6279.2024年7月22日(月) 衝撃! バイデン大統領、選挙戦から撤退

 日本時間の早朝、アメリカのバイデン大統領が来る11月の大統領選から撤退することを表明した。後任の候補者にカマラ・ハリス副大統領を支持すると語った。このところ連日のように民主党内から高まる撤退要求の声と、自身の健康問題にこれ以上選挙戦を戦うことに限界を感じたのだろう。バイデン氏は、「私が選挙戦から退き、大統領としての職務に専心することが党と国の利益にとって最善だ」と述べた。先日の第1回テレビ討論で対抗馬のトランプ前大統領に対して、バイデン氏は老いを晒し、そしてその後コロナに感染するという健康面で踏んだり蹴ったりの状態だった。トランプ前大統領は、‘Make America great again!’と叫びながら、相も変わらずバイデン氏を露骨に非難、中傷し、「わが国史上最悪の大統領として語り継がれるだろう」と悪口はエスカレートするばかりである。他人に対してこれほど公然と悪口を言う人間はあまり知らない。彼は自分がどう思われているかをまったく考えていないようだ。トランプ氏暗殺未遂事件以降結束力が高まったトランプ陣営、及び共和党に対して、とかくゴタゴタが続いていた民主党が、今後正式に誰を民主党候補者に選出し、トランプ氏と戦うのだろうか。ハリス副大統領はバイデン大統領の支持を得て、やる気満々である。バイデン大統領から支持をいただいたことを光栄で、必ず指名を勝ち取ると決意を語った。彼女は、父がジャマイカ、母がインド出身の移民2世として育ったが、カリフォルニア州司法長官を務めてから中央政界にその存在感を示し、若年層や黒人層の取り込みが期待されている。

 しかしながら、一部にはハリス氏ではとてもトランプ氏には勝てないとの声が民主党内外にある。しかし、これまでバイデン氏だけに絞って選挙戦を進めてきただけに、決戦前4か月もなくなった今になって新たに勝てる候補者を選出するのは、かなり難題である。来月開催の民主党全国大会で、果たして誰を民主党候補者として正式に指名するのだろう。これから当分この話題が注視されることだろう。

 さて、そのアメリカで今最も注目を浴びている日本人は、MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手であろう。その大谷選手が、5日前のオールスター戦で初めてホームランを放ち話題になったが、ペナント・レース後半に入りいつも通り活躍している。今日も早速リーグ・トップの30号ホームランを打ち、日米通算250号へあと1本と迫った。優勝できるチームで活躍したいと願い、7年間在籍したエンゼルスから今季ドジャースに移った大谷選手にとっては、思惑通りドジャースはナショナル・リーグ西地区で、現在2位に8ゲーム差をつけ、首位を独走中であり、大谷選手の夢であるワールド・チャンピォンの願いが叶えられる期待が高い。MLBでは他にも多くの日本人選手の活躍が目立ち、昨年のWBCで優勝したこととも相まって、日本の野球のレベルが本国アメリカに今では引けを取るものではなくなったように感じている。

 それにしても今日も暑い。東京都内の最高気温は36.6℃で今年最高となった。山梨県甲州市と勝沼市では、全国で最高の39.6℃だった。

2024年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com