冒頭から尾籠な話で恐縮である。一昨日の本ブログにも記述したことであるが、相変わらずお腹の具合が良くない。夜中に何度も排便したり、さほど時間を置かない内に便意を催したり、これでは長い時間外出も出来ない。更に今回の便意とは別にこの1か月間は、便が黒ずんで気にしていた。7日には慶應病院で大腸のポリープを切除する手術を受けることになっている。そこで月曜日にかかりつけの内科医院に相談に伺ったばかりだったが、症状が悪化しているので、今日改めて医院に伺って実情を話して相談に乗ってもらった。医師も便意が頻繁であることと、便が黒ずんでいることを気になされて、黒い便は腸内で出血して便と混じって黒くなった可能性があるので、便を精密検査する必要があると仰り、お尻に検査棒を入れてそれを検査するので、結果は明日になるということだった。更に血液検査をして明日午前中に再び内科医院を訪問することになった。
月曜日には、便を和らげる効果のある酸化マグネシウムの一種「マグミット錠」の服用を控えて、新たに整腸剤「ラックビー」を飲むようになったが、今日は更に腹痛や頻回の下痢、便に血が混じるなどの症状に効果のある「ホスミリン錠」を就寝前を含めて1日4回服用するようアドバイスされた。明日の検査報告を検討し、症状がまだ続くようだったら、7日の手術の延期もお願いしなければならないかも知れない。食欲も進まず、精神的にもちょっときついが、これも天の試練だと自分自身に言い聞かせて乗り切るより解決の手段はない。それにしてもこんな症状に罹ったのは初めてである。今は回復を願いながら、静かに医師の診断、アドバイスに従うだけである。
さて、私的で少々品がない話題を少々変えよう。これもあまりすっきりした問題ではないプロ野球界の話である。今対戦中のプロ野球日本シリーズのTV中継放送で密かに話題となっていることである。
昨日決着が付いたワールド・シリーズ(WS)がアメリカはもとより、日本国内でも熱気を呼んで活躍した大谷翔平選手や、山本由伸投手、そしてドジャース・ブームの到来が日本中を席巻していたかの感があった。NHKでは全試合放映したし、フジTVでも何試合かを中継していた。このWS人気にひがんでイラついたのか、プロ野球界を統括する日本野球機構(NPB)が今年の日本シリーズへの関心と人気をWSに横取りされたと勘違したような対応を、理不尽にもフジTVに対して行い一時取材パスを回収し、出入り禁止処分を課した。
それは先月26日日本シリーズ第1戦が他局で中継された時間帯に、フジTVがその日の朝行われたWS第1戦のダイジェスト番組を放送したことに始まる。30日も日本シリーズ第4戦と同時刻にWS第4戦のダイジェスト番組を流し、昨日の日本シリーズ第5戦ではテレビ朝日が中継した時間帯に、フジTVは午前中生中継した優勝決定のWS第5戦のビデオを流し、「MLBワールドシリーズダイジェスト」という2時間番組を打ったことにNPBがイチャモンを付けたのである。
NPBの言い分は、「12球団、中継局、スポンサーなどが一体となって日本プロ野球のコンテンツの価値の向上、野球ファンの裾野拡大に努めてきた中で、フジテレビのワールドシリーズに関する中継方針は、日本シリーズの価値やプロ野球を取り巻く関係者と団体が築き上げて来た信頼関係を棄損する行為である」として一時フジTVのプロ野球中継を止めさせたとみられる。NPBが激怒したと言われているが、どうも大人げない主張だと思う。人気をWSに奪われたと誤解して日ごろ世話になっているテレビ局に八つ当たりしているとしか思えない。そんなことより日本のプロ野球界がWSに負けないよう力と人気を向上させるよう努めるべきではないだろうか。どうも肝っ玉が小さすぎる。