座に再び就く。就任翌日には、シカゴ市内の不法移民を強制的に排除するような発言をしているが、アメリカも自業自得とは言え、このような大統領を奉ることによって、世界中から警戒の目で見られ、友好的な国同士との国交関係に傷がつくのではないかと懸念される。

 日本の対トランプ外交については、石破首相をはじめ、政府から一向に方向性が示されないが、そろそろ態度を明確にしないと反ってトランプ氏に意地悪をされるような気がしている。

2025年1月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com