遂に昨日アメリカ大統領選の投開票日がやって来た。アメリカは国内でも時差があるので、各地で開票を急いでいたようだが、日本と違いその日に結果が分かるということはない。それが今日アメリカのプレスが、トランプ氏の当選確実を伝えた。本人は早くも演説中に「勝利宣言」をしたとメディアは伝えていたが、今日夕刻にトランプ氏が正式に「勝利宣言」を行った。
イギリス、フランス、イタリア、EUの首脳や、ウクライナのゼレンスキー大統領、イスラエルノネタニヤフ首相らからも早々にお祝いのメッセージが届けられている。接戦と言われ続けていたので、もう少しハリス氏が善戦するかと思いきや、アメリカ・ファーストを主張するトランプ氏はしたたかだった。これでアメリカは、自国優位策を主張し、実行していくのだろうか。逆の意味でトランプ氏の大統領復帰はさまざまな問題を世界にもたらすものと思う。日本政府も日米同盟強化と同時に、沖縄における不平等な日米地位協定改定を検討していたが、トランプ氏には通じないのではないだろうか。案の定円が下がり、典型的なドル高円安の兆候が見えて来た。この先が心配である。
大統領選とともに行われた連邦議会選でもトランプ氏の共和党が過半数を獲得する見通しとなったようだ。日本には厳しい対応を迫られそうだが、トランプ氏にとっては我が世の春になりそうだ。私個人は、ひたすらハリス氏の大統領当選を願っていたが、その希望も潰えた。残念である。それにしてもアメリカ国民はどうしてこのようなウソツキで乱暴でわがままで自分本位な人物を国家のリーダーに選ぶのだろうか。アメリカ人の国民性が益々分からなくなった。
さて、今日は慶應病院の診察のために院内であっちへ行ったりこっちへ行ったりのうえ、待ち時間も考えると7時間近くも病院内にいたことになる。そもそもの原因は、昨日電話で明日のポリープ切除は下痢状態のままで大丈夫かと確認したかったからである。今日医師と話し合うことになったが、そんなに安易に決められないらしく新たな内視鏡検査を行うことになってしまった。これまで便が黒っぽくなったのは、大腸より上部にある食道、胃、十二指腸から若干血液がもれて便に混ざって黒い便が出たからではないかということから、明日の大腸のポリープ切除の前に、その上部を内視鏡で検査して、発見されれば切除するということになり、明日その内視鏡検査を行うことに決まった。そのため明日の大腸ポリープ切除は、1日先延ばしにして明後日にて、更に明日の結果を説明したいということから、その翌日土曜日に結果を聞きに病院へ行くことになった。今日から4日間連続して慶應病院を訪れることになってしまった。
とにかく煩わしい話ばかりになって些か辟易している。そのせいで、ダブってしまった予定を変更しなければならなくなった。しかし、この一連の処置が済まなければすっきりしないので、1日も早くこの憂鬱な時間から抜け出したいものである。今晩から明日の検査までは食事も摂れないが、気持ちを切り替えて明日は笑顔で病院へ向かうようにしたいと思っている。
今日ほっこりする話題は、富士山に初冠雪があったことである。観測史上最も遅い初冠雪だそうだ。映像で観てもやはり山頂に雪を被った富士山は絵になる。