トランプ前大統領が次期大統領に決まり、来年1月から再びホワイトハウスに詰める。大統領選の結果は、トランプ氏295に対してハリス氏は226の獲得票だったので、トランプ氏が確実に選挙人票を獲得した。ハリス氏も敗北を認めた。トランプ氏が勝利したことを受けて、ハリス氏はトランプ氏に電話で祝意を伝え円滑な政権移行を約束した。ハリス氏は「結果を受け入れるのが民主主義」と語った。この辺りの対応は、4年前敗北がはっきりした段階で、敗れたトランプ氏は投開票にイチャモンをつけ、開票に不正があったと騒ぎ立て、選挙のやり直しを求めて敗北を認めようとせず往生際の悪さを曝け出したが、これに比べてハリス氏は敗北を素直に認め、相手に祝意を贈った行為は、当然であるが、トランプ氏とハリス氏の人間性の差を感じる。今後こういう対応を取るなら、少しはアメリカ国内の露骨な「分断」の動きを抑えることが出来るのではないかと思う。
トランプ氏当選の方を受けたロシアのプーチン大統領は、水面下で祝意を伝えたと報道されたが、これでロシアとしてはウクライナへの軍事支援削減が期待出来るし、トランプ氏は交渉可能な相手だとコメントを述べた。
そのウクライナ戦線へ駆り出された北朝鮮からの派遣兵士たちの間で、恐れていた戦死者が初めて出し、今後も引き続きロシアは北朝鮮軍兵士を増派するだろうとウクライナはコメントした。
一方、トランプ氏の当選を冀っていたイスラエルは、その実現に嬉しさを隠し切れないように、ネタニヤフ首相は、「ホワイトハウスへの歴史的復帰は、アメリカの新たな始まりであり、イスラエルとアメリカの同盟を力強く再確認するものだ」とコメントした。
各国は思惑を込めて見解を述べているが、保守化の傾向を強まりつつあるアメリカ国内の声を受けたトランプ政権との外交関係は、中々一筋縄ではいかないようだ。
さて、今日も慶応病院で大腸の内視鏡検査を受けた。当初は大腸にポリープがあるので、それを切除するということだったが、今日担当してくれた医師は内視鏡検査の結果、きれいな大腸だということで詳しくは明日説明するということだった。昨晩から食事も摂らず、昨晩と今朝にかけて2リットルもの溶解液薬を苦痛の内に4時間近くかけて服用したが、何となく虚ろな感がした。帰路は何を食べても大丈夫と言われたので、タクシーで帰り自宅近くのうなぎ屋で食べてみたかったうな重に一直線だった。明朝病院で説明を受けてすっきりすることだろう。