6285.2024年7月28日(日) 「コロナ」第11波となって再び流行

 新型コロナ・ウィルス感染から一応解放されたが、その後痰や咳が出て倦怠感もあり体調は万全とは言えない。一昨日医院で咳止め用の薬をもらい1日3度服用しているが、相変わらず咳は止まらない。医師は日本でコロナが再燃していると話されたが、昨日の厚生労働省発表によると最近の感染者数は第11波と呼ばれ、第9波(2023年夏)や第10波(23年24年冬)のピークを超えたというから恐ろしい。公式発表が出ているにも拘わらず、その重要な情報を一般の国民が充分承知しているようにはとても思えない。例えば、電車・バス車内、歩行者や、人混みの中でもマスクを着用している人が、第10波に比較して極めて少ないことである。これは厚労省、各自治体とメディアの責任であると思う。医師らが警戒を呼び掛けている時に、メディアなどではコロナ再発、コロナ警戒についてそれほどPRしているように思えない。感染ウィルスとしては、新たに「KP3」という新たなウィルスが流行っている。地方別にみるとトップ3の佐賀、宮崎、鹿児島ら九州勢が占め、北海道、東北にはまだウィルスがそれほど再襲来していない。

 しかし、コロナが再流行の兆しを見せている現状から、厚労省としてもマスク着用他の警報を発令すべきではないかと思う。

 コロナが再流行しつつある中で、厚労省は一昨日「簡易生命表」なるものを公表した。コロナ感染により日本人の平均寿命は、このところ一時的に短くなっていたが、3年ぶりに前年を上回ったようである。女性は前年に比べて0.05歳伸び、87.14歳となり、世界でも1985年以来長寿1位の座に留まっている。一方男性は、前年より0.04歳伸びて81.09歳となり、世界で第5位である。男性は4位のオーストラリア、女性は5位の韓国を除いて、男女とも上位5位内にはヨーロッパの国々が入っている。トランプ前大統領が、自慢するアメリカはこの点でもヨーロッパや、日本に見劣りしている。やはり国が安定して、文化が高い国が安心して生活出来るということであり、それこそが人類の願いであることを表している。

 さて、パリ・オリンピックが開幕し、各競技が行われるようになった。52年ぶりに金メダルを狙うと言っていた男子バレー・チームが、昨日惜しくもドイツに敗れてしまった。同じくNBAで活躍の八村選手らを加えて過去最強チームを作り上げたバスケット・チームも、接戦の末ドイツに敗れた。しかし、女子柔道では開幕戦の48㎏級で早くも門田夏実選手が金メダルを獲得した。残念なことには、兄の一二三選手とともに兄妹で五輪連覇を期していた、52㎏級の阿部詩選手が2回戦で一本負けを喫して敗者復活戦にも回れなくなってしまった。その分兄の責任が重くなってしまった。兄が期待に応えて東京大会に続いて連覇されるよう願っている。

 開会式前に南米1位のパラグアイを撃破した男子サッカー・チームは、予選リーグ第2戦でアフリカのマリに1-0で勝ち、早くもベスト8でトーナメント戦に進出したことがビッグニュースとして伝えられた。

 これから各競技とも少しずつその力を発揮してくれると思うが、何せ7時間の時差があり、テレビを観ながら応援出来ないことが忌々しい。

2024年7月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com