6264.2024年7月7日(日) 東京都知事に小池百合子氏3選

 今日は、夏のお祭り七夕である。我々夫婦が2日間を挟んで婦唱夫随のコロナ感染者になってしまったが、慶應の後輩で歌手・藤山一郎さんの甥に当たる増永基文氏から今日受け取ったメールによると、1年前慶應病院で奥様の子宮がんが見つかり、手術日も決まったらしい。ところが、手術前のオリエンテーリングが決まり、そこへ出かけたところでコロナ感染が発覚し、即入院手続きが取られ、10日間の入院中は何の心配もなく無事退院できたそうだから、まずはめでたしめでたしというところだろうが、それにつけても油断も隙もならない。

 昨日からコロナ感染に対する処方箋を新たにいただいたが、今朝服用した薬の数を合わせると何と18種類の薬を間違わないよう飲まなければいけない。困ったことには、喉が痛むので薬を飲んだり水分補給すると喉が痛むのである。当分の間喉の痛みに悩まされそうだ。

 さて、イスラム教国のイランが一昨日の5日に大統領決選投票を行った結果、意外にも欧米対話路線を目指す改革派のペゼシュキアン氏が、勝利した。イランが欧米からの経済制裁の影響を受け、経済的に立ち遅れたことを反省し、方向転換を図り珍しく決選投票で敗れた保守強硬派のジャリリ氏も国の再出発のためには、協力すると言っている。ただし、この国の理解し難いのは、最高指導者としてハメネイ師が大きな権力を握っていることである。加えて欧米との路線修正を心掛けてはいるが、アメリカは大統領選を控え、イギリスは保守党のスナク政権が下院議会選で完敗し、フランスも解散総選挙に出てマクロン政権が完敗する状態である。家庭内で火事が起きている時に、いかににじり寄られても直ぐには対応出来ないだろう。そもそもイランと米英独仏中ロの6か国の間で核合意書を締結していたが、2017年にミサイル発射実験を行ったことに対してトランプ大統領が激怒して、核合意から離脱して以来、欧米諸国とイランの外交関係は途切れ対立しがちで、イランへの経済制裁が続けられていた。イランもついに背に腹は変えられなくなって、外交スタンスを変更する時期に至ったか。

 ところで、今日最大のイベントである東京都知事選の結果は、投票締め切りとなった午後8時の10分過ぎには小池知事の三選が決まった。まだ正確な数字は分からないが、意外だったのは、小池氏に続いて次点に、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が、小池知事と蓮舫氏に間に入り込んだことである。いずれにせよこの次の知事も小池百合子氏に決定したが、どうも学歴詐称問題が解決していない中で、よくぞ立候補し、ライバルを退けて当選したものである。刑事告訴もされているので、これから小池知事は得意の弁舌で切り抜けようとしているが、どういう結果になるだろうか。

2024年7月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com