6183.2024年7月17日(水) 高齢者を苦しめる医療保険料大幅引き上げ

 昨日今年度の後期高齢者医療保険料額決定通知書を世田谷区役所から受け取ったが、前年度に比べてあまりにも高額な引き上げ額に驚愕した。昨年国会で高齢者医療保険料の引き上げが決定したので、薄々引き上げの連絡が来ることは予想していた。だが、それにしても昨年までの支払い額の2.6倍にもなる大幅な保険料の引き上げ額には素直には納得し難い。高齢者を苦しませるような一気に大幅な保険料引き上げを、どうしてもう少し段階的に引き上げることが出来ないのだろうか。医療費の中でも、特に高齢者にかかる医療費が高額であることは承知していた。それでも人生も残り少なくなった後期高齢者の懐具合は、全員が豊かであるわけもなく、ほとんどの人は無理して支払いしているのではないだろうか。しかし、こればかりは法律で決まってしまったので、何としても支払わなければならない。老い先暗い人生となるかも知れない。

 嫌みの一つでも言っておきたいのは、社会保障関連費用が年々増え続けてその経費が、年金受給者である後期高齢者にしわ寄せされたことである。後期高齢者に負担を押し付ける以外に、高齢者の負担を軽減するために、他の予算を削減することは考えなかったのか。例えば、どうして憲法が禁じている防衛費なぞを倍々ゲームのように年々増額するのか。社会のためにこれまで働いてきた高齢者に対するよりも、国家の防衛のための、当面無駄なミサイルや、弾薬などの防衛予算を増額することに目が向いている。しかもその自衛隊は、無駄な経費の使用や、企業からの贈賄などのスキャンダルが明らかになったばかりである。その他にも敵基地攻撃能力整備のための経費支出が、後期高齢者の健康問題などよりよほど大切だと思っている戦争を知らない世代の政治家が考えることが、罷り通っているのだ。少しおかしいのではないか。

 さて、クレジット・カードというのは、いやはや中々分かり難いないものである。今日「VISA」の日本法人「ビザ・ワールドワイド・ジャパン」に公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査に入った。「VISA」カードはクレジット・カードの世界最大手で、国内のシェアも50%と言われているが、「VISA」カードは国内では三井住友カード㈱が一手に取り扱っていると思っていた。実は、今月初めに「VISA」カードについて三井住友カード㈱とひと悶着があり、クレームを申し入れたばかりである。会社側にあまりにも不誠実、かつ理不尽な点があり、そのやり口を本ブログにも書いた。会社宛てに手紙を書き、先般電話で回答をもらったところである。つい今まで「VISA」カードは国内では同社が発行しているものとばかり思っていたが、NHKニュースによると三井住友カードは「ビザ・ワールドワイド・ジャパン」の意向を受け、国内金融機関筋として「VISA」カードを発行しているが、手数料の件で不当な行為を行ったようだ。今日もメールでVISA、ETCの解約予告なる連絡があったが、先日完全に解約したことを確認しますと言い、同社員と一緒に電話で声を合わせて不躾に送って来たETCカードを廃棄処分したばかりである。ETCなんて車を所有しない者にとってはまったく無意味である。6年前に免許証を返納した私には全く関係ない。その使いもしないETCカード送ってきたのである。まったくよく分からないカード会社である。これからも気をつけなければいけない。

2024年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com